2019年12月31日~2020年1月1日の記録
○2019年12月31日
■朝
・食欲がなく食べられず。
■昼
・朝と同様に、食欲が沸かず食べられず。
・体力と精神が激しく消耗している。
・食べなければ、と思いはすれども、体が動かず。
■夜
・ヒポクラテススープ
・オートミール
・人参ジュース
・じゃがいもを合計4つ
・カリフラワーを5きれ
・グリーンジュースを200cc
・手伝ってもらいながら作って食べる
・早めにベッドで寝たために、若干体力の回復ができた
2020年1月1日
■コーヒー浣腸を2回行う
■朝
・ヒポクラテススープ
・オートミール粥を1カップ
・人参ジュースを500cc
・グリーンジュース
■昼
・お腹いっぱいで食べられず
■夜
・オートミール
・ヒポクラテススープを3口
■その他の出来事
・血尿が出る
・その前後には、とくに痛みはなかった
・半年前にもよく血尿は出ていたが(これは、ストレスが原因だとハッキリしている)、その際には直前に激しい胃の痛みがあった
・しかし、今回は痛みもなく原因はよくわからず
・血尿が出てから1時間後に、腹部、胸部に激痛が走る
・最初は激しい動悸があり、その後で、腹部全体に耐え難い痛みが起きた
・息ができず、転げ回る
・特定の場所が痛いというわけではなく、腹部の内蔵全体が痛い
・その後、痛みは胸と、背中に移る
・1時間30分ほど痛みに転がり、その後小康状態になる
・なぞの痛みに対して、不安から精神的に参る
・この先も、この痛みがあるのかと考えてしまうと、気力が衰える
■メンタルについて
・冷静なうちに記録を下記に残す
・癌患者は、不安との戦いだ
・常にギリギリの体力で生活をしているため、少しの痛みで心が折れてしまう
・痛みのないときは自分が癌を抱えていることを忘れて元気になり、痛みがあるときは、自分には癌があるのだと現実に引き戻される
・忘れているときと、痛みを伴って無理矢理に思い出させられるときの精神の高低差が激しく、ここで患者は心をすり削っていくのだと思う
・痛みのないときは、体力を失っているために行動を起こす気力も無く、いつまでもベッドで寝ていたくなってしまう
・そのため、負の悪循環に陥ってしまうのではないかと推考する
・激痛→小康状態→体力と気力が無くなり横になる→若干の体力回復→激痛→
・これを繰り返していくと、回復のための体力と気力が徐々に失われていき、着実に最期に向かっていってしまうのではないか
・癌は二分の一まで小さくなったし、やり方は間違っていないのはわかった
・手法はわかったが、気力と体力をどうするかの問題は残る
・不安を原発にして痛みが起こっているのかもしれない
・癌と付き合っていくには、物理的な「やり方」を考えなければいけないが、同時に、精神面をどうするかの2つの側面があると思う