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転職ゴールとタスクの逆算【GAFA内定が語る】

社会人経験6年目の若輩者Georgeです。
外資IT企業のみを渡り歩いている希有な経験が
皆様の酒の肴になればと幸いです。

今回は
「転職って何から手を付ければいいんだ」
と悩んでいるあなたへ
この記事をお届けします。

結論
逆算思考と定量化を用いて
効率的かつ安全な転職活動を回す。


転職がうまくいかない人の傾向

転職について記事を投稿するに当たり、
リアルな声を調査するため
NoteやTwitterなど片っ端から読み
転職がうまくいかない人の共通点を
発見しました。

それは
転職活動の全体像を把握していない点です。

内定なかなか出ない人は
場当たり的な対応で後手に回り、
時間と体力を消耗します。

そして準備不足がたたり
不幸なことに
受かるはずの面接を無駄にする。
負のループが発生します。

野球のルールを理解しないまま
必要な個人練習をせずに
いきなり打席に立ち
歴戦の猛者からホームランを
狙っているのと同じことです。

その対策として、
常に逆算思考することが大切です。

まずはこの転職というゲームの
全体像を把握しましょう。
そして各要所での対策を
効率的かつ入念に準備します。

「逆算」というと、算数や数学で
「答えから逆算して正誤を確かめる」
といった使い方が一般的でしょう。
この「逆算」という言葉を用いた
逆算思考というものがあるのです。

逆算思考の流れは、
1:ゴールを設定
2:ゴールに到達するため必要なプロセスを計画
3:計画通りにアクションを起こす
ことで最短距離・最短時間で業務が遂行できる
設定したゴールに到達するための要素を、
段階やステップ別に細かく設定するため、
着実にゴールまでの道のりを導き出せるのです。

Kaonavi「逆算思考とは」

転職における逆算思考

「仕事には必ず目的があり、
そのために期限とタスクを管理する」

これは私の上司の受け売りなのですが、
転職もそのとおりだと思います。

多くの転職ノウハウ系には
「まずはなぜ転職したいのか」という
現状/課題の分析から始まります。
それははっきり言って時間の無駄です。
(必要だけど最初じゃない)

まずは必ずゴールを設定し、
そこから逆算しましょう。

ジョジョの奇妙な冒険



① ゴールを設定

まずはゴールを設定しましょう。
例として私のゴールを皆様に公開します。

▼私が設定したゴール
・従業員5,000人以上の大手法人の担当営業
年収を20%以上Up
・5年以内の昇格が狙える

▼ゴール設定のポイント
1:定量的に考える(Not 定性的)
2:現実的なストレッチ目標 (Not 無謀)
3:中長期的な視点 (Not 今さえ良ければ)

数字で考えることで
受けるべき企業や募集要項がクリアになり、
次にやるべきことが整理しやすくなる
というメリットがあります。

もしも自身が設定した目標の
妥当性に疑問がある場合は
尊敬できる先輩や友人
または転職エージェントなどに
相談するのも良いです。



② マイルストーンを設定

ゴールが決まったら、
次に行う作業はマイルストーンの設定です。

マイルストーンは
業界や企業、ポジションにより様々です。

ビジネスシーンでのマイルストーンとは、
プロジェクトや作業の中間目標地点や
節目のポイント地点のことを指します。

Backlog「マイルストーンの意味を理解しよう」

▼私が設定したマイルストーン
・内定受諾
・複数オファーの比較と交渉
・最終面接の突破(経営層)
・二次面接の突破(直属の部長)
・一次面接の突破(人事)
・書類審査の突破
・応募先の選定と分類
・職務経歴書の完成
・転職サイトやエージェントの登録
・リファラルの相談と応募

▼マイルストーン設定のポイント
1:ゴールから逆算(Not 今できることから)
2:完了地点を設定 (Not 作業期間)
3:他者への依頼事を先に (Not 自分優先)
4:各項目、最短一週間を想定
 ※ 私のマイルストーンでは、
  最短で3ヶ月、最大6ヶ月で想定

失敗する人の例として
さきに期限を切りがちなのですが、
そうするとタスクの抜け漏れや
アウトプットの品質に問題がでます。

また誰かにお願いすることを優先し
スケジュール遅延の外部要因を
最小限に抑えましょう。


③ 通過率を想定し応募社数を調整

転職の場合は
不採用や採用凍結などのネガティブなことも
残念ながら発生致します。

考えられるリスクに備えて、
応募社数の母数を担保しましょう。
活動量の多さは必ず結果に影響を与えます。

▼私が応募した社数
・15
▼各マイルストーンの通過数
・内定:5
・二次面接突破:12
・一次面接突破:15
・書類審査突破:15
※勝率30%ほど

▼社数調整のポイント
1:応募方法はバランスよく
2:常に新求人への温度感高く
3:一気に受けすぎない

注意頂きたいことは、
転職活動は短期決戦のようで
長期戦であるということです。

急いでたくさん応募し
作業量や精神安定のペースを
乱すことだけはしてはいけません。

私は常に3~5社を
受けているという状態を維持しました。


まとめ

本日は転職を成功させるために
最初に必要な
ゴール設定とタスク管理を
ご紹介いたしました。

次回は
いよいよ詳細に進みます。
まずは
エージェントの選び方について
投稿いたします。

ご精読誠にありがとうございました。

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