ギタドラ新筐体ロケテレポート
1.初めに
私は、GITADORA(以下ギタドラ)に関して、今作は数クレとしかプレーをしていない両機種橙レートだが、beatmania IIDX(以下IIDX)やSOUND VOLTEX(以下SDVX)などの音ゲーの地力を駆使してロケテまでの1週間GuitarFreaks(以下ギタフリ)とDrumMania(以下ドラマニ)を練習した成果を今回のロケテで発揮したつもりで参加をした。
初心者ながら頑張ったほうなので温かい目で見守ってください。
2.概要
2-1.ロケテについて
今回のGITADORA LIVE MODEL(以下ギタドラ新筐体)のロケテスト(以下ロケテ)は9月6日から9月8日の3日間行われた。開催場所はシルクハット川崎ダイス店、来場者は1日約130人、参加者は約120人(ギタフリ約60人、ドラマニ約60人、会場抽選)で大盛り上がりだった。
今回、私は9月6日と9月7日の2日間参加をし、1日目はギタフリのみ、2日目はギタフリとドラマニの両機種をプレーした。
2-2.筐体について(共通)
従来の筐体との違いは、モニターが3画面で、右側はタッチパネルとなっていて、モニターのサイズはメインモニター約49インチ、サイドモニター約31インチ、出力は4K60Hzである。スピーカーは、6個とサブウーファー(低音域を再生するためのスピーカー)1個で、オーディオテクニカ製のものが使用されている。テンキーや十字ボタンなどの物理ボタンはなくなっている。また、ギターとドラムを抜くと筐体の仕様は全く同じである。
筐体のサイズは体感、IIDXぐらい、またはそれ以上のサイズ感はある。でっけぇ…
2-3.筐体について(ギタフリ)
ギターコントローラーは右の写真のようなデザインとなっており、コントローラーの仕様は従来のものとの違い感じられない。
筐体1つにつき、コントローラーは1つである。
2-4.筐体について(ドラマニ)
電子ドラムは右の写真となっており、従来のものとは異なっている(メーカーは不明)。パッドサイズが従来のものが直径約20cmに対して、今回のものはスネアが直径約30cm、タム系のものが約25cmとサイズアップしている。シンバルやハイハット、ペダルの違いはよくわからない。(あまりやってないことが仇となった)
2-5.ゲームシステムについて
ゲーム内は現行バージョン「GITADORA GALAXY WAVE」をギタドラ新筐体用にアレンジされたものである。現行のものとの違いは、Live2Dのキャラクターが追加(曲に合わせて演奏する素振りも見せる)、タッチパネル活用によるオプションや選曲方法、演奏中のオプション変更がなされていた。また、一部の楽曲は新筐体のスピーカーによるシステムでライブステージのように音質が変化されている。また、先行収録楽曲が追加されている。
3.評価点
3-1.音響周り
ギタドラ新筐体は前述したとおり、メインスピーカーが6個とサブウーファー1個となっており、これがとにかく楽曲が聞きやすい。私は基本、音を聞いて音ゲーをするのだが、とにかくやりやすかった。
個人的にはイヤホンジャックがいらないぐらい聞きやすい。(イヤホンジャックあってもいいけど、スティックやギターに引っ掛かりやすくて危なさそう)
3-2.タッチパネル
従来の筐体では、物理ボタンで設定や選曲をしなければいけなかったが、タッチパネルに集約することで、IIDXやSDVXの新筐体のように、楽曲検索やオプション設定などを直観的に操作ができるようになった。
物理ボタンが廃止になったが、これはこれで良いと思った。(上級者は基本的にギターコントローラーや電子ドラムで操作するので、オプション選択を除いて問題ないと思う)
3-3.操作感覚
電子ドラムの仕様が従来のものと異なるものが使用されているが、ギターコントローラーや電子ドラムともに、従来のものと操作感覚に違和感はなく、簡単に慣れた。ドラマニのパッドは柔らかい感じはしたが、少し跳ね返りやすいが、誤差の範囲ぐらいで違和感を感じなかった。
(まあ、当時のことはよくわからないが、VシリーズからXGシリーズになったとき、操作の違いがだいぶあったらしいし、ギタドラプレイヤーはすぐに操作に慣れたが。あ~恐ろしい。)
3-4.先行収録楽曲
今回先行収録された11曲は、どれもみんなプレーをしていて、評価も高かった。特にTVアニメ「ガールズバンドクライ」より「雑踏、僕らの街」の収録は予想外なうえ、みんなが待ち望んでた曲であった。(ロケテ最終日の次の日に一般収録されるのは聞いてない)
僕はIIDX、SDVXプレイヤーであったため、「ANEMONE -GITADORA EDITION-」と「水槽のクジラ」をプレーしたが、原曲の良さをそのまま生かし、ギタドラ用にうまくアレンジできていたと思う。(ちなみに、DDRプレイヤーであるのにも関わらず「みゅ、みゅ、Müllる」をDDRの曲と知らずにプレーしたのはナイショ)
4.改善点
4-1.モニター関連
サイズが従来のものに比べ、ものすごく大きくなっている。そのせいで、判定での違和感が生じてしまった。とくにドラマニに至っては、従来のものよりも上のほうにモニターがあるせいで、若干上のほうを見ないといけなかったり、判定を下のほうに設定しないといけないことが起きた。(あと、今のところ左側のサブモニターの使い道がLive2Dのキャラ動かすだけだけど、あれは何?)
また、モニターの出力が4Kなのはいいのだが、肝心のフレームレートが60fpsとIIDXやSDVX、他社である太鼓の達人、チュウニズムなどが120fpsに対して粗いのである。
4-2.相変わらずの筐体備え付けのスティック
基本的にプレイヤーはスティックを持参(特に上級者は赤ポッキーというチップがなく、細く、赤い、ティンバレスという打楽器用のスティックを使っている)してプレーをするため、あまり問題ないが、とにかく重い、痛い、そろそろ改善してほしいところである。(いろんな店舗見ても、備え付けのスティックがなく、市販のドラムスティックが置かれるレベル)
4-3.ギターコントローラーの数
現行の白筐体では1つしかなく(デラックスキャビネットとスタンダードキャビネットでは2つ)、今回のギタドラ新筐体も1つしかなかった。せっかくでかい筐体なのにもったいないと感じたので、2つにしてほしいところ。
4-4.ゲーム内の不具合
ゲーム内部のことではあるが、いくつか不具合があった。
まず、ロケテ初日に両機種機材トラブルに動作しないとのことで、9時頃開始だったのが、12時に遅延してしまった。
(仕様?)ギタフリではギターマークが来たとき、ギターを振ると演出とスコア加算がされ(WAILING BONUS)、ドラマニでは一部の光っている音符を精度よく叩くと演出とスコア加算がされる(ボーナスノーツ)のだが、その演出がなく、ちゃんと判定されたのか、プレー中では演奏に集中しているため、確認しにくいと思った。(ロケテのバージョンだったから、単純に締め切りに間に合わなかった可能性があるが)
また、ムービーの出力場所のトラブルや、流れてくる音符に不具合があるバグが発見された。結果的に、再起動で解消、20クレに1回再起動する羽目に。さすがコンマイクオリティ!
5.感想
まだ、筐体が出来立てのアルファ版的なものだったが、今回のロケテで来場者の意見を元に改善されることを祈る。ギタドラはほかの音楽ゲームと比べると、遊ぶ年代が高く、売り上げがそこそこのため、若い人や、初心者をうまくこのゲームを遊ばせるように工夫することが課題だと思った(来場者は20代後半や30代の人たちのベテランが多く見られた)
6.おまけ
※急いで書いた自分のレポートの文章をコピペしたものなので、文章がコンマイクオリティの可能性があるが、堪忍してくれ。