タナカユニバーサルってドえらい会社だぜ!!
マルタン・マルジェラじゃなかったのか!!あのジャーマントレーナー(germantrainer)を世の中に産み出した会社。
ジャーマントレーナー(GERMAN TRAINER)もタナカユニバーサルのオリジナル(本物)商品だった!
TANAKA UNIVERSAL オリジナル GERMAN TRAINER
オリジナルのジャーマントレーナーは、世界中でもタナカユニバーサル社のものだけです。
四半世紀以上もオリジナルのジャーマントレーナーを作り続ける、タナカユニバーサル社。
最大級のメンズファッションコレクション【PITTI UOMO】にも20年以上出展を続けており、ジャーマントレーナー(GERMAN TRAINER)をヨーロッパから発信し続けた実績。
同社の別ブランドの【maccheronian】【TST】【CEBO】もヨーロッパのマーケットを席捲していた時代がある。
そもそもジャーマントレーナー(GERMANTRAINER)って何?
何かの雑誌のインタビューで東欧の靴工場を回っていて、ドイツ軍がジャーマントレーナー(german trainer)をスロバキアで作らせていたが、その工場が倒産する話を聞き、機械や靴型(ラスト)、マテリアルやパターンを買い取ったそうです。
驚くのは他にもあって、70年代から80年代のジャーマントレーナーモデル、ジャーマンアディダス、スペルガの元となったもの、イタリア海軍モデル、チェコスロバキア軍モデルなども、同じように買い取り、所有しているそうです。
確かに、タナカユニバーサルのマカロニアン(maccheronian)の中に、スペルガと似ているものがありますよね。
イタリア海軍の靴がもとになっているそうです。
マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)からのオファーに・・・
現在、世の中に広く知れ渡っているジャーマントレーナー(german trainer)
あのマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)が出品しているから知った人も多いでしょうね。
マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)が、タナカユニバーサル社がパリの展示会で発表したジャーマントレーナー(GERMAN TRAINER)を気に入り、注文を入れたが、マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)に「自由に使っていいよ」といったそう。
マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)は感謝の意を表し、自分のコレクションには必ずジャーマントレーナー(GERMAN TRAINER)をデザインし続け、「レプリカ」と呼ぶことで、タナカユニバーサルがジャーマントレーナー(german trainer)のオリジナルオーナーと主張している。
ファッション業界に生きる者として、そしてデザイナーとして、コピー商品とオリジナル商品の区別をつけることが大切だと考えるのは、すべてのファッション業界人、ファッション好きにも理解してもらいたい考えですね。
さすがマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)です!!
ちゃんと『REPLICA』と表記しています
パリの展示会では、マルタン・マルジェラもデビューのころ。
やはり、デザインをして0から物を作る者としてのコンセプトがぶれていません。20年以上たった今でも、マルタン・マルジェラは『REPLICA』ラインを作り続けていますよね。
【ジャーマントレーナー(GERMAN TRAINER)】は、固有名詞の総称なので誰もが自由に使用できる。
ドイツ軍が使用していた機械や靴型などを、直接購入したのはタナカユニバーサル社なので、オリジナルのジャーマントレーナー(GERMAN TRAINER)は世界中でもタナカユニバーサルしか作っていません。
「RE PRODUCTION」「RE PRODUCT」と言うとカッコいいけど、ただのコピー、ものまねですからね。
しかし、リプロダクトと呼ばれるコピー商品が常に付きまとうのがファッション業界。
独立した社員たちが、同じ商品を同じ工場でコピー生産(リプロダクション)し、同じ展示会に出展して、同じ販売先に卸すのも当たり前の世界。
悲しい話ですが、そのような、ブランドを軽く扱うような業界人は簡単にコピー生産(リプロダクション)をしてしまうので、誰もがオリジナルデザインをコピーして使うことができます。
コピー商品に対して、恥ずかしい感覚を持たない人たちが、ジャーマントレーナー(GERMAN TRAINER)と呼んでコピー生産(リプロダクション)をし、素人には分からないと言って販売してしまいます。
それに対し、タナカユニバーサルがすごいのは・・・
REPRODUCTION OF FOUND:EYE FOUND株式会社
元タナカユニバーサルの従業員3名が独立した会社で有名です。
そして、商品を同じ工場で作っていることでも有名。
タナカユニバーサル社は、彼らのその行為を認めているなら本当に太っ腹ですねー。
元タナカユニバーサルの社員3名が独立した会社として有名ですね。
オリジナル商品の「リプロダクション」は簡単にできますし。。。
調べてみると、確かに同じ工場で作っていました。。
本物を見ることが出来るファッション業界人も、必ず存在します!
オリジナルのジャーマントレーナー(GERMAN TRAINER)を作り続けることができるのは、世界でタナカユニバーサルだけなので、
ファッション業界に身を置いていることに誇りを持っている、本物のファッション好きや、気位の高い人たちは、常にタナカユニバーサル社のオリジナル商品を扱います。
もちろん、オリジナルの機械やラストなどをコピーすることはできますが、見る人が見ればすぐに分かります。
コピー商品を恥ずかしげもなく人目にさらす感覚は、早く治してほしいですよね。
コピー商品を「リプロダクト」とかっこよく呼ぶ。
お世話になった会社と同じ工場で同じ商品を「Found」して「リプロダクト」….
素人に売りつける常套句のように感じるのは私だけ?(この辺り、業界人からの反対意見があれば、聞いてみたいところですね)
ディオール(Dior)でもトムフォード(TOM FORD)でも、コーチ(COACH)でもジミーチュウ(Jimmy Choo)でもなかった。
ジャーマントレーナー(GERMAN TRAINER)のオリジナル(本物)は、日本の【タナカユニバーサル】の商品だった!!
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