超効率勉強法 byDaiGo その①
メンタリストDaiGoさんの
超効率勉強法を読んだ。
科学的根拠も載っていてとても信頼のおける一冊だと思った。
しかもさすがメンタリスト。
読者のもっと読みたい!とか知りたい!を掻き立てるような書き方がされてると思う。
はじめに、効率が悪い勉強法が載っている。
そこに書かれているのは
教育者としては正直とても苦しい内容。
教育現場で行われてることがたくさんのってた。
昔からやってるから…
誰も疑いもしないでそのまま取り残された勉強法を、まだ学校では当たり前のようにやっているんだなあって。
そういう今までの習慣から脱却すべき時なんだな、と。
急に全てを変えるのは無理かもしれないけど、絶対に変えていかなくちゃいけないと強く感じている。
それにむけて、
まず効率が悪い勉強法をいくつかピックアップ。
①アンダーライン
②テキストの要約
③集中学習
④忘れる前に復習する
どれもこれも、きっとみなさん見覚えがあるはず。
それぞれなにが悪いかというと。
①アンダーライン
これは、アンダーラインをひいたことに脳が満足してしまうらしい。
満足してしまうと、もっと考えることを脳がやめてしまうので覚えられてないままになってしまうんだって。
アンダーラインをひいただけでは記憶として残っているわけではないので、
アンダーラインの場所を声に出して読むなどのアクティブラーニングと結びつけると効果があると思われる。
これはすぐに授業で実践できそう。
音読の効果もこれだ。
もう一度しっかり音読の意義を子供達や保護者に伝えるべきだ。
②テキストの要約
これ、よくやるよね。
要約って難しすぎるらしい。
すぐ上手に要約できる人には、もともと全体をみる能力が備わってるから練習必要ないんだって。
逆にいうと、できない人にとっては、求められるスキルが高すぎる割に、効果が出にくいから勉強法として効率が悪いということ。
ごもっともです。。。
でも少しの工夫で効率的に変わる。
それは、クイズ化。
自分でクイズを作るだけでアクティブラーニングに変わる。
あと、要約って、本を読んですぐにやってません?記憶に新しいうちにやっても意味がないんだって。
内容を忘れかけた時がchance!!
何も見ないで要約してみる。
かなり忘れてるはず。
そして本であってるか確認!!!
こうするだけで受け身の勉強法からアクティブな勉強法へと早変わり。
要約の効率的な使い方はわかったけど、
要約を上手にするにはやはり授業なんだよね。
文章の読み方とか捉え方とか。それについてはまた後で記事を書きたいと思う。
③集中学習
人間には集中モードと緩和モードがあるらしいが、集中→緩和→集中→緩和という流れが記憶の定着には必要らしい。
ずっと集中しててもダメなんだって。
学校で考えると、ずっと算数とかずっと国語とかじゃなくて1時間ずつ区切って勉強してるのはそういうことかな。
④忘れる前に復習する
これまた度肝ぬかれる。
忘れる前に復習するんじゃないの?!って思った。
正しくは忘れた頃に復習するんだって。
毎日、授業でやった内容を宿題に出してたけどそれよりも、次の日に宿題に出した方がいいってことだよね。
宿題の出し方も見直しする必要があるってことだな。4月から早速やってみようと思う。
効果の程はいかに!!
なんていうか、学校も色んなこと見直してかないといけないって心の底から感じる。
こうやって科学的根拠によって証明されてる非効率な勉強法、まだまだ残ってるもん。
学校だけにかかわらず、塾とか予備校とかも。
今までの常識は非常識!みたいな危機感をもたないとだめなんだなと。
この本を読んでいろいろ考えた。
長くなったので続きはその②でかこうと思う。