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【感想】RIDE ON TIME SixTONES デビューまでの8カ月の軌跡

SixTONESのファンになって数ヶ月、何度もお勧めされたが見ていなかった番組をようやく見た。

連続ドキュメンタリー「RIDE ON TIME」
シーズン2エピソード9 - 「SixTONES~デビューまでの8カ月の軌跡」episode1 6つの原石

この番組、めっちゃ泣けますと言う感想をたくさん見かけたので心して見たが、正直な話、視聴中一回も泣けなかった。書くことで理由を整理したいと思う。一回見ただけで繰り返し視聴して内容を確認はしていないため、記憶違いの部分があるかもしれないが、ご了承ください。

素直な気持ちを書いたので(6人へのdisやsageでは無いです)感動して泣いた!という感想に水を刺されたく無い人はブラウザバックしてください。
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もし読んでも良いよって人は最後まで読んで欲しいです。







序盤から繰り返し「なかなかデビューできない」という話がされるのだが、すでにSixTONESには固定の熱いファンが多くついており、魅力的なオリジナル曲もある。立派な衣装も持っている。綺麗なスタジオでレコーディングができる。なのに”自分たちのCDをリリースする事だけが許されない=デビューできない”と言う状況が腑に落ちず「なんでCDだけだめなの?」という疑問がずっと頭の中にあったため、番組側の感動ポイントであろう場面に感情が昂らなかったのかもしれない。
客観的に見てデビューできない理由がわからないのだから、本人たちはもっと意味がわからなかったのではないか。この「なんで?」の回答について自社制作の番組なのに一切説明されていないのもモヤモヤするポイントであった。(ネット検索すればなんとなくの事情は推察できたが見ている間はずっと疑問であった)

私はSTARTO ENTERTAINMENTをはじめとする男性アイドル業界に関しては無知だが、女性アイドルは好きでいろんなグループを追ってきた。下積みといえば、CDショップに置いてもらえないから街中で手売りをする、インストアイベントで客が数人しか居ないところでライブをする、ワゴン車で車中泊しながら全国を回ってストリートライブをする、衣装を手作りする…と言うようなエピソードを想像してしまうので、数万人のお客さんがいる場所でライブをしていて、CDを出せないだけで「悔しい辞めたい」という気持ちになる事が分からなかったのかもしれない。これは私の共感力の欠如なのだろう。
共感力が無いなりにその理由を考えると、「CDを出せない」について、明確な理由が提示されないことが悔しさに繋がったのでは無いだろうか?例えば「ライブ動員が1万人を超えればCD出せます」「YouTube再生回数が100万回超えればCD出せます」みたいなハッキリした理由があれば努力のしようがあるし、ダメだった時に諦めもつく。それがなくモヤ〜〜〜っとした状況のまま目標に辿り着けず5年も経っていることが彼らを苦しめたのではないか。

さて、それでも何年も続けた理由について6人が口を揃えて「他の5人が居たから」になるのは大変エモポイントである。いち新規ファンとしては6人の個性の強さが惹きつけられる部分なので、その個性がバラバラな6人で活動を続けてくれているのは本当に幸せなことだ。ありがとう、感謝でしかない。あれ?視聴中は泣けなかったが、今改めて『音色』を聞いてダバダバと泣いています。

一人で生きられない
わけでもないのに この道選んでる
目に見えない絆や 運命だとか
信じざるを得ない今がある
出会えただけで 特別な毎日
あぁこうして 僕らは今 歌ってる
たまたまじゃなくここに着いた
変わらなくずっと歩いて来たんだ
ほら君とだったら どこへだって行けそう

初聞の時は抽象的な歌詞だなぁなんて思っていたが、彼らのストーリーを知った上で聞くと涙腺大崩壊ソングである。

だって、年齢的にもまだ全然違う道を選ぶことができたではないか。地元帰って就職して結婚したりとかさ、納得いかない待遇(のように見えた)をする事務所を移籍して個人の目標に向かうことだって出来たはずだ。この年齢でそれなりにスキルや目標持ってるのもすごい事だし、オーディションに合格するなど結果も出している。

それでも、努力じゃ打破できない状況でも投げ出さずにアイドルを続ける理由が6人の目標があるからであり、その場に居続けられるのは他の5人の存在があるからなんて、それはもう泣いちゃうじゃない?普通に生きててそんな人に出会うことあります?
ファンは非力だ。テレビやスマホの画面から、雑誌誌面から、客席から、彼らを見守ることしか出来ないだなんて。
彼らの絆は彼らのものだ。

ただそれでも、例えばSNSひとつの呟きが彼らの支えになるのであれば、私は0.1mmでも彼らの支えになりたい。
ファンでいさせてください。

書きはじめとずいぶんテンションが違う激重記事になってしまったが最後まで読んでくれた稀有な方はありがとうございました。

RIDE ON TIMEのシーズン4の方には大好きなレコーディング風景や振り入れなど貴重映像がてんこ盛りで堪らないキュンポイントなんかもあったので、好きな場面なんかをピックアップした記事をそのうち書くかもしれないし、書かないかもしれない…です!


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