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【ポケモンユナイト】Tier表とビルド考察※ラプラス実装後(4/28更新)

この記事は「シャンデラ」実装前の環境を元に作られたもので、現在の環境とは大きく乖離した内容を含んでいる可能性が高いです。最新の記事をぜひご覧ください。

前書き

gerageraと申します。まずは、この記事を開いてくださり、ありがとうございます。

大会シーンについての大きな出来事について話しますと、WCSの日本選手を決める大会、PJCSの出場権を賭けた「WCS2023 4月大会」が長丁場で行われ、4/16(日)に結果が出ました。大勢からの期待とプレッシャーを跳ね除け、「おやすみマクロ」が見事、優勝を掻っ攫いました。その後にランクマッチでの活躍が印象的なプロゲーミングチーム「elDiveGaming」が準優勝、今回のダークホース的存在「胡萝卜 人参」が3位に食らいつきました。私は特に「おやすみマクロvs胡萝卜 人参」の試合で、「胡萝卜 人参」のマクロの上手さ、そしてそれを受けた「おやすみマクロ」の動きの修正スピードが印象に残りました。気になる方は是非、アーカイブをご覧ください。

さて、ランクリセットが4/19(水)に行われ、新シーズンがスタートしました。環境について話をすると、「ザシキュワ」が覇権を握っているのは変わりありませんが、4/13(木)に実装された「ラプラス」が環境入りしました。強化通常の回復のおかげで、規格外の耐久力を備えており、なおかつユナイト技の機動力、火力、妨害性能による汎用性の高さが特徴的です。「キュワワー」との相性も抜群で、仮に「ザシアン」だけが弱体化された場合、一強キャラになれる可能性を秘めています。

そんな現環境を表すTier表と上位キャラのビルドを、この記事にまとめました。勝ちにこだわりたいけど、何を使えばわからない初心者、中級者の方々はぜひ参考にしてください。あくまでも「一時の個人の考え」に過ぎないので、鵜呑みにはしないよう、お願いします。

尚、この記事は新キャラが出てくるタイミングで変える予定ですので、短いですが、4/27(木)の「シャンデラ」実装から数週間後にまた別記事を作成します。

Tier表

注意点

・あくまでも個人の主観です。
・ソロ勢の意見です(パーティでの想定も考えました)。
「シャンデラ」実装前のTier表です。

Tier表の見方

 S:パワーが高すぎるためナーフ必須
 A:無難に強いor環境にマッチしている
 B:練度次第で活躍できる
 C:戦えなくはないがきつい
 D:パワー不足or環境にマッチしてない

Tier S

ザシアン

◯技構成
聖なる剣/高速移動:聖なる剣は円形の移動速度を下げるエリアをダメージを与えながら展開し、時間が経つと二回目の攻撃判定が現れ、大ダメージと行動妨害を与え、自身には攻撃のバフ、防御貫通、被ダメ軽減を与える技。高速移動は、自身の移動速度にバフをかける技。これらの技はエナジーを消費することで強化したり、連続で技を使用できるようになる。強化することで、聖なる剣は二回目の攻撃判定が出るまでの時間の短縮、範囲の拡大、高速移動は移動速度の上昇、シールド付与の効果を得ることができる。聖なる剣や通常攻撃の火力の高さ、通常攻撃4段目の吸い付きや高速移動の機動力の高さから、全ポケモン中最高峰の戦闘能力を持っている。オブジェクトに対しても、削り、ラスヒを高水準でこなすことができ、序盤から終盤まで一貫して強いため、使いこなすことができれば、一人で試合を決め切ることができるだろう。エナジーを消費して技を強化するという仕様から、ゴールを積極的に決めにくいというのが一番の欠点か。

◯推奨ルート
中央エリア:早く安定して5lvになれるため、試合を作りやすい。
下レーン:1lvから殴り合い、野生の取り合いが強いため、レーン戦でも活躍しやすい。学習装置持ちを隣に置けると尚良し。

◯持ち物
※ザシアンは「朽ちた剣」をスロットに必ず入れなければならないため、実質2つしか持ち物の枠が無い。
ピントレンズ:急所率がADC並みに高く設定されているため、相性が良い。通常が急所に当たると1000ダメージを超えることもある。
鋭い爪:さらに急所率を上げられる。追加効果の移動速度デバフも便利。
猛攻ダンベル:ダメージの攻撃依存度が高く、序盤も強いため、積める適正はあるが、エナジーを使って強化するため、なるべく温存したいというジレンマを抱えている。

◯バトルアイテム
脱出ボタン:スキル避け、緊急脱出、接近と、できることが多い。脱出ボタンで懐に入り、聖なる剣を当てる動きが序盤のガンクで刺さる。
なんでも直し:CCをかけられると、一気にフォーカスされることが多いので、こちらも選択肢に挙がる。アップデートによって高速移動の妨害解除が削除されたので、さらに需要が高まった。

◯メダル
茶6白4:物理キャラの安定構成。攻撃、HP、急所率を上げ、特攻を下げる。

キュワワー

◯技構成
フラワーヒール/マジカルリーフ:フラワーヒールは対象の味方を回復できる技で、対象のHPが最大の時はシールドに変換される。マジカルリーフは必中の葉を当てて敵に攻撃する技で、草むら中、ステルスの敵にも当たるため、索敵性能に長けている。また、6枚当たった敵には行動妨害を付与できる。味方に憑依してサポートできるというのが最大の特徴で、憑依している時、キュワワーに一切のダメージを与えることができない。そのため、他の回復サポートと違って、サポートから落とされるという心配がなく、立ち位置に気を配らなくても良い。言ってしまえば、技ボタンを押しているだけで活躍できてしまうポケモンで、PSの差が生まれにくいポケモンでもある。現環境ではOPキャラである「ザシアン」に憑依し、サポートし続ける動きが無難に強い。

◯推奨ルート
下レーン:基本的に学習装置を持って、相方のレベルアップをサポートする立ち回りが強いためお勧め。つるの鞭のラスヒがそこそこ強いため、通常で殴りながら、取り合いに参加する。また、このレーンは「ザシアン」が相方に来る、またはガンクに来ることが多く、4lvからすぐに「ザシキュワ」を完成させることができる。

◯持ち物
学習装置:ほぼ必須枠。相方のレベルアップのサポート、自分の時間経験値増加と、メリットしかない。
お助けバリア:ユナイト技CTが短い部類で且つ、味方を守るためのユナイトであるため、噛み合いも良い。
物知り眼鏡:フラワーヒールの回復量を上げる。レスキューフードと比較した場合、低~中レベル帯はこちらの方が回復量は多くなる。
レスキューフード:フラワーヒールの回復量、シールド量を上げることができる。

◯バトルアイテム
鈍足スモーク:憑依中でも使えるアイテムで、味方の逃げ、攻めをサポートできる。

◯メダル
緑6黒7:基本的にダメージは受けないため、技の回転率を重視して黒メダルを積むのがお勧め。回復量を上げるために特攻を上げ、攻撃を下げる。

ラプラス

◯技構成
水の波動/バブル光線:水の波動は自分の周りに波を起こして攻撃する技で、当てることで回復効果のある強化通常が溜まる。連続でこの技を当て続けることで波の数が増えるため、戦いが長丁場になるほど強くなる。バブル光線はシールドを自身に付与しつつ、自分の前に泡を吹き飛ばす技。この泡は一定時間残り続け、当たった相手を拘束する。平時の戦闘は火力、耐久力ともに優れたものを持っている。ユナイト技は味方を背中に乗せて移動できるというもの。このユナイト使用中は平時の戦闘で無かった機動力も備えられており、ぶつかった時の妨害性能、バースト火力も相まって、かなり使い方に幅を利かせることができる。

◯推奨ルート
上レーン:序盤の殴り合い、野生の削りはそれなりに強いが、ラストヒット性能はそこまで高くない。野生のHPが低く、削り切れる可能性が高いため、お勧め。進撃、ビスケットを積みやすいのも利点。

◯持ち物
気合の鉢巻:序盤の安定感の確保、そして強みである耐久力を活かすことができる。
すり抜けスプーン:固定ダメージが高く、ダメージの伸びを図る場合、この持ち物が一番期待できる。
エナジーアンプ:素のユナイトの溜まる速度が速い。ぶつかった時のダメージアップだけでなく、機動力の底上げにもつながる。
貝殻の鈴:元の効果の回復に加え、技の回転率を上げることで、回復やシールドを回すことができ、火力と耐久力の両面を磨くことができる。
学習装置:レーンの相方を育てたい場合は候補に上がるが、自身もある程度火力が出るため、普通にファイターとして運用した方が強い場合が多い。
進撃眼鏡:固定値で特攻が上がる持ち物だが、素の特攻が低く、ダメージを効率的に伸ばすことができる。バブル光線のシールド量やユナイトの衝突のダメージ量の大幅増加も期待できる。
エオスビスケット:強化通常の回復量は自身のHPの割合依存なので、単にHPが高くなるだけでなく、その分回復量も多くなる。

◯バトルアイテム
スピーダー:CTも短く気軽に使えるため、平時の機動力を補うことができる。
脱出ボタン:逃げ攻めを瞬間的に行える。特に攻める際の選択肢が広がる。
傷薬:耐久力がさらに上がる。序盤の殴り合いが強くなる。

◯メダル
緑6白6:耐久力と火力の両面を磨くことができる。HP、特攻を上げ、攻撃を下げる。
緑6黒7:こちらは技回転率を上げることで、回復量の上昇が期待できる。

ヤドラン

◯技構成
熱湯/ド忘れ:熱湯で当たった敵の攻撃、移動速度を低下させ、ド忘れで妨害無効になりつつ、自身の防御を上げるため、物理攻撃のキャラに対して規格外の固さを発揮できる。また、特攻キャラ相手だとしても、ド忘れによって特性の鈍感で溜めておいたHPを回復できるため、結局のところどんな相手に対しても、HPの維持ができてしまう。熱湯の火力自体もそこそこ高く、特に序盤は進化さえできれば、とてつもない制圧力を得ることができる。集団戦でもユナイト技、熱湯でプレッシャーをかけながらフロントを張れたりと、終盤まで十分に活躍できる。
波乗り/テレキネシス:波乗りは広い範囲にCCをかける技、テレキネシスは一体を高く揚げ、長時間拘束しつつ、溜めておいたHPを回復させる技(自分がCCをかけられると解除)。テレキネシスは当たった時に再使用することで手前に引っ張ることができる。特にlv11の波乗り+は、3つの波すべてにCC判定があるため、集団戦では長時間のCCをかけることができる。こちらはCCをかける手段が多く、集団戦において起点を作るのが得意な技セット。相手側に物理攻撃のポケモンが少ない場合に、こっちを選択するといった使い分けをしても良い。

◯推奨ルート
上レーン:基本的にレーン採用が一般的だが、ダンベルキャラとの対面になることが多い。水鉄砲を溜め切ったタイミングを相手に見られるため、1~3lvのラスヒ争いはそこまで得意ではない。
下レーン:こちらは経験値量が多く、学習装置を積んでいればチルタリス戦までに進化しやすい。

◯持ち物
気合の鉢巻:タンク御用達の持ち物。より粘り強く前線を維持できる。
学習装置:サポタンほぼ必須級の持ち物。下振れから早めに抜け出せたり、味方のキャリー枠に経験値を集められたりと、いいことがいっぱい。
お助けバリア:味方を守る目的でユナイト技を吐ける。DPSやポークメイジなど、守る対象が明確な場合にかなり有用。
拘り眼鏡:主に序盤のパワーを押し上げる目的で使われる。さらに、ヤドン時代のラストヒットのラインを上げることで、少しでも取り合いを強くし、早めの進化を目指すことができる。

◯バトルアイテム
脱出ボタン:瞬間的な攻め、逃げが可能になる。ユナイト技を敵のメインキャリーに当てに行くために詰めることができるのが一番の利点。一強キャラが存在する現環境では、このユナイト技が鍵になることが多いため、お勧め。
傷薬:なまける、ド忘れを使った後に使うことで、HPが超回復するため、相性は良い。前線維持の時間が長くなる他、序盤の殴り合いで勝てたりする。

◯メダル
緑6白6:一番お勧め。攻撃を下げ、HPと特攻になるべく振る。
緑6黒7:技回転率が高くなるが、元々の熱湯のCTもかなり短いため、これ以上上げる必要はあるかは微妙。

エーフィ

◯技構成
サイコショック/サイケ光線:サイコショックは5つの弾を一点集中して発射する技で、全弾当てるとスタンを与えることができる。サイケ光線は一直線に伸びる光線を出し、敵に当たると後ろに拡散する技。どちらの技も敵、野生を貫通する。4lvからのサイコショックを覚えさえすれば、ダメージ、ラスヒにおいてどのポケモンよりも優位に立てるため、序盤のレーン戦がかなり強い。ザシアンに対しても高速移動を覚える前だと、対面有利がつく。自分自身の脆さ、微妙な射程の短さから、終盤はどうしても活躍しにくくなるが、序盤から積極的に対面レーンの相手を腐らせることができるため、ゲームへの貢献度はかなり高い。サイコショックのエイムが少し難しいため、全弾当てられるように練習が必須。

◯推奨レーン
下レーン:レーン戦で勝ち切った時の経験値量はこちらの方が大きく、序盤最強格のパワーを活かしやすい。上手く立ち回ればレジ戦で8lvになれる。

◯持ち物
拘り眼鏡:追加ダメージによって、単純な相手へのダメージ量は勿論、エーフィの強みであるラスヒ力を伸ばせる。主に序盤に重宝する。
物知り眼鏡:特攻を割合で上げる持ち物であるため、lvが上がり、特攻ステータスが大きくなる終盤に恩恵を得やすい。拘り眼鏡の追加ダメージも増やせる。
すり抜けスプーン:こちらは相手の特防を割合で無視するアイテム。こちらも終盤に影響力を持つアイテム。タンクやファイターをゴリゴリ削ることができる。
気合の鉢巻:主に序中盤で強く、強気な行動をしたときの保険になる。相手側の野生のラスヒを取りに行く際に有用。
お助けバリア:味方を守るユナイト技を吐けるようになる。周りにCCをかけるというユナイト技の効果と噛み合っている。
エナジーアンプ:ユナイト技がかなり早めの部類で、さらに回転率を上げられるほか、技の回転率もさらに上げることができる。どちらもエーフィの長所を磨くことにつながる。
貝殻の鈴:特攻を上げつつ、技回転率を上げ、回復をつけることができる。相性自体は良い持ち物だが、特攻アイテムの選択肢が広がったことで、優先度が低くなった。

◯バトルアイテム
脱出ボタン:緊急脱出、射程管理を瞬間的に行える。ユナイト技中に使用すると、CCをかける位置をずらせる。

◯メダル
緑6白6:耐久と火力を上げる。特攻、HPを上げ、攻撃を下げる。
緑6黒7:待ち時間をさらに下げることができるが、元々の技CTも短い。

Tier A

ウーラオス

技構成
水流連打/アクアブレイク(連撃の型):水流連打は3回連続でブリンクしながら攻撃できる技で、1回使用するごとに強化攻撃が上がる。強化攻撃を当てることで回復と、次の水流連打のCTを短縮することができる。この技を覚える5lvになることで、ほぼすべてのポケモンに勝てるキャラへと変貌する。しかし、7lvから覚えるアクアブレイクは範囲が狭く、当てるのが難しいため、単純なブリンクスキルである頭突きを持っている5,6lvの方が使い勝手が良い。9lvで覚えるユナイト技も、他のポケモンと比べるとパワー不足に感じる。そのため、敵がユナイトを覚えていない序中盤で、圧倒的なパワーを発揮することで、大きな有利を作ることが大事である。しかし、アップデートで、11lvでの水流連打のCT短縮効果に関する不具合が直ったため、終盤の活躍も、ある程度期待できるようになった。
暗黒強打/地獄突き(一撃の型):こちらは序盤に不利を背負ってしまった場合や、レーン戦で野生を管理したい場合にお勧め。暗黒強打のラストヒットが強い型で、序盤も安定して強い。水流と比べて終盤は強く、レベルが低くてもラストヒットで貢献できるため、採用の余地は十分にある。地獄突きや、強化攻撃の吸い付きのおかげで機動力もそこそこ高く、ユナイト技もほぼ確実に一人をKOでき、暗黒強打チャージ中はダメージ軽減がついていて耐久力も確保できるため、純粋なファイトもできる。

推奨レーン
中央エリア:特に連撃の型は、序盤のガンクでほぼ確実に有利が作れるため、5lvを早く作りやすい中央がお勧め。
下レーン:学習装置持ちが相方なら候補に入る。ダクマは取り合いがそこまで強くないため、ラストヒットは少々相方に依存することになるが、早めに5lvを目指せる。

持ち物
力の鉢巻:通常を振ることが多いため、相性はいい。主に前戦の固いキャラやオブジェクトを削りやすくするために採用する。一撃でも自分で削って、自分でラスヒを取るという選択肢が生まれる。
鋭い爪:技回しは主に、水流連打→強化通常の繰り返しになるため、発動機会は多い。鈍足を付けて逃げにくくすることもできる。一撃でも技を当てることで、強化通常が上がるため、相性◯。
ピントレンズ:確定急所技を持っているため、確実にダメージが上がる。それに加え、連撃は通常を振る機会が多いため、恩恵を受けやすい。
猛攻ダンベル:基本的に連撃の序盤は高確率で勝てるため、その段階でたくさん積むことができる。火力を押し上げ、序盤で築き上げた有利を守りやすくなる。
気合の鉢巻:前に出過ぎたときにそのミスを帳消しにできたりと、とりあえず持たせれば強いもちもの。水流連打中は回復、暗黒強打チャージ中はダメージ軽減がついているため、粘り強く戦えるこのキャラとは相性が良い。

◯バトルアイテム
なんでも直し:水流連打中にCCを受けて止まるのを防ぐ。
脱出ボタン:こちらは一撃の型採用の時にお勧め。暗黒強打を当てに行くために、攻撃判定が発生する直前に使用することで、場所をずらすことができる。

◯メダル
茶6白4:攻撃キャラの安定構成。特攻を下げ、HPと攻撃になるべく振る。

ドードリオ

◯技構成
トライアタック/高速移動:全キャラトップクラスの機動力を持ち、ステージを走り回って、ゴール抜け、カバー、裏取りなどで随所で有利を生み出すことができる。ダッシュゲージを溜めて、トライアタックで引き打ちしたり、ダッシュ強化通常と合わせてバースト火力を出すことで、ダメージを与える。高速移動は発動して少しの間、妨害無効が付き、ダッシュゲージが溜まりやすくなる。向いている方向にしか技を出せないという仕様上、操作の癖が強いキャラだが、使いこなせれば、序盤から終盤までゲームの主導権を握ることができる。

◯推奨ルート
中央エリア:5lvガンクのパワーがトップクラスに高い。機動力の高さから両レーンに顔を出すことができたり、手早く相手のジャングルに侵入できたりと、5lvになった途端に、やれることが多くなるので、ささっと5lvを完成させることができる中央がお勧め。

◯持ち物
猛攻ダンベル:ドードリオの持ち物はこの3つで完結していると言っても良い。ゴール抜けがしやすいため、溜まりやすい。ダッシュ強化通常のダメージが攻撃力に依存してるため、相性抜群。
鋭い爪:トライアタックからのダッシュ強化通常、高速移動でゲージを溜めてダッシュ強化通常といった技回しを多用するため、追加効果が発動しやすい。
軽石:移動速度をあげることで、ドードリオの要であるダッシュゲージが溜まりやすくなる。あっちこっちを駆け巡るため、移動時間を短縮するという意味でも相性良し。
気合の鉢巻:基本的に上三つが一番お勧めだが、こちらは初心者にお勧め。無駄に前に出て受けたダメージを軽減でき、必要なリコールの回数が減る。
エオスビスケット:ゴール抜けしやすいため、こちらも貯めやすい。HPが元々低いポケモンであるため、序盤に多く積むことができれば効果を実感しやすい。
ゴールサポーター:ゴールをたくさん決める立ち回りと相性は良いが、効果は薄く、あまりお勧めしない。

◯バトルアイテム
なんでも直し:生命線になり得るダッシュゲージを、CCや移動速度低下でを食らっても、維持することができる。

◯メダル
茶6白4:ダッシュゲージが溜まりやすくなるように移動速度を優先的に伸ばすor無難にHP、攻撃を伸ばすかの二択。個人的には前者がお勧め。

ヤミラミ

◯技構成
はたき落とす/怪しい光:はたき落とす、怪しい光の混乱やステルス強化通常の恐怖で相手に長時間のCCを与えることができる。また、はたき落とすは相手の持っている点数を落とすことができるため、技強化にエナジーを必要とする「ザシアン」の妨害に役立つ。敵の視野に入らない限り常にステルスでいられる且つ機動力が高いため、簡単にバックラインに入り込んで敵のダメージ要員の機能を長時間停止させることができる。他にも初手カウンタージャングル、空き巣ゴール、視界取り、カバー等、マクロ面でできることがかなり多いが、その割に操作難度が低め(強化通常で近づいて怪しい光を撃てばほぼ確実に当たる)。キャリー性能は低いが、しっかり試合を俯瞰できる人が使えば、ゲームにかなり貢献できるキャラである。

◯推奨ルート
上レーン:カウンタージャングルという選択肢を取る際、1vs2を相方にさせることになる。その被害を最小限の物にするために、レーンの経験値が少ない上レーンがお勧め。ただカウンタージャングルに行く際は、相方が一人でもレーン戦を耐えられるキャラ(「ミュウ」、「エーフィ」等)の時に行くことをお勧めする(それでも、初手カウンタージャングルのメリットはかなり大きいが…)。

◯持ち物
猛攻ダンベル:簡単にゴール抜けできるため、気づいたら溜まってることが多い。ステルス強化通常のダメージが伸びるため、アサシン性能を高めることができる。
軽石:ステルス中の移動速度上昇の強みを伸ばす。ステージを駆け回ってゴール、カバー、視界取りで有利を作りたいので、相性抜群。
学習装置:ファーム速度がかなり遅く、レベルが一番低くなることが多いため、恩恵を受けやすい。移動速度が上昇するのも美点。ほぼ必須。
気合の鉢巻:リコールする時間が減り、長時間フィールドに影響を与え続けることができる。

◯バトルアイテム
スピーダー:相手の視界から逃れたり、単純に移動手段として有用。CTが短く、気軽に使えるのも良い。

◯メダル
茶6白4:長所を伸ばすために、移動速度を伸ばすor無難にHP、攻撃を上げるかの2択

カメックス

◯技構成
潮吹き/高速スピン:潮吹きは継続ダメージ、移動速度のデバフを与える円形のエリアを設置する技。高速スピンは一定時間、妨害耐性がつき、ぶつかった敵にダメージを与える技。高速スピンを使用すると潮吹きの待ち時間が0になり、回転中に潮吹きを長押しすることで、周りにダメージを与えることができる。ディフェンス型ではあるが、タンク特有のCC技は皆無で、この技セットを取った際の立ち回りはファイターに近い。前を張りながら火力を出したり、甘えた位置にいるメイジに張り付いて落とし切るのが基本的な動き。操作も比較的簡単で、使いやすい部類のポケモンではあるが、高速スピン中はユナイト技を使えないということに注意。咄嗟に使いたい場合は、高速スピンを再使用することで回転を止めてユナイトを使う。13lvからスピン中の耐久が格段に上がるので、そこまでレベルを上げたいところ。

◯推奨ルート
上レーン:CC技を二つ持っており、ラスヒ、ブリンクを持っているため、序盤の性能は悪くなく、サポート無しでも十分活躍できる。進撃も積みやすいためお勧め。

◯持ち物
気合の鉢巻:積極的に前線に行きたいため、ほぼ必須。序盤のレーン戦も格段にやりやすくなる。
進撃眼鏡:潮吹きスピンのダメージの特攻依存度がかなり高い上に、初手積みの適正も高く、相性が良い。
すり抜けスプーン:こちらは固いポケモンに対して強く出られる。進撃眼鏡のようにリスクを負う必要がないのもメリット。
エナジーアンプ:さらにユナイトの待ち時間を下げたり、ユナイト発動後の高速スピンの威力を上げたりと、相性は良い。高速スピンのCTが長いため、技待ち時間短縮の恩恵も感じやすい。

◯バトルアイテム
脱出ボタン:高速スピン中に狙いたい敵に急接近したり、ユナイトの攻撃判定中に使うことで、当たり判定を広げたりと、攻める際の選択肢が増える。

◯メダル
緑6白6:耐久と火力の両面を磨ける。特攻、HPを上げ、攻撃を下げる。
緑6黒7:高速スピンの長いCTを短縮できる。

オーロット

◯技構成
ウッドハンマー/ウッドホーン:ウッドハンマーは一段目に扇状の行動妨害のある攻撃を繰り出し、自分の正面に来るように敵を移動させる。一段目を当てることで二段目を撃つことができ、正面の敵にダメージと行動妨害を与えることができる。ウッドホーンは前方にゆっくり移動する技で、途中で当たった敵を運びながら移動する。行動妨害に長けた技構成で、一番タンクとしての役割を遂行しやすい。また、ウッドハンマーには自傷ダメージ、ウッドホーンには回復効果が付いている。ウッドハンマー一段目で正面に敵を運んだ後、ウッドホーンを使うことでHPを維持する回し方が基本。
ウッドハンマー/痛み分け:痛み分けは相手と繋がりを作り、自分の受けたダメージを一部共有する技。自分の方が相手よりもHPが低いと回復でき、HPが低ければ低いほど、共有するダメージ量、回復量も多くなる。近接攻撃のポケモンに強く出られる技構成で、タイマンなら相打ち以上の成果も期待できる。現環境で強いザシアンにも強く出られる。

◯推奨レーン
上レーン:経験値の優先度も低く、序盤もラスヒ、殴り合いがそこそこ強いためお勧め。

◯持ち物
気合の鉢巻:ほぼ必須枠。持ち前の粘り強さをさらに強化することができる。
お助けバリア:ユナイト技がそこそこ早く、ユナイト中の回復量はシールドが付いていると多くなるため、噛み合いが良い。
学習装置:タンク運用ならほぼ必須。相方のレベルが上がりやすくなり、下振れたときの保険にもなる。
弱点保険:基本的に殴られながら戦うため、戦闘中は常に発動すると言っても良い。
エオスビスケット:初手積み適正もそこそこ高く、耐久力にさらに磨きをかけることができる。

◯バトルアイテム
傷薬:序盤の殴り合いに強くなる。自傷ダメージのごまかし、前張りの補助にも使える。
スピーダー:特に痛み分けは、相手との距離が離れすぎると繋がりが消えるため、敵を追う手段として有用。

◯メダル
茶6白4:ディフェンス型とはいえ、火力はまあまあ出る方。火力に磨きをかける際はこっち。攻撃、HPを上げ、特攻を下げる。
白6茶4:タンクとしての側面を磨きたいならこっち。

グレイシア

◯技構成
凍える風/フリーズドライ:いわゆるDPSを担うキャラ。凍える風は必中の技で、氷スタックの数が多いほど、火力が伸び、最大の8スタックだと、タンクでもかなり痛いバーストを叩き出せる。凍える風を氷スタックが消える前に撃つことで、スタックを維持できる。フリーズドライは当てると移動速度低下、止まった敵を氷状態にする技で、当たった敵一体につき、2つ氷スタックを溜めることができる。いかにして、この氷スタック最大の状態を維持するかが重要で、その条件を満たすために持ち物、立ち回りに制限が生まれてしまう。しかし、条件さえ満たせば、序盤から圧倒的な火力で敵をねじ伏せることができ、終盤も凍える風+にHP割合ダメージが付くため、火力に困ることは無くなるだろう。

◯推奨ルート
中央エリア:序盤のガンクのパワーは高い方であるため、グレイシアに早めに進化できる中央がお勧め。一番の理由は青バフを獲得できるから。これがないと凍える風で氷スタックを維持できない。

◯持ち物
エナジーアンプ:必須枠その一。技待ち時間短縮でスタックを維持させるのが目的。ユナイトのCTもそこそこ早いため、その面でも相性が良い。
貝殻の鈴:必須枠その二。同じく、技待ち時間短縮でスタックを維持させるのが目的。ただし、アンプにも同じことが言えるが、待ち時間短縮の効果を最大にするために、持ち物レベルを30lvまで上げなければならない。
物知り眼鏡:凍える風は通常攻撃扱いのため、特攻を伸ばした時、火力に反映されやすく、序中盤のダメージは一番高くなる。上振れ下振れが無く、安定したダメージが出せる。
すり抜けスプーン:こちらは終盤、固い前衛ポケを正面から削る際に役立つ。物知り眼鏡との選択枠として候補に挙がる。

◯バトルアイテム
脱出ボタン:攻め逃げを瞬間的に行える。遠距離アタッカーであるため、敵との距離の管理も重要。

◯メダル
緑6黒7:凍える風型を使用するならこれ一択。黒メダルは凍える風の待ち時間短縮で、氷スタックを維持をするのが狙い。なるべく攻撃を下げながら、HP、特攻を盛る(余談だが、唯一の通常攻撃も特攻依存のキャラであるため、攻撃を下げるデメリットが全くない)。また、以上のことをまとめると、氷スタック維持には、貝殻の鈴、エナジーアンプ、黒7メダル、青バフの4つが必要。

後書き

ここまで見て下さり、ありがとうございました。「参考になったよ!」「自分はこう考える」という方がいればぜひスキ、コメントで教えてください。私が飛び跳ねて喜びます。

ラプラス」が加わったことで少し環境に変化は生まれましたが、前述した通り、やはり現環境のランクマッチは「ザシアン」を中心に回っていると考えます。高速移動のナーフにより、最盛期よりかは幾分マシになりましたが、聖剣やユナイトのダメージなど、まだまだ弱体化するべき要素は挙げられます。海外の公式大会では「ザシアン」のグローバルBANが発表されたため、今後の日本の大会でも「ザシアン」が禁止される可能性は高まりました。しかし、大会でドラフトを練習している選手からも、「ザシアンのせいで、ランクマでキャラ練習がまともにできない」という声を聞くので、大会をよりよいものにするためにも、「ザシアン」は再びナーフされるべきだと思います。

4/28追記

Tier表、一部のポケモンの説明を更新しました。大きな変更内容は以下の通りです。

ラプラス、エーフィ:A⤴S
グレイシア:B⤴A
ミュウ:A⤵B

「ラプラス」についてですが、一週間前の予想よりも強いと判断し、Sに上げました。強化通常の回転率から生まれる回復力も凄まじいですが、ボタンを押すだけで、大量のシールドを獲得できる「バブル光線」がかなり優秀だと感じました。そこに「キュワワー」を乗せると、難攻不落の要塞となり、中々KOされません。

同様に「エーフィ」もSに上げました。やはり、序盤のレーン戦において、ラスヒ、ダメージの両面で右に出るものはいません。ユナイト技も1レジで覚えることが多く、ここまでは試合をコントロールすることができます。

「グレイシア」をBからAに上げました。火力は減ったものの、「凍える風」はまだまだ火力が高いと判断しました。とはいえ、4~9まではナーフの影響を感じやすいです。しかし、10lvでHP割合ダメージが付いてからは、ナーフ前と変わらないほどのパワーを感じました。

そして今回は「ミュウ」をBに下げました。ファームが遅いため、キルを取ることでレベルを上げるキャラですが、技の火力が下がったことでレベルを上げにくくなったと感じました。しかし、このキャラの一番の強みは「柔軟な対応力」であり、練度を積み上げた引き出しの多いプレイヤーなら、まだ強く使える範疇にあると思います。

話は変わりますが、昨日4/27(木)に「シャンデラ」がアタック型として実装されました。まず、どれくらいの数値を無視するかはわかっていませんが、攻撃を当てることで最大で8回特防ダウンを重ね掛けできるという特性を持っており、かなりの火力を持ち合わせています。そして、なんといっても「封印」が一番の目玉でしょう。入ると技を使えなくなるエリアを張る技で、ブリンクスキルがない代わりに、この技を使うことで天敵であるアサシン達をいなすことができます。さらにユナイト技も相手の視界を奪うというもので、自衛能力もそこそこ高いところで収まっています。序盤が弱く、「オーバーヒート」の操作に癖があるのがネックです。実装初日は、強すぎず弱すぎずの良い塩梅のキャラが出てきたなという印象を持ちました。

また、上記の通り、新ポケモンが登場したので、数週間後に「シャンデラ」を含んだTier表を載せた記事を執筆したいと思っています。

画像の引用元

サムネイル背景:https://www.beiz.jp/
Tier表:https://tiermaker.com/create/all-pokmon-in-pokmon-unite-15327428
ポケモンの画像:https://zukan.pokemon.co.jp/

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