Neko Hackerが好きって話
Neko Hackerが好き
Neko Hackerという音楽ユニット?が大好きです。
ジャンルでいえば“エレクトロポップ”が該当するのかな。
ご本人らは、ご自身の音楽を「Kawaii Future Rock」と表現されてますが、まさに!という感じ。
最高にキラキラしてて可愛くて、未来感、サイバー感がありつつ、
それでいてギターやリズムがめちゃくちゃ心地いい。
どの曲を聴いても「うわ~当たりだ!」と思います。
大体アルバムなんかを買っても、中にはそんなにツボに入らない曲ってのも、数曲はあるもんかと思うんですが、
Neko Hackerに至っては、本当にハズレ曲がないというか。
来る曲来る曲ぜんぶ当たりって感じ。
1曲1曲のサウンドが物凄く豪華というか……。
系統の違う曲もあったりしますが、
「くいしんぼハッカー」とか「Chocolate Adventure」なんかは、
むか~しの(今もあるのかも?)女児のファンシー文具みたいなキラキラ感を感じます。
ありったけのカワイイ、キラキラを詰め込みました!て感じ。
とにかく色んな種類の音が盛り込まれていて、
「あ~耳が幸せ、贅沢だな~……」て気持ちになります。
で、そのように単純に「ただただ曲が好き!」てのが一番ではあるんですが、
それ以外にも「好きだな~」と思うところがあるので、
そこについて書いておきたいなと思いました。
遊び心があるところ
曲そのものも、ポップで可愛くて……って、遊び心の詰まったものだなぁと思うんですが、
それ以外でも、活動全般を通して遊び心に溢れていて、そんなところが凄く好きです。
常に「今度はこんな新しいことするんだ!」ていう、ドキドキ、楽しさを届けてくれる。
そもそも男性二人組なのに、Neko Hackerのユニットのビジュアルは
猫耳付きの美少女ふたりっていうのも、面白いですよね(笑)
一番「遊び心あるなぁ!(笑)」と思ったのは、
毎年(ファン歴長くはないですが、好きになって以降は毎年漏れなくのはず……)M-1に出場されてること(笑)
なんで(笑)
大阪がご出身のようなので、そのせい?そのお陰?なんでしょうか(笑)
しかも毎年「M-1に出るので、暫くの間、音楽活動を休業いたします」的なツイートを律儀にされていて(笑)
毎年そのツイートがタイムラインに流れてくる度に、心の中で「おもろ~(笑)」てつぶやいてます。
“有言実行”なところ
先のM-1の話にも通ずるところがあるんですが、
先ず「こうこうこういうことをやります!」て宣言するところが、むちゃくちゃカッコいいな~と。
昨年『After The Rain』という曲をリリースされてるんですが、
その曲をリリースされる前に、「最高の一曲を創るために、暫くは制作活動に専念します!」て、
これまたツイッター等で大々的に宣言されたんですよね。
それを見たときにむちゃくちゃビビったというか、「すげーな!」と思いました。
「最高の一曲」なんて、自分らでめちゃめちゃハードル上げるやん!て。
でも実際それで素晴らしい曲を上げてしまうんだから、超すごい。
学生時分はむしろ、こういうのって“無言”実行の方がカッコイイと思ってたんですよね。
しれっとやってのけて、後から「実はこんなことやってたんです」て明かす方が。
もちろん無言実行も実行してることには変わりないので、カッコイイにはカッコイイんですが、
でも大人になるにつれ、有言実行の偉大さ、カッコよさを痛感するようになりました。
なんも言わずに始めてしまえば、上手くいかなかったときにも明かさなければいいわけで。
宣言しちゃったからには、ハードルも上がるし、
「やり遂げなきゃならん!」て、自分で自分にプレッシャーを掛けるようなものですよね。
その上で“実行”まで持っていくのは、本当にカッコイイな~と思います。
バーチャルライブ
これも先の2点に合わせて、「〇〇なところ」としたかったんですが、いい言葉が思い付かない……。
強いて表現するなら「新規性」?
常に「新しいものを創ろう!」というような気持ちを感じるところでしょうか。
コロナ禍に入って、オンラインライブ?というのでしょうか、
配信でのライブが一気に盛んになったかと思いますが、
そんな中でNeko Hackerもバーチャルライブなるものを開催されたんですが。
正直、Neko Hackerに限らず、配信ライブが盛んになってきた頃から、
「配信ライブって楽しいんかな?」て思ってたタイプなんですよね。
「生で観るから意味があるんじゃないの?」「配信で観て楽しいもん?」って。
でもNeko Hackerのバーチャルライブは未だに鮮明に覚えてるくらい、すごく感動しました!
何が良かったって、バーチャルライブならではの、
バーチャルライブであるからこそ意味のある構成になっていたところです。
ライブ本編に至るまでがストーリー仕立てになっていて、
最初は本当に何にもない真っ新な空間に、Neko Hackerの女の子のキャラクター2人だけがポツンといて、
その状態からライブパフォーマンスが始まるんですが。
曲の合間合間にストーリーパートが挟まっていて、
そこから「もっとアレコレしたいよ~」となり、
Amazonでモーションキャプチャ用のグローブを注文したりして(笑)、
最初はキャラクターたちの動きも、音楽に合わせて揺れるぐらいのものだったのが、
バーチャル空間でもギタープレーを忠実に再現できるようになり……。
色んな機材を手に入れ手に入れ、パフォーマンスのクオリティが上がるごとに、
最初はただの真っ新な空間だったのが、徐々に徐々に立派な“ステージ”が組み上がっていって。
でもって、最後はレーザーもビュンビュン飛んでるようなステージで、
リアルタイムで連動しているモーションキャプチャでの、超絶ギタープレーも拝めるようになるという……。
何にもない空間から、短時間で一気にステージが組み上がっていって、
パフォーマンスもめちゃくちゃ精緻なものになっていってって、
バーチャルの良さを存分に活かしまくった、逆にバーチャルでしか出来ないライブだったからこそ、
「配信ライブって楽しいの~?」と思っていた自分も、むちゃくちゃ素直に感動しました。
単純に出る曲出る曲大好きなんですが、そういう遊び心だったり、
常に新しいものを開拓していく活動そのものというか、その姿勢というのか……。
そういう在り方がすごくキラキラしていて、
素敵だなぁ、カッコイイなぁと思いますし、一人の大人として憧れます。
自分もこういう大人で在れるよう、遊び心というのか、
純粋に「楽しい!」と思う気持ちを忘れないようにしたいな~と思います。