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【加波山】神々のわざ
ジオストーリー
このルートは、常陸野Cトレッキングコースの”四巡り”になります。この”四巡り”のジオストーリーは「神々のわざ」。
加波山は山岳信仰が盛んで天狗の山として有名ですが、もともとは神の宿る場所としての巨石信仰から始まりました。
加波山の山頂付近にはいくつもの社殿がありますが、そのご神体の巨石は神の手の造形と感じることができます。しかし、もちろんこれら巨石は神の手でも宇宙人の仕業でもなく、ましてや炭治郎が切ったわけでもありません。これらは自然の産物なのですが、では、このような特徴的な巨岩はどのようにしてこのような形になったのでしょうか?この謎を探りに加波山頂をめざして歩いてみましょう。
歩き方
長岡バス停から出発し、加波山山頂(標高709m)をめざします。行きはほぼ登りで、途中花崗岩の石切場や露頭を観察しながら登ります。途中には国内希少野生動植物種であるツクバハコネサンショウウオが生息している沢があります。
山頂付近の尾根では、加波山神社を始めとする各社を参拝しながら巨石群を観察します。旗立石までの林道にはブナ林が広がっています。
帰りはほぼ下りです、花崗岩の巨大な転石や風化の様子を見ながらバス停まで戻ります。
時期
季節を問わず年中登れますが、夏期の猛暑時期や積雪があった時などは避けたほうがよいでしょう。ただの苦行になってしまいます。
周辺の楽しみ
真壁の街並みは国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている歴史ある街です。(桜川市観光協会ホームページ参照ください)
長岡バス停からはバスで約5分(徒歩で約30分)ほどですので、余力があればトレッキング後に訪れて、街並み探訪を楽しむのもよいでしょう。
フィールドノートを手に歩いてみよう
このコースのジオトレッキングの様子は、YAMAPにアップしています。
下記のリンクよりご覧ください。
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このコースのジオストーリーや見どころ等の解説がついたフィールドノートを作成しました。
メンバーシップの方は、特製フィールドノートのPDFファイル(A4判 8枚)をダウンロードすることができます。
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