ジオチャン

ジオチャンはYouTubeで世界の生物などを投稿しています。毎週日曜日20:00投稿予定。(ショート動画は随時投稿中)

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最近の記事

世界一危険な鳥「ヒクイドリ」は世界で最初に家畜化されていた!?

ヒクイドリは大型の飛べない鳥で、大きな鋭い爪を持つことから「世界で一番危険な鳥」としてギネスにも認定されています。この危険な鳥がかつて家畜化されていたかもしれないということが最近の研究でわかりました。しかも、それは、はるか昔の約1万8000年前のことだというのです。この研究結果が正しければ、ニワトリの家畜化よりも何千年も前に、ヒクイドリが家畜化されていたことになります。これは世界ではじめて家畜化された鳥類でもあります。世界一危険な鳥が世界で最初に家畜化された鳥とは非常に興味深

    • 【ベタの歴史】家畜化当初は鑑賞が目的ではなく賭博のためだった

      大きなひれと美しい体色が魅力的なベタは観賞魚として世界中で人気ですが、もともとはこのような姿をしていませんでした。この姿は品種改良の結果できたものです。しかし、驚くべきことに、飼育され始めたときの目的は観賞のためではありませんでした。飼育され始めた当初は闘魚として賭博のため戦わせるためでした。 この記事は動画でも見ることができます ベタの生態 ベタは、スズキ目キノボリウオ亜目オスフロネムス科ゴクラクギョ亜科ベタ属の淡水魚です。ベタ属は50種ほどおり、広い意味でこれらの魚を

      • 【戦争の起源】新石器時代にすでに戦争が始まっていたことが判明

        これまで新石器時代は争いのない平和な時代だと考えられていました。しかしこの考えは最近の研究によって覆されました。新石器時代のヨーロッパで、すでに個人間の争いどころか、集団での紛争があったことがわかったのです。しかもその件数は想像以上の多さでした。 チンパンジーも戦争をするチンパンジーは同種間で争いを行います。この争いの中で最も多いのが群れ同士の抗争です。チンパンジーは縄張り意識が強く、この縄張りの周りを頻繁にパトロールします。このとき、他の群れのチンパンジーに出会うと、とし

        • 大都会「昆虫農場」が私たちの生活を激変させる?!

          ロンドンの中心地にあるエントサイクル(Entocycle)という会社はハイテクを駆使した都市農場です。ここでは現在、何百万匹もの昆虫が飼育され、それらは家畜の飼料や植物の堆肥へと変わります。この昆虫はまた最終的には私たちの食料にもなりえます。この会社がどのように私たちの未来を変えていくのか見ていきましょう。 この記事は動画でもご覧いただけます。 家畜の飼料問題現在、ニワトリには魚を飼料として与えます。養殖魚もまた野生から捕らえてきた魚を与えています。すべての家畜動物は、人

          アボカドは絶滅するはずだった!?

          栄養価が高く、美容にもいいため、昨今の女性に大人気のアボカドですが、実は絶滅するはずの植物だったことをみなさんはご存じですか。昔、オオナマケモノなどの大型の哺乳類が果実を食べ、種子を運ぶことでアボカドは種を増やすことができていました。しかし、1万3,000年前にこれらの大型の動物が絶滅してしまいます。この時、種を運んでもらえる動物がいなくなったアボカドはこれらの動物とともに滅ぶ運命にありましたが、なぜか現代まで生き残ることとなりました。どうしてアボカドは生き抜くことができたの

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          ボノボの母親は息子の恋人探しを積極的に手助けする

          ボノボの母親は息子が配偶相手を見つけることに関し、積極的に手助けをします。母親はまず、自分の息子を魅力的なメスに引き合わせようとします。そして仲良くなった2人に邪魔が入らないように他から守ろうとします。研究の結果、この行動に熱心な母親程、息子が子孫を残すことができる確率が高くなることがわかりました。ではなぜボノボの世界では母親の積極的な介入によって恋が上手くいくのでしょうか。 モテるボノボは母親が過干渉!?ヒエラルキーの上位にいるボノボの母親は、自分の息子をメスのメンバーの

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          アルビノのチンパンジーが生後すぐ群れのメンバーに惨殺される

          アルビノのチンパンジーが生後すぐ群れのメンバーに惨殺されるケースが、スイス・チューリッヒ大学の研究者によってはじめて観察されました。なぜこのような出来事が起こったのでしょうか。 アルビノとはアルビノは先天性白皮症(先天性色素欠乏症)と呼ばれ、生まれつきメラニン色素が欠乏する遺伝子疾患です。原因は解明されておらず、環境ストレスなど、いくつかの要因が考えられています。 アルビノは脊椎動物、特に哺乳類では非常にまれです。ヒトでは1,700~20,000に1人だと言われています。

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          「キツネの家畜化実験」選択的に交配することで犬のように変化したキツネ

          みなさんはキツネが家畜化されていることはご存じですか?驚くべきことに、それらのキツネは人に良く慣れ、毛色に変化が現れはじめ、イヌのように芸をするものも見られます。そこで今回はキツネの家畜化について解説していきます。 キツネは古代家畜化されていた 古代ヨーロッパでは一度、キツネが家畜化されていたことがわかっています。紀元前3,000年から紀元前2,000年にかけて、ヨーロッパのイベリア半島北東部では、人間と動物を一緒に埋葬するという習慣がありました。ある遺跡では犬や牛などの

          「キツネの家畜化実験」選択的に交配することで犬のように変化したキツネ

          チンパンジーはなぜ同種間で殺しを行うのか?

          これまでの観察からチンパンジーが同種間で殺しを行うことが知られています。では、そもそもなぜチンパンジーは殺し合いをするのでしょうか。チンパンジーの世界以上に、現在も人間社会では多くの戦争や殺害が行われています。このようにヒトも同種間で殺しを行いますが、チンパンジーにみられる同種間の殺しを解明することが出来れは、ヒトがなぜ殺しあう生物なのかがわかる手掛かりになると考えられます。この研究が進めば人類にとっての平和が訪れるきっかけとなるかもしれません。 チンパンジーの殺し合いは人

          チンパンジーはなぜ同種間で殺しを行うのか?

          夕焼けに染まる可憐なセンダンの花

          和歌山県田辺市の左会津川沿いに1本のセンダンの大木があります。現在、可憐で小さなうす紫色の花を枝いっぱいにつけています。 センダン センダン科センダン属の落葉高木。5月~6月にうす紫色の花が咲く。 もしこの写真が気に入りましたら、Instagramも見に来てくださいね!この他にもたくさんの樹木の写真があります。

          夕焼けに染まる可憐なセンダンの花

          新緑が美しい「地蔵紅葉」

          和歌山県古座川町にある瀧川寺の「地蔵紅葉」は、現在、新緑の美しい青モミジとなっています。 高さ 10m 幹回り 2.9m 樹齢 200年以上 所在地 和歌山県東牟婁郡古座川町田川 撮影日 2022/4/7 撮影機材 GoPro HERO9 Black もしこの写真が気に入りましたら、Instagramにも遊びに来てくださいね。この他たくさんの樹木の写真があります。

          新緑が美しい「地蔵紅葉」

          下阿田木神社のイチョウ

          和歌山県日高郡日高川町にある下阿田木神社の大イチョウの新緑が輝いていました。 樹高 26m 幹囲り 5.7m 推定樹齢 300年以上 所在地 和歌山県日高郡日高川町皆瀬 撮影日 2022/4/17 撮影機材 GoPro HERO10 Black もしこの写真が気に入ったら、Instagramにも来てくださいね!この他たくさんの樹木の写真を見ることができます。

          下阿田木神社のイチョウ

          無数に伸びた枝と新緑が美しい「丹生神社のイチョウ」

          和歌山県田辺市龍神村東にある丹生神社には広々とした境内があり、クスノキの大木が2本、そしてこのイチョウの巨木が離れた場所に立っています。 どっしりとした幹は古木らしく、たくさんの苔が着生しています。力強い幹からは無数の枝を伸ばしています。新緑の葉は陽光に照らされて輝いていました。 もしこの写真が気に入りましたら、Instagramのギャラリーも見ていってくださいね。その他、たくさんの樹木の写真を見ることができます。

          無数に伸びた枝と新緑が美しい「丹生神社のイチョウ」

          ライトグリーンの世界「高原の大カエデ」

          こんにちは。樹木写真家の岡勇樹です。今回は新緑の大カエデを撮影しました。 高原から近露へと向かう熊野古道沿いに大きなカエデの木があります。樹種はイロハモミジだとを思われます。近くには他のモミジの木が数本あり、この辺り一面、新緑の美しい世界が広がっていました。 イロハモミジ ムクロジ科カエデ属の落葉高木。日本で最もよく見られるカエデ属で、紅葉の代表種です。本種から様々な園芸種が作られています。 今回、この大カエデを撮影するにあたって、「高原霧の里」に駐車し、熊野古道を歩き

          ライトグリーンの世界「高原の大カエデ」

          新緑の「福定の大銀杏」

          福定の大イチョウの新緑が輝いていました! 樹高 22m 幹囲り 5.3m 推定樹齢 400年以上 所在地 和歌山県田辺市中辺路町福定 撮影日 2022/4/17 撮影機材 GoPro HERO10 Black この写真が気に入った方は、Instagramのギャラリーへどうぞ! 岡 勇樹(Yuuki Oka)GoPro×Trees(@yuuki_trees) • Instagram写真と動画

          新緑の「福定の大銀杏」

          熊野古道・大辺路 長井坂のシイノキ(和歌山県西牟婁郡すさみ町)

          こんにちは。樹木写真家の岡勇樹です。 今回は長井坂のスダジイの大木を撮影してきました。長井坂はすさみ町の和深川集落から長井集落にいたる熊野古道・大辺路の峠道です。美しい自然林のプロムナードで、4月中旬から5月中旬にかけてミツバツツジが古道を彩ります。 木々の隙間から太平洋(枯木灘)の眺望がよく、海に反射した日光に照らされ、新緑が美しく輝いていました。 この大きなシイノキは古道におおいかぶさるように生えています。近くに落ちていたドングリから、おそらくツブラジイだと思わ

          熊野古道・大辺路 長井坂のシイノキ(和歌山県西牟婁郡すさみ町)