いや特にめでたい感じではないです
63日目です。
使い古されるまで、ネタをこすってみようということで、
本日、4/20は「郵政記念日」みたいです。
明治4年3月1日に、それまでの飛脚制度に代わり新しく郵便制度が実施されたことにちなんで、日本郵政グループの前身にあたる逓信省が新暦換算した4月20日に記念日を制定しております。
という事みたいです。
日本郵政にとっては、喜ばしい日なのかもしれませんんが、皮肉なことに、今日の22時にこんなニュースが出ています。
日本郵政が特損700億円計上へ、不振の豪物流部門の売却で-報道
22:21 配信 (ブルームバーグ): 日本郵政は傘下のオーストラリアの国際物流会社トール・ホールディングスについて、豪州国内などの物流部門を現地の投資ファンドに売却する方針を固めたと、日本経済新聞(電子版)が20日報じた。売却金額は10億円程度を見込んでいるという。トール豪貨物部門の買収、アレグロ・ファンズが優先交渉権-AFR紙トールの数千億円の債務を郵政グループが実質的に肩代わりすることなどに伴う減損損失で、2021年3月期の連結決算に700億円程度の特別損失を計上すると、日経は伝えた。21日にも発表するとしている。
(ヤフーニュースだと消えるかもしれないので、一応コピーをしました。)
どうやら2015年に買収した企業で、
2017年4月にも、トールホールディングスの企業価値棄損による評価損で4,003億円の減損しているようですね。
同社はトール社を15年5月に買収したが、その際にのれん、商標権52億7600万豪ドル(5048億円)を計上。これを年間2億6300万豪ドル(215億円)ずつ、20年間にわたって償却することにしていた。しかし、トール社の営業損益は16年4月以降、資源価格の下落や中国経済・豪州経済の減速を受けて前年実績を大きく下回る見込みとなったため、日本郵政・日本郵便は17年1月にトール社の経営陣を刷新。人員削減や部門の統廃合などによるコスト削減施策を中心に、トール社の業績回復・将来の成長への基盤を整えるための経営改善策に着手した。
あちゃーって感じですね。
2017年の大規模減損から、経営改善に取り組みましたが、上手くいかずに、ファンドに買いたたかれてしまったみたいですね。
そもそも、何でトール社とやらが業績が悪いのかはよくわかりませんが
オーストラリア経済が軟化している為なのかと思い調べてみると、そこまでオーストラリア経済は転んでいないみたいですね。
豪ドル商品の紹介ページに付帯しているみたいですのであてになるのかはわかりませんが。
あまり、M&Aに詳しくもないので、あまり触れませんが、所謂、M&A後のPMI(ポスト・マネジメント・インテグレーション)が上手くいっていなかったのでしょうか。
PMIは簡単に言うと、「経営統合」という理解です。
社内ルールや、経営陣なども買収企業の制度にするのか・・・などを決めて実行していく感じですね。統合するのか、独自制度を貫くのか・・・諸々。事業上のシナジーを上手く発揮するための最重要作業です。
M&Aでは、PMIが一番難儀するという話も聞いたことがあるので、国内企業同士でも大変みたいですね。
ましてそれが、文化が全く違う海外企業ですから大変ですよね。
まぁ、知らんけど。
堅苦しい感じになってしまいましたが、
ホントは4/20は「女子大の日」というのもあるらしく、その話を広げてみようか悩んだのですが、どのような道を進んでもとても「気持ち悪い」文章しか書けなさそうなのでやめました。
こんなキャンパスライフを送ってみたかった、私がお送りしました。