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【ポケモンユナイト】Tier表とビルド考察※ザシアン実装後(3/17更新)

前書き

この記事はヌメルゴン実装前の環境を元に作られたもので、現在の環境とは大きく乖離した内容を含んでいる可能性が高いです。最新の記事をぜひご覧ください。

gerageraと申します。まずは、この記事を開いてくださり、ありがとうございます。

二つの大きな公式大会が終わり、Winter Tournamentでは「おやすみマクロ」が優勝、Asia Champions Leagueの日本勢が含まれる東アジアでは「Hi5」、「たきしまグロウパンチ」が次のステージへと駒を進めました。ドラフト中の駆け引き、試合の中身、共に満足感の高いゲームばかりで、見ごたえがありました。まだ未視聴の方は是非、決勝戦だけでも観戦してほしいです。

話は変わり、2/27(月)にランクマッチのシーズンリセットと同時に、キャラ調整、新持ち物「レスキューフード」「すり抜けスプーン」と、新キャラの実装が行われ、新たな環境が始まりました。以下、パッチノートです。

アップデートの中でも、特に注目するべきなのは、やはり新キャラ「ザシアン」の登場でしょう。伝説ポケモンという称号の名に恥じない、中々のぶっ壊れポケモンで現環境はザシアンを中心に回っているといっても過言ではありません。

そんな現環境を示すTier表、中でも上位キャラの技構成、推奨ルート、持ち物、バトルアイテム、メダルをこの記事にまとめました。まだまだ環境の初期段階且つ私個人の意見ですので、鵜呑みにせず、参考程度にこの記事を読んでほしいです。一週間ごとに変更があれば、更新していきます(「ヌメルゴン」が3/16(木)に実装されるのが決定しているため、更新は1,2回になると思いますが)。

Tier表

注意点

・あくまでも個人の主観です。
・ソロ勢の意見です(パーティでの想定も考えました)。
ヌメルゴン実装前のTier表です。

Tier表の見方

 S:パワーが高すぎるためナーフ必須
 A:無難に強いor環境にマッチしている
 B:練度次第で活躍できる
 C:戦えなくはないがきつい
 D:パワー不足or環境にマッチしてない

Tier S

ザシアン

◯技構成
聖なる剣/高速移動:聖なる剣は円形の移動速度を下げるエリアをダメージを与えながら展開し、時間が経つと二回目の攻撃判定が現れ、大ダメージと行動妨害を与え、自身には攻撃のバフ、防御貫通、被ダメ軽減を与える技。高速移動は今受けている妨害を解除しつつ、自身の移動速度にバフをかける技。これらの技はエナジーを消費することで強化したり、連続で技を使用できるようになる。強化することで、聖なる剣は二回目の攻撃判定が出るまでの時間の短縮、範囲の拡大、高速移動は移動速度の上昇、シールド付与の効果を得ることができる。聖なる剣や通常攻撃の火力の高さ、通常攻撃4段目の吸い付きや高速移動の機動力の高さから、全ポケモン中最高峰の戦闘能力を持っている。オブジェクトに対しても、削り、ラスヒを高水準でこなすことができ、序盤から終盤まで一貫して強いため、使いこなすことができれば、一人で試合を決め切ることができるだろう。エナジーを消費して技を強化するという仕様から、ゴールを決めにくいというのが一番の欠点か。

◯推奨ルート
中央エリア:早く安定して5lvになれるため、試合を作りやすい。
下レーン:1lvから殴り合い、野生の取り合いが強いため、レーン戦でも活躍しやすい。学習装置持ちを隣に置けると尚良し。

◯持ち物
※ザシアンは「朽ちた剣」をスロットに必ず入れなければならないため、実質2つしか持ち物の枠が無い。
ピントレンズ:急所率がADC並みに高く設定されているため、相性が良い。通常が急所に当たると1000ダメージを超えることもある。
鋭い爪:さらに急所率を上げられる。追加効果の移動速度デバフも便利。
力の鉢巻:オブジェクトの削りがさらに早くなり、ラッシュの選択肢を取りやすくなる。
気合の鉢巻:ある程度の固さを持っており、さらに粘り強く戦線に居続けることができる。特に序盤の安定感が高まる。
エナジーアンプ:ユナイト技はチャージし切る、短押しすることでゲージが70%まで減るが、エナジーアンプの効果はこの時でも乗る。これを活かして、火力を上げることができる。ユナイトでラスヒを取るときの取り切りラインも上がる。
弱点保険:ある程度前に出る、素の攻撃力がかなり高いことから、攻撃力が割合で上昇するこの持ち物と相性は良い。
猛攻ダンベル:ダメージの攻撃力依存度は高めに設定されるため、積む事ができれば、超火力が期待できるが、そもそも火力自体は十分足りている。

◯バトルアイテム
脱出ボタン:スキル避け、緊急脱出、接近と、できることが多い。脱出ボタンで懐に入り、聖なる剣を当てる動きが序盤のガンクで刺さる。
なんでも直し:CCをかけられると、一気にフォーカスされることが多いので、こちらも選択肢に挙がるが、高速移動で妨害を受けた後、無効化できるため、それも考慮して選ぶべき。

◯メダル
茶6白4:物理キャラの安定構成。攻撃、HP、急所率を上げ、特攻を下げる。

キュワワー

◯技構成
フラワーヒール/マジカルリーフ:フラワーヒールは対象の味方を回復できる技で、対象のHPが最大の時はシールドに変換される。マジカルリーフは必中の葉を当てて敵に攻撃する技で、草むら中、ステルスの敵にも当たるため、索敵性能に長けている。また、6枚当たった敵には行動妨害を付与できる。味方に憑依してサポートできるというのが最大の特徴で、憑依している時、キュワワーに一切のダメージを与えることができない。そのため、他の回復サポートと違って、サポートから落とされるという心配がなく、立ち位置に気を配らなくても良い。言ってしまえば、技ボタンを押しているだけで活躍できてしまうポケモンで、PSの差が生まれにくいポケモンでもある。現環境ではOPキャラであるザシアンに憑依し、サポートし続ける動きが無難に強い。

◯推奨ルート
上レーン:基本的に学習装置を持って、相方のレベルアップをサポートする立ち回りが強いためお勧め。つるの鞭のラスヒがそこそこ強いため、通常で殴りながら、取り合いに参加する。
下レーン:こちらも上レーンと同じ理由。経験値を多く必要としているポケモンが来ることが多いため、学習装置の需要が高い。

◯持ち物
学習装置:ほぼ必須枠。相方のレベルアップのサポート、自分の時間経験値増加と、メリットしかない。
お助けバリア:ユナイト技CTが短い部類で且つ、味方を守るためのユナイトであるため、噛み合いも良い。
レスキューフード:フラワーヒールの回復量、シールド量を上げることができる。

◯バトルアイテム
鈍足スモーク:憑依中でも使えるアイテムで、味方の逃げ、攻めをサポートできる。

◯メダル
緑6黒7:基本的にダメージは受けないため、技の回転率を重視して黒メダルを積むのがお勧め。回復量を上げるために特攻を上げ、攻撃を下げる。

Tier A

ヤミラミ

◯技構成
はたき落とす/怪しい光:はたき落とす、怪しい光の混乱やステルス強化通常の恐怖で相手にCCを与えまくることができる。また、はたき落とすは相手の持っている点数を落とすことができるため、技強化にエナジーを必要とするザシアンの妨害に役立つ。敵の視野に入らない限り常にステルスでいられる且つ機動力が高いため、簡単にバックラインに入り込んで敵のダメージ要員の機能を長時間停止させることができる。他にも初手カウンタージャングル、空き巣ゴール、視界取り、カバー等、マクロ面でできることがかなり多いが、その割に操作難度が低め(強化通常で近づいて怪しい光を撃てばほぼ確実に当たる)。キャリー性能は低いが、しっかり試合を俯瞰できる人が使えば、ゲームにかなり貢献できるキャラである。

◯推奨ルート
上レーン:カウンタージャングルという選択肢を取る際、1vs2を相方にさせることになる。その被害を最小限の物にするために、レーンの経験値が少ない上レーンがお勧め。ただカウンタージャングルに行く際は、相方が一人でもレーン戦を耐えられるキャラ(ミュウ等)の時に行くことをお勧めする(それでも、初手カウンタージャングルのメリットはかなり大きいが…)。

◯持ち物
猛攻ダンベル:簡単にゴール抜けできるため、気づいたら溜まってることが多い。ステルス強化通常のダメージが伸びるため、アサシン性能を高めることができる。
軽石:ステルス中の移動速度上昇の強みを伸ばす。ステージを駆け回ってゴール、カバー、視界取りで有利を作りたいので、相性抜群。
学習装置:ファーム速度がかなり遅く、レベルが一番低くなることが多いため、恩恵を受けやすい。移動速度が上昇するのも美点。ほぼ必須。
気合の鉢巻:リコールする時間が減り、長時間フィールドに影響を与え続けることができる。

◯バトルアイテム
スピーダー:相手の視界から逃れたり、単純に移動手段として有用。CTが短く、気軽に使えるのも良い。

◯メダル
茶6白4:長所を伸ばすために、移動速度を伸ばすor無難にHP、攻撃を上げるかの2択

ミュウ

◯技構成
光の壁/エレキボールorソーラービーム:ポーク、ラストヒット
光の壁or高速移動/波乗り:逃げ、CC、ユナイトと合わせたバースト
コーチング/波乗り:CC、味方に近づいた敵を引きはがす
コーチング/エレキボールorソーラービーム:集団戦の火力、サポート
高速移動/エレキボールorソーラービーム:追撃、アサシンケア
計9組の技セットを駆使して戦うポケモン。できることのレパートリーが他のポケモンに比べて多く、戦況に応じて柔軟に対応する能力がとてつもなく高い。瞬時に適切な技を判断し、選択するという特殊な操作が必要なため、難しいポケモンに分類されるが、使い込むことで引き出しが増え、キャラの持っている高いポテンシャルを遺憾なく発揮することができる。基本的には技を回して強化攻撃スタックを溜めて撃つ→技リセットして同様に強化攻撃を溜めるために技を回すのが一連の火力を出す流れ。

◯推奨レーン
上レーン:序盤から取り合い、ダメージトレードが強く、レベルが低くてもある程度の活躍が見込めるため、お勧め。相方が初手カウンタージャングルだった場合に、レーンの1vs2をある程度捌けるのも強み。
下レーン:序盤の強みを経験値量の多い下で生かすという考えもアリ。

◯持ち物
拘り眼鏡:特攻が高いため、わざが当たった時の追加ダメージが高くなる。相性抜群。
物知り眼鏡:強化通常、技のダメージがどれも他の特攻ポケに比べて、特攻の値に依存してるため、相性がいい。
貝殻の鈴:先に述べたように、ダメージが特攻の値にかなり依存するため、基本的に三火力がお勧め。回復量は少ないが、技待ち時間短縮は相性が良い。
進撃眼鏡:上振れさえすれば強い持ち物。固定で上がる特攻の値は、貝殻の鈴と同じなので、1ゴールさえ決めてしまえば、一応貝殻の鈴よりダメージ自体は高くなる。
すり抜けスプーン:相手の特防を割合でカットして攻撃できる、新しい特攻専用持ち物。基本的に、終盤の特防が高くなってきたタイミングで真価を発揮する持ち物で、無難に強い。HPを固定値で盛れるため、序盤の耐久力も補助できる。

◯バトルアイテム
脱出ボタン:ポークする際は敵との距離間が重要であるため、お勧め。瞬時に逃げ、追撃ができるのが強み。また、強化通常を当てるための位置調整としても役に立つ。

◯メダル
緑6白6:一番お勧め。なるべく攻撃を下げて特攻、HPを上げる。
緑6黒7:CTが長めの技、当てたらCT短縮の技がある為、比較的相性はいい方。

ドードリオ

◯技構成
トライアタック/高速移動:全キャラトップクラスの機動力を持ち、ステージを走り回って、ゴール抜け、カバー、裏取りなどで随所で有利を生み出すことができる。ダッシュゲージを溜めて、トライアタックで引き打ちしたり、ダッシュ強化通常と合わせてバースト火力を出すことで、ダメージを与える。高速移動は発動して少しの間、妨害無効が付き、ダッシュゲージが溜まりやすくなる。向いている方向にしか技を出せないという仕様上、操作の癖が強いキャラだが、使いこなせれば、序盤から終盤までゲームの主導権を握ることができる。

◯推奨ルート
中央エリア:5lvガンクのパワーがトップクラスに高い。機動力の高さから両レーンに顔を出すことができたり、手早く相手のジャングルに侵入できたりと、5lvになった途端に、やれることが多くなるので、ささっと5lvを完成させることができる中央がお勧め。

◯持ち物
猛攻ダンベル:ドードリオの持ち物はこの3つで完結していると言っても良い。ゴール抜けがしやすいため、溜まりやすい。ダッシュ強化通常のダメージが攻撃力に依存してるため、相性抜群。
鋭い爪:トライアタックからのダッシュ強化通常、高速移動でゲージを溜めてダッシュ強化通常といった技回しを多用するため、追加効果が発動しやすい。
軽石:移動速度をあげることで、ドードリオの要であるダッシュゲージが溜まりやすくなる。あっちこっちを駆け巡るため、移動時間を短縮するという意味でも相性良し。
気合の鉢巻:基本的に上三つが一番お勧めだが、こちらは初心者にお勧め。無駄に前に出て受けたダメージを軽減でき、必要なリコールの回数が減る。
エオスビスケット:ゴール抜けしやすいため、こちらも貯めやすい。HPが元々低いポケモンであるため、序盤に多く積むことができれば効果を実感しやすい。
ゴールサポーター:ゴールをたくさん決める立ち回りと相性は良いが、効果は薄く、あまりお勧めしない。

◯バトルアイテム
なんでも直し:生命線になり得るダッシュゲージを、CCや移動速度低下でを食らっても、維持することができる。

◯メダル
茶6白4:ダッシュゲージが溜まりやすくなるように移動速度を優先的に伸ばすor無難にHP、攻撃を伸ばすかの二択。個人的には前者がお勧め。

ヤドラン

◯技構成
熱湯/ド忘れ:熱湯で当たった敵の攻撃、移動速度を低下させ、ド忘れで妨害無効になりつつ、自身の防御を上げるため、物理攻撃のキャラに対して規格外の固さを発揮できる。また、特攻キャラ相手だとしても、ド忘れによって特性の鈍感で溜めておいたHPを回復できるため、結局のところどんな相手に対しても、HPの維持ができてしまう。熱湯の火力自体もそこそこ高く、特に序盤は進化さえできれば、とてつもない制圧力を得ることができる。集団戦でもユナイト技、熱湯でプレッシャーをかけながらフロントを張れたりと、終盤まで十分に活躍できる。

◯推奨ルート
上レーン:やれなくはないが、ダンベルキャラとの対面になることが多い。水鉄砲を溜め切ったタイミングを相手に見られるため、ラスヒ争いはそこまで得意ではない。
下レーン:経験値量が多く、学習装置を付けていればチルタリス戦までにlv4が安定して作ることができるため、お勧め。ただし先述したとおり、1~3lvのラスヒ争いは不得意であるため、注意。

◯持ち物
気合の鉢巻:タンク御用達の持ち物。より粘り強く前線を維持できる。
学習装置:サポタンほぼ必須級の持ち物。下振れから早めに抜け出せたり、味方のキャリー枠に経験値を集められたりと、いいことがいっぱい。
お助けバリア:味方を守る目的でユナイト技を吐ける。DPSやポークメイジなど、守る対象が明確な場合にかなり有用。
拘り眼鏡:主に序盤のパワーを押し上げる目的で使われる。さらに、ヤドン時代のラストヒットのラインを上げることで、少しでも取り合いを強くし、早めの進化を目指すことができる。
進撃眼鏡:熱湯、ユナイト技のダメージが特攻を伸ばすことでかなり高くなるため、相性自体はいいが、初手積みの適正は低い方。有利展開を作ってから積むのが安定。
すり抜けスプーン:特攻キャラであるため、相性自体は良い。終盤の固いポケモンへ圧をかける際の手助けになる。

◯バトルアイテム
脱出ボタン:瞬間的な攻め、逃げが可能になる。ユナイト技を敵のメインキャリーに当てに行くために詰めることができるのが一番の利点。一強キャラが存在する現環境では、このユナイト技が鍵になることが多いため、お勧め。
傷薬:なまける、ド忘れを使った後に使うことで、HPが超回復するため、相性は良い。前線維持の時間が長くなる他、序盤の殴り合いで勝てたりする。

◯メダル
緑6白6:一番お勧め。攻撃を下げ、HPと特攻になるべく振る。
緑6黒7:技回転率が高くなるが、元々の熱湯のCTもかなり短いため、これ以上上げる必要はあるかは微妙。

グレイシア

◯技構成
凍える風/フリーズドライ:いわゆるDPSを担うキャラ。凍える風は必中の技で、氷スタックの数が多いほど、火力が伸び、最大の8スタックだと、タンクでもかなり痛いバーストを叩き出せる。凍える風を氷スタックが消える前に撃つことで、スタックを維持できる。フリーズドライは当てると移動速度低下、止まった敵を氷状態にする技で、当たった敵一体につき、2つ氷スタックを溜めることができる。いかにして、この氷スタック最大の状態を維持するかが重要で、その条件を満たすために持ち物、立ち回りに制限が生まれてしまう。しかし、条件さえ満たせば、序盤から圧倒的な火力で敵をねじ伏せることができ、終盤も凍える風+にHP割合ダメージが付くため、火力に困ることは無くなるだろう。

◯推奨ルート
中央エリア:序盤のガンクのパワーは高い方であるため、グレイシアに早めに進化できる中央がお勧め。一番の理由は青バフを獲得できるから。これがないと凍える風で氷スタックを維持できない。

◯持ち物
エナジーアンプ:必須枠その一。技待ち時間短縮でスタックを維持させるのが目的。ユナイトのCTもそこそこ早いため、その面でも相性が良い。
貝殻の鈴:必須枠その二。同じく、技待ち時間短縮でスタックを維持させるのが目的。
物知り眼鏡:凍える風は通常攻撃扱いのため、特攻を伸ばした時、火力に反映されやすく、序中盤のダメージは一番高くなる。上振れ下振れが無く、安定したダメージが出せる。
すり抜けスプーン:こちらは終盤、固い前衛ポケを正面から削る際に役立つ。物知り眼鏡との選択枠として候補に挙がる。

◯バトルアイテム
脱出ボタン:攻め逃げを瞬間的に行える。遠距離アタッカーであるため、敵との距離の管理も重要。

◯メダル
緑6黒7:凍える風型を使用するならこれ一択。黒メダルは凍える風の待ち時間短縮で、氷スタックを維持をするのが狙い。なるべく攻撃を下げながら、HP、特攻を盛る(余談だが、唯一の通常攻撃も特攻依存のキャラであるため、攻撃を下げるデメリットが全くない)。また、以上のことをまとめると、氷スタック維持には、貝殻の鈴、エナジーアンプ、黒7メダル、青バフの4つが必要。

ウーラオス

技構成
水流連打/アクアブレイク(連撃の型):水流連打を覚えることで、5lv帯ではどんな相手でも勝てるキャラへと変貌する。最強ともいえる序盤でどれだけ有利を広げられるかが、重要となる。というのも、7lvから覚えるアクアブレイクは範囲が狭く、当てるのが難しいため、単純なブリンクスキルである頭突きを持っている5,6lvの方が使い勝手が良い。9lvで覚えるユナイト技もパワー不足で、中盤以降の活躍にはあまり期待できない。そのため、序盤の圧倒的なパワーで大きな有利を作ることが大事である。しかし、アップデートで、11lvでの水流連打のCT短縮効果に関する不具合が直ったため、終盤の活躍も、ある程度期待できるようになった。
暗黒強打/地獄突き(一撃の型):こちらは敵のカウンタージャングルが刺さった時や、レーン採用の時にお勧め。ラストヒットが強い型で、序盤も安定して強い。水流と比べて終盤は強く、レベルが低くてもラストヒットで貢献できるため、採用の余地は十分にある。

推奨レーン
中央エリア:序盤のガンクでほぼ確実に有利が作れるため、5lvを早く作りやすい中央がお勧め。
下レーン:学習装置持ちが相方なら候補に入る。ダクマは取り合いがそこまで強くないため、ラストヒットは少々相方に依存することになるが、早めに5lvを目指せる。

持ち物
力の鉢巻:通常を振ることが多いため、相性はいい。主に前戦の固いキャラやオブジェクトを削りやすくするために採用する。一撃でも自分で削って、自分でラスヒを取るという選択肢が生まれる。
鋭い爪:技回しは主に、水流連打→強化通常の繰り返しになるため、発動機会は多い。鈍足を付けて逃げにくくすることもできる。一撃でも技を当てることで、強化通常が上がるため、相性◯。
ピントレンズ:確定急所技を持っているため、確実にダメージが上がる。それに加え、連撃は通常を振る機会が多いため、恩恵を受けやすい。
猛攻ダンベル:基本的に連撃の序盤はほぼ確実に勝てるため、その段階でたくさん積むことができる。火力を押し上げ、序盤で築き上げた有利を守りやすくなる。
気合の鉢巻:前に出過ぎたときにそのミスを帳消しにできたりと、とりあえず持たせれば強いもちもの。水流連打中は回復、暗黒強打チャージ中はダメージ軽減がついているため、粘り強く戦えるこのキャラとは相性が良い。

◯バトルアイテム
なんでも直し:水流連打中にCCを受けて止まるのを防ぐ。
脱出ボタン:こちらは一撃の型採用の時にお勧め。暗黒強打を当てに行くために、攻撃判定が発生する直前に使用することで、場所をずらすことができる。

◯メダル
茶6白4:攻撃キャラの安定構成。特攻を下げ、HPと攻撃になるべく振る。

オーロット

◯技構成
ウッドハンマー/ウッドホーン:ウッドハンマーは一段目に扇状の行動妨害のある攻撃を繰り出し、自分の正面に来るように敵を移動させる。一段目を当てることで二段目を撃つことができ、正面の敵にダメージと行動妨害を与えることができる。ウッドホーンは前方にゆっくり移動する技で、途中で当たった敵を運びながら移動する。行動妨害に長けた技構成で、一番タンクとしての役割を遂行しやすい。また、ウッドハンマーには自傷ダメージ、ウッドホーンには回復効果が付いている。ウッドハンマー一段目で正面に敵を運んだ後、ウッドホーンを使うことでHPを維持する回し方が基本。
ウッドハンマー/痛み分け:痛み分けは相手と繋がりを作り、自分の受けたダメージを一部共有する技。自分の方が相手よりもHPが低いと回復でき、HPが低ければ低いほど、共有するダメージ量、回復量も多くなる。近接攻撃のポケモンに強く出られる技構成で、タイマンなら相打ち以上の成果も期待できる。現環境で強いザシアンにも強く出られる。

◯推奨レーン
上レーン:経験値の優先度も低く、序盤もラスヒ、殴り合いがそこそこ強いためお勧め。

◯持ち物
気合の鉢巻:ほぼ必須枠。持ち前の粘り強さをさらに強化することができる。
お助けバリア:ユナイト技がそこそこ早く、ユナイト中の回復量はシールドが付いていると多くなるため、噛み合いが良い。
学習装置:タンク運用ならほぼ必須。相方のレベルが上がりやすくなり、下振れたときの保険にもなる。
弱点保険:基本的に殴られながら戦うため、戦闘中は常に発動すると言っても良い。
エオスビスケット:初手積み適正もそこそこ高く、耐久力にさらに磨きをかけることができる。

◯バトルアイテム
傷薬:序盤の殴り合いに強くなる。自傷ダメージのごまかし、前張りの補助にも使える。
スピーダー:特に痛み分けは、相手との距離が離れすぎると繋がりが消えるため、敵を追う手段として有用。
脱出ボタン:ウッドホーンを使用してる際に使うことで、位置をずらせる。起点を作る際に便利。

◯メダル
茶6白4:ディフェンス型とはいえ、火力はまあまあ出る方。火力に磨きをかける際はこっち。攻撃、HPを上げ、特攻を下げる。
白6茶4:タンクとしての側面を磨きたいならこっち。

エーフィ

◯技構成
サイコショック/サイケ光線:サイコショックは5つの弾を一点集中して発射する技で、全弾当てるとスタンを与えることができる。サイケ光線は一直線に伸びる光線を出し、敵に当たると後ろに拡散する技。どちらの技も敵、野生を貫通する。4lvからのサイコショックを覚えさえすれば、ダメージ、ラスヒにおいてどのポケモンよりも優位に立てるため、序盤のレーン戦がかなり強い。ザシアンに対しても高速移動を覚える前だと、対面有利がつく。自分自身の脆さ、微妙な射程の短さから、終盤はどうしても活躍しにくくなるが、序盤から積極的に対面レーンの相手を腐らせることができるため、ゲームへの貢献度はかなり高い。サイコショックのエイムが少し難しいため、全弾当てられるように練習が必須。

◯推奨レーン
上レーン:レーン戦で右に出るものはいないため、基本的にレーン採用がお勧め。経験値量は少ないが、スピードスターのラスヒ力の高さから、チルタリス戦までに4lvにはなれることが多い。
下レーン:こちらは経験値量が多いレーン。レーン戦で勝ち切った時の貢献度はこちらの方が大きい。上手く立ち回ればレジ戦で8lvになれる。

◯持ち物
拘り眼鏡:追加ダメージによって、単純な相手へのダメージ量は勿論、エーフィの強みであるラスヒ力を伸ばせる。主に序盤に重宝する。
物知り眼鏡:特攻を割合で上げる持ち物であるため、lvが上がり、特攻ステータスが大きくなる終盤に恩恵を得やすい。拘り眼鏡の追加ダメージも増やせる。
すり抜けスプーン:こちらは相手の特防を割合で無視するアイテム。こちらも終盤に影響力を持つアイテム。タンクやファイターをゴリゴリ削ることができる。
気合の鉢巻:主に序中盤で強く、強気な行動をしたときの保険になる。相手側の野生のラスヒを取りに行く際に有用。
お助けバリア:味方を守るユナイト技を吐けるようになる。周りにCCをかけるというユナイト技の効果と噛み合っている。

◯バトルアイテム
脱出ボタン:緊急脱出、射程管理を瞬間的に行える。ユナイト技中に使用すると、CCをかける位置をずらせる。

◯メダル
緑6白6:耐久と火力を上げる。特攻、HPを上げ、攻撃を下げる。
緑6黒7:待ち時間をさらに下げることができるが、元々の技CTも短い。

カメックス

◯技構成
潮吹き/高速スピン:潮吹きは継続ダメージ、移動速度のデバフを与える円形のエリアを設置する技。高速スピンは一定時間、妨害耐性がつき、ぶつかった敵にダメージを与える技。高速スピンを使用すると潮吹きの待ち時間が0になり、回転中に潮吹きを長押しすることで、周りにダメージを与えることができる。ディフェンス型ではあるが、タンク特有のCC技は皆無で、この技セットを取った際の立ち回りはファイターに近い。前を張りながら火力を出したり、甘えた位置にいるメイジに張り付いて落とし切るのが基本的な動き。操作も比較的簡単で、使いやすい部類のポケモンではあるが、高速スピン中はユナイト技を使えないということに注意。咄嗟に使いたい場合は、高速スピンを再使用することで回転を止めてユナイトを使う。13lvからスピン中の耐久が格段に上がるので、そこまでレベルを上げたいところ。

◯推奨ルート
上ルート:CC技を二つ持っており、ラスヒ、ブリンクを持っているため、序盤の性能は悪くなく、サポート無しでも十分活躍できる。進撃も積みやすいためお勧め。

◯持ち物
気合の鉢巻:積極的に前線に行きたいため、ほぼ必須。序盤のレーン戦も格段にやりやすくなる。
お助けバリア:味方を守るユナイトが吐ける、序盤のHPを盛れる、ユナイトCTがまあまあ早い等、噛み合っている。
進撃眼鏡:潮吹きスピンのダメージの特攻依存度がかなり高い上に、初手積みの適正も高く、相性が良い。
すり抜けスプーン:こちらは固いポケモンに対して強く出られる。進撃眼鏡のようにリスクを負う必要がないのがメリット。
エナジーアンプ:さらにユナイトの待ち時間を下げたり、ユナイト発動後の高速スピンの威力を上げたりと、相性は良い。高速スピンのCTが長いため、技待ち時間短縮の恩恵も感じやすい。

◯バトルアイテム
脱出ボタン:高速スピン中に狙いたい敵に急接近したり、ユナイトの攻撃判定中に使うことで、当たり判定を広げたりと、攻める際の選択肢が増える。

◯メダル
緑6白6:耐久と火力の両面を磨ける。特攻、HPを上げ、攻撃を下げる。
緑6黒7:高速スピンの長いCTを短縮できる。

後書き

ここまで見て下さり、ありがとうございました。「参考になったよ!」「自分はこう思う!」等の感想をお持ちでしたら、ぜひスキ、コメントの方をよろしくお願いします。私が飛び跳ねて喜びます。

前書きで話した通り、ザシアンが環境の中心である以上、ザシアンにある程度強く出られるポケモン(対面は基本どのポケモンも勝てませんが…)、ザシアンをサポートするのが得意なポケモンは今後評価が上がり続けると思います。現状を簡単に説明すれば、「ザシアンがいる方、強い方が勝てる環境」ではありますが、とらえ方を変えれば「自分(ザシアン)さえ上手ければ勝てる環境」でもあります。そのため、ザシアンさえ持っていれば上手い人はソロレートを上げやすい環境でもあると考えます。とはいえ3000円もするため、ザシアンイベントだけこなしてランクには潜らないという選択肢もアリかもしれませんね。

3/13追記

Tier表の更新を行いました。大きな変更は以下の通りです。
・カビゴン、ピクシー、ハッサム:A→B
・エーフィ:B→A

カビゴンに関してですが、現環境では同じタンクでも火力がある程度出せて、ザシアンに対してやれることがあるポケモン(ヤドラン、オーロット)がいる、キャッチしてもザシアンは高速移動で脱出できるため評価を下げました。すり抜けスプーンの登場で、特攻キャラの攻撃が痛くなったのも向かい風です。適当にヘビボンから入ってしまうと、今の環境ではすぐ溶かされるため、今使うならポークメイジから、ザシアンやアサシンを引きはがす立ち回りが多めになりそうです。

ピクシーについては、回復サポートの枠として、ザシアンの攻撃に巻き込まれることなくサポートできるキュワワーの方が現状強いと判断し、評価を下げました。ただ、重力というスキルは唯一無二、且つ特定のポケモンにかなり刺さるため、まだ需要はあるかもしれません。月の光の回復も複数の味方に入るので、完全にキュワワーの下位互換というわけではないと思います。

ハッサムについてですが、単純にザシアンに対してそこまで強くないため、評価を下げました。しかし、ザシアンに対抗して出すようなポークメイジに強く出られるため、全くやっていけないわけではないと思います。状況によってはユナイトのバースト火力でザシアンを落とせる可能性もあります。

そして、今回エーフィをAに追加しました。序盤はサイコショックで遠距離から大ダメージを出すことができ、圧倒的な野生の管理でレーン戦を制することができます。高速移動を覚えていないタイミングは一方的に攻撃できるため、序盤はザシアンに対してかなり有利に立ち回れます。終盤はどうしてもパワーが落ちてしまいますが、ザシアンに対して強い時間帯があるというだけで、採用価値は十分に高いと思います。

また、3/8に不具合修正が入りました。環境に関わる大きな変更はありませんでしたが、ヤドランの波乗り、ドラパルトの竜の舞のバグは深刻なものでしたので、そこに関しては嬉しいという方もいるのではないでしょうか。

そして、3/13(月)更新のUniteAPIによると、全体勝率はザシアン(57%)、キュワワー(54%)の2トップ、全49キャラ中、50%を超えているのは13匹しかいないということが分かり、あまりにも不健全な環境であることが示されました。今週から、無課金でもザシアンが使えるようになるため、調整が無ければ、あるいは今週登場するヌメルゴンに環境を変化させるポテンシャルが無ければ、今後ますます環境が荒れることが予想されます。

3/17追記

Tier表、ー部のポケモンの持ち物、技構成、推奨ルートを更新しました。Tier表の大きな変化は以下の通りです。

・マフォクシー:A→B
・キュワワー:A→S
・カメックス:B→A

マフォクシーに関してですが、序盤の弱さから遅れを取りやすい、7レベルで技を覚えきる頃にはザシアンは高速移動を覚えており、マジカルフレイム程度の射程では、ニトロチャージを考慮してもすぐに接近されてしまうことから、ザシアンに対してあまり有効ではないと判断し、評価を下げました。しかし、ナーフされたとはいえ、一番の強みであるユナイトのCTはいじられていないため、キャラパワーは依然高いままです。

キュワワーについては、ザシアンのサポートとして最適であり、この二枚が揃えば勝てる可能性が飛躍的に上昇すること、仮にザシアンのみがナーフされたとしても、また次の環境キャラに憑依することで悪さをする可能性があることを踏まえ、Sランクに置きました。Sランクのこの2匹は、現環境の顔と言っても過言ではないでしょう。

また、今回はカメックスをAに上げました。5、6レベルを除けば、ほとんどスキがなく、柔らかい敵に対して妨害耐性で火力を出せるのが、今のメイジが多い環境に刺さっています。また、今回は高速スピンを採用したアタッカービルドを紹介しましたが、波乗り型にすることでタンクにも変貌できるといった、二面性を持っているのも強みの一つです。キュワワーとの相性が良いのも追い風になっています。

さらに、昨日は予告通り、「ヌメルゴン」がディフェンス型のポケモンとして実装されました。特性の「ぬめぬめ」を駆使して戦う、殴り合いに強い、高耐久ポケモンに仕上がっています。特性を付与したポケモンを通常で殴ると、技のCTがかなり短縮されるため、技回転率がかなり良く、使っていて楽しいポケモンだと感じました。ユナイト技を使ったときに流れるメロディも可愛くて面白いです。機動力が低いため、ザシアンに対抗できるかと言われると微妙な感じがしますが、今後の活躍に期待です。そして、新キャラが登場したので、いつものように1、2週間後に新しい記事に移行したいと思います。

加えて、今週土曜日から、各地域のリーグを制したチームが集まって行われる大会、「Asia Champions League 2023 FINALS」が二日にわたって、マレーシアで行われます。配信もするらしいので、ぜひ観戦してみてはいかがでしょうか。以下、一日目の配信リンクです。

画像の引用元

サムネイル背景:https://www.beiz.jp/
Tier表:https://tiermaker.com/create/all-pokmon-in-pokmon-unite-15327428
ポケモンの画像:https://zukan.pokemon.co.jp/

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