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桂枝雀さんの英語落語。


こんにちは。
いつもお読みくださりありがとうございます。

私は落語が大好きで、江戸の人間なので江戸落語なんですが
子供の頃から聞いてきました、今でもほぼ毎日聞いています。
好きな噺家さんはほぼ故人なんですが、なかでも落語を「英語」で演じる噺家さんがいました。
桂枝雀さんです。
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
あまり上方落語は聞かないのですが、なぜかこの枝雀さんが大好きでよく聞いてきました。
で、久しぶりに英語落語を聞いたんです。

CDなので音源だけなんですが、聞いてピン!と来ました。


これ、すんごく勉強になるじゃん!!


って。
こう言ってはなんですが、決して文法きっちりの英語ではありません。
ご本人もおっしゃってたように「ブロークン英語」です。
でも、


限られた時間の中で、外国人にどう「落語」を楽しんでもらえるか、英語で話すにはどういう表現が合っているのか


という、表現力を兼ねた英語の勉強に役立ちます。
リンク貼ったCDは『愛宕山』『時うどん』の2席です。
何の情報もなしにいきなり「英語」で聞くのもよし。
いや、まず「日本語」で内容を知ってから「英語」で聞くもよし。
いやいや、純粋に落語が好きだから、日本語でしか聞かない、でもよし。
ただ、全編英語ではなく、ところどころ日本語は入っています。
いわゆる「緩急つける」ってやつです。
なので、力まず楽しんで「落語を聞く」ことをおススメします。

20年前に気づかなかった勉強法を発掘して、今はこの枝雀落語しか聞いていません(^^;
…っていうか、気づくのが遅すぎですよね…

また、『落語で英会話』という本もありますので、こちらもリンク貼っておきます。
私が調べた限りでは、どうやら絶版になっているようです。

こちらは、枝雀さんが語ったものそのままの口調で綴られていて、しかも横書きなので、ちょっと読みづらさを感じるかもしれません。
今こちらも読み返しているんですが、20年前とは全然違う視点で読めているので、ものすごく勉強になってます。

あくまでも、勉強法の1例ですので、ご参考までに。

月泉

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