今の作品づくりの感覚は。
久しぶりに。
お風呂に入りながら考えていたこと。忘れないように。
今自分がやっていることについて。
結果から言えば、家庭料理みたいなものなんだ。たくさんの意識と無意識の組み合わせがベースにあって、例えば私は写真を撮るのだが、写真を学びはじめの頃はシャッタースピードや絞り値、光や影やたくさん検討した中でなんとか選び出してシャッターを切っていた。
たくさん写真を撮って、撮った写真をよく見ていた。自分の感覚ができて来て「ココだ」と無意識にシャッターを切っていた。
色選びや、模様作りもなんとなくの「コレだ」という感覚でやっている。それは幼い頃から知らずに培ってきたものなのだろう。(学んだより先に出来ていたように思う)
何かに対して「意識」と「無意識」はセットになっている。意識して、意図してなんとかそのイメージ通りに出来るようにする。そこから意図なく手を動かしている。しかし、染み込まれた意識が出てきてします。無意識に意識を使えるようになっていく。
ずっとこのような作業をしていた。その「意識」と「無意識」のセットがたくさん貯まった。今度はそのフェーズから一段飛び出ていく。無意識の意識を使いながら、イレギュラーに発生したこともまた組み込んでいく。ライブ感。
冷蔵庫の残りものでご飯を作る。賞味期限切れそうなものを引っ張りだしたり、塩味にしようと作り始めたのに、目に飛び込んできたエスニック調味料が気になって気づいたらアジアンテイストにしていたり。
そうやって、今この瞬間に見えたものをライブ感で足していく。
今の私の作品づくりはそんな感じ。