逗子〜大船「spice tree」「神奈川県立近代美術館 葉山」「ひばり湯」「中華そば さとう」
行きたいところがまとまったので逗子に行ってきた。
鎌倉に行ったことはあるが、逗子駅に降りるのは初めてのことだった。
12時頃に駅に着くと、まずは目的の「spice tree」というカレー屋に行った。
行列店と聞いていたが誰も並んでおらず、すぐに入れるじゃないかとドアを開けようとしたら、「入り口は裏側です」と言われてしまった。
裏に行くと6人ほど並んでいた。
6人と書くと少なそうだが、そもそも店内の席が8席程度で、結構ドッサリとしたカレーが提供されるために回転率が良くない。
45分ぐらい待って13時頃に入店できた。
ちなみに13時過ぎにはほとんど人が並んでいなかったが、本日のカレーのうちの何種類かが売り切れていたので難しいところだ。
夏に並ぶのであれば日傘とポカリスエットぐらい携帯した方が良いだろう。日差しの強さに倒れそうになった。
今回はバターチキンと、マトンひき肉とネパール山椒のカレーの2種盛りでお願いした。
バターチキンも美味しかったが、マトンカレーの方に完全に心を奪われてしまった。
強烈な山椒とスパイスの味に箸が止まらず、ご飯を掻き込むように食べてしまった。
個性的なカレーで唯一無二のものと感じたため、これだけ食べるために逗子に足を運んでも良いぐらいだ。
2種盛りで2000円越えのため、決してお安いとは言えないのだが、遠方から来て食べる価値があるカレーだった。
店を出た後はバスに乗って「神奈川県立近代美術館 葉山」に到着。
海の近くにある美術館で、ロケーションだけでも気持ちが高まってくる。
今回は「アレック・ソス」という写真家の個展を見るために訪問した。
私は美術や写真に明るくないため、詳細は美術館のHPか、他の方のネットレビューを見てほしい。
時期ごとにテーマの違う写真は、まるでソスの人間の変化を見ているようで面白かった。
館内で上映されているドキュメンタリー映画も見たのだが、奇想天外な人々が続々登場して面白かった。
ただ美術館は冷房控えめで暑かったので眠くなってしまい、美術鑑賞も冬のが向いているのではないかと思った。
美術館の外には散策路があり、そこから海を眺めたが良い景色だった。
その後はバスに乗って逗子駅に戻り、電車に乗って大船に移動。「ひばり湯」と呼ばれる銭湯に入った。
サウナと岩盤浴(低温サウナ)が用意されており、設備が充実している。
また露天スペースの岩風呂の上に階段と小部屋があり、整いスペースとなっているのも面白い。
激アツサウナと20度ぐらいの心地よい温度の水風呂に癒された。
サウナを出た後は外でオリオンビールを飲んだ後、「中華そば さとう」に行った。
こちらは羽田方面に本店があり、その暖簾分けのようだ。
昔ながらの中華そばとカレーライスが有名なようなので、それらを注文した。
中華そばは懐かしくもノスタルジーに終わらない、現代人の舌を満足させる味だ。
そつのない作りで、優しい味で食べやすくも、物足りなさを一切感じさせないラーメンだ。
カレーライスはシャバシャバの水っぽいルーが特徴的で、ダシが美味しく、満足度の高い品だ。
合わせて結構な量があったはずだが、美味しくてサッと完食してしまった。
海も眺められたし、良い外出となったが、厳しい暑さで夏バテ気味にもなった。
一度外出するとしばらく外に出たくなくなるのだが、また数日後には、何か別の目的で外出しているだろう。
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