見出し画像

高校卒業と同時に海外大学正規留学をオススメする理由

こんにちは。

大学生2年次に交換留学生として一年間カナダの大学で経営学を学びました。当時の経験から「正規留学のススメ」について今日は書いていこうと思います。

正規留学とは

「そもそも正規留学とは?」「なにが違うの?」という方に正規留学について説明しておきます。

正規留学とは主に「学位」を取るために海外の大学で勉強することを指します。つまり交換留学をしたとしても「学位」を日本の大学で取得することになるならば正規留学とは言わない訳です。留学の種類やメリット・デメリットについては以下の記事で公開していますのでぜひご覧ください。

海外正規留学をオススメした経緯

私は交換留学生として一年間カナダのブロック大学で英語とビジネスを勉強しましたが思うことが一つありました。

それは 「これ、高校卒業してから直接正規留学していれば私の人生はどうなっただろう」ということです。

私は一年間という限られた時間でしたがカナダの大学で現地学生と実際に勉強していく中で限界を感じました。それは時間的な限界と将来に対する限界に分けられるかなと思います。

  時間的な限界とは能力、知識の限界とも言えるかもしれません。もちろんカナダをはじめとする留学においての人気国は授業を英語で行うためどの学問を学ぶにしても英語力が必要になります。もちろん渡航してすぐにネイティブスピーカーを肩を並べられるほどの英語力が日本で生まれ、日本語の環境で育ってきた私たちにはあるはずがありません。私たちが日本語を自然に、そして義務教育の過程の中で習得したように英語を自然に喋れるようになるには時間が必要です。

一年間では成長がないと言う訳ではありませんが一年間を海外で過ごしてみてまだまだネイティブスピーカーとの壁を感じました。だからこそ正規留学においては4年間をいう長い時間を英語を使って学問を学ぶことに費やすことができるのです。また海外大学において英語で学問を学ぶことの利点としては情報量の多さとシンプルさ、そして多角的な視点から勉強ができるという3点です。

情報量の多さ

大学生の仕事といえば研究を通じて「論文」を書くということです。

日本語のテキストと英語のテキスト数、日本語の論文数と英語の論文数を比べてみても数は明らかに英語の方が多いのがわかります。(試しにGoogle Scholarで好きな分野を検索してみてください)

様々な国の学者が英語で論文を書いているので様々なサイドからの意見や論点のあるテキスト、論文を見つけることができます。まだ大学に進学したことのない方はピンとこないかもしれませんがこれは実はとても重要なことなのです。それは大学では基本的はレポートを書く際は引用といってその分野を研究しているエキスパート方の論文から意見を引き抜いて自分の意見を補強する必要があるからです。

そして国によって研究分野の進み具合、つまり新しいデータを発見しているといった違いが出てくるので日本語だけで論文を書くというのはそれだけですでにリミットがあるのです。

シンプルさ

これは私の個人的な意見になりますが英語での専門用語はとてもシンプルだと感じました。それは日本語のテキストにおいては英語で発表された発見を日本語に翻訳するという作業があるので専門用語を聞いただけですごく難しく感じてしまいます。実際に私はカナダでミクロ経済の授業を受講しましたが日本語で書かれたテキストを読むより英語で書かれたテキストを読む方が日本人の私でもわかりやすかったです。

画像1

↑実際に私がミクロ経済学の授業で「機会費用」について学んだ際のノート。特に経済学は日本語で学ぶより英語の方がシンプルになっていると感じました。

多角的な視点

特に私がいたカナダという国は「多様性」という価値観をとても大事にしている国なので学生においても本当に様々なバックグラウンドを持った学生がいます。私が受けたマーケティングの授業ではほぼ毎回の授業でグループワークがあるので様々な学生と意見を交換して答えを出していくという機会がたくさんあります。

その中では持っているバックグラウンドによって本当に様々な意見が出ます。例えばマーケティング授業の中でセグメンテーションと呼ばれるある商品のターゲット顧客を誰にするのかというディスカッションがありました。

そこで食品についての話が出たのですが宗教によっては禁止されている食べ物があるので宗教別に商品を2つに分ける必要があるのでないかという意見が出ました。この意見というのはなかなか日本で学習する中では出ないと思います。

それは私たちが一緒に暮らしている人のほとんどが日本人でほぼ同じバックグラウンドを持っているからです。革新的なアイデアは「多様性」から生まれる、私はそう感じたので海外大学での正規留学をオススメします。

最後に

もちろん正規留学は国内大学に比べて費用がかかりますが将来のキャリアを考えた時に特にカナダやオーストラリアなどの移民を受け入れている国ではその国での「学位」が永住権取得への一歩になりますのでとても魅力的な選択ではないかなという風に感じます。


このブログのもう一つのテーマである「家族」について亡きガンの母と家族の実話を電子書籍として販売開始しました!以下の記事から興味のある方はぜひご支援のほどよろしくお願い致します。

それではまた会いましょう!!Have a Great day!!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?