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珈琲日記

2013年、アメリカの西海岸へ短期留学した時に買ったお土産の珈琲が豆のままだった。
仕方なく手挽きのミルを買ってきたところから、私の珈琲豆探しの旅が始まった。

ごり、ごり、ごり、
と、ミルで豆を挽いている時の香ばしい香りがたまらなく好きだ。
むしろ飲むよりも好きなくらいだ。
毎朝寝ぼけ眼でごり、ごり、としながら、漂い始める珈琲の香りで目を覚ましている。

珈琲豆を書い始めた当初は、某シアトル系コーヒーショップや某輸入食料品店といったところで買っていた。
しかし次第に、豆を売っていそうな喫茶店や珈琲の専門店を見つけると、ふらりと入って買うようになった。

「珈琲日記」は私が街で見つけた店にふらりと入って買ってみた珈琲豆を、挽いて、淹れて、飲む、ただそれだけの記録である。

個人の主観※で書いているが、読んだ人にとって少しでも新しい豆との出会いのきっかけになれば嬉しい。


※ 2015年に訪れたイタリアで苦い濃いエスプレッソに出会い、それからは苦い濃い珈琲が大好きである。(マキネッタが欲しい、酸味強い系はちょっと苦手。)


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