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野外でくだものを食べる話
あたたたたたかいのでベランダにシートとカフェテーブルを出してダラダラしていた。そのへんで買ったいちごを出して食べた。美味しかった。
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以前「バーベキューしてもまぁ怒られはしないところがある」ということで小さな焚き火台と僅かな炭、肉を持って比較的近所の河原へでかけたとき、河原の最寄りコンビニで水とビールを求めたら、レジ近くに桃が置いてあったので、デザートに買ってみた。
肉を食いビールを飲んだあと昼寝をし、そのあと桃を折りたたみの果物ナイフで剝いてかぶりついてみた。大変においしかった。
レジ前の、しかも半額で100円の冷えていない桃。手がベタベタになる(鬼は手が汚れるのは嫌い)し皮は持ち帰らないといけない面倒臭さはあるけど、食欲のデザート部分の先にある脳の一部が異常な満たされ方をした。はっきりと、このタイミングで、桃の良さを知った。
北軽井沢にキャンプへでかけた二日目の朝食にも、桃を1つ持っていった。大雨にあたり、雨よけのウルトラライトなキャンプのテントにある荷物置き部分もかなり湿り、普段の生活であれば大変に不快になるところ、桃を丸かじりすると「来てよかったな」という気持ちになった。
…
野外で食べるくだものの美味しさは、なにかこう遺伝子の外れに刻まれたボーナスポイントなんじゃないかと考えるようになった。
家の中で紅茶を飲みながら、キンキンに冷えた桃をフォークで食べるのとは全くの別物。それはそれで高貴でうまいけど、「ぬるい」というのはポイントだと思う。糖分というか果糖の美味しさを感じられるのは、常温の果物なんじゃない?知らんけども。
庭で、ベランダで、河原で、広い公園で、果物チャンスがあれば試していきたい。チャンスは探すと意外とある。問題は、果物ナイフを携帯できないことだと思う。刃物で人を襲う人間がいるのが悪い。反省してください。
イチゴは携帯しやすくて丸かじりできるのはいい。形は揃っていないほうが「野生」ぽくていいと思う。
あと、あくまでボーナスだから、現地で調達できるのがいい。コンビニとかね。
「そのへんにあるものでなんとかする」のがブッシュクラフトの基本であるならば、キャンプ場近くのデイリーヤマザキにある果物を買うのもそれはブッシュクラフトなのでは!?とワイフに言うと、「うるせぇな!」と目を突かれたことがある。
腑に落ちない。
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