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東陽町「NILAA RESTAURANT」南砂町「旭湯」人形町「坦々麺 寿限無」

色々と用事があって東陽町近辺に行った。

まずは「NILAA RESTAURANT」。本格的な南インド料理を提供する店ということで、出来た当初から気になっていた。

ランチからドーサを提供していたりと東陽町のような住宅街では珍しく思えた。

この日は「フィッシュタリーセット(1200円)」を注文。

提供されたのは南インドらしく副菜豊富な定食。ナンではなくチャパティでお願いした。

チャパティの素朴な味わいが楽しい。ナンは改めて重い食べ物だったなと実感。ナンは歳を食ったら食べられない。

各種副菜は美味しくラッサムは中々にパンチの効いた辛さと酸っぱさだ。

シーフードカレーが付属してきたが魚介ゴロゴロでボリューミーだ。

焼き魚もスパイスの味が染みており小骨に注意しながら食べたが美味しかった。

トータルですごい量なのだが味は美味しいのでなんとか完食。

1200円でこれはかなりリーズナブルだし本格的な味付けに思えた。

その後、自転車を漕いで南砂町へ向かった。

目的の「旭湯」は公衆浴場なのだが、15時半とOPENして間もない時間だったのに銭湯の前に大量の自転車が止められており人気が窺えた。

サウナから露天風呂まで常備された銭湯。中は想像していたよりも広かった。

壁画が富士山などではなくヨットなのが珍しく思えた。

サウナ室は本格的だったがサウナマットが敷かれていなかったので、他人の汗の水溜りの上に座る必要があり、少し嫌だった。

水風呂はかなりぬるくて、夏場の暑い時期はもう少し冷やして欲しいなと思った。

常連と思われる年配の方が「電車内でマナーのなっていない若者に常識を教えてやらないとな」みたいな話をしていて、当の本人たちは床に座り込んで通路を塞ぎ、マナーがなっていない人が若者に説教しようとしているのが面白かった。

銭湯を出ると三ツ矢サイダーを飲んだ。冷蔵庫に入っていたので当たり前なのだが、それにしてもすごくキンキンに冷えており美味しかった。

銭湯を出ると自転車を走らせて中央区の方に向かった。人形町のあたりに学生時代の友達が住んでいたので少し談笑した。

最近、友達には2人目の子供が生まれたが、実家ぐるみで交代で世話をしたりして大変だという話を聞いた。

家族ぐるみで子育てをするなんて独身生活の私には異国の話のように思えた。

特に結婚の予定はないが、私にも子供が出来たら実家にも頼りながら子育てしないと手が回らないだろうし、自分と奥さんだけで子供を育てるなんてのは難しいだろうなと思った。

昼に食べた南インド料理のせいで腹が減っていなかったので友達と話したら帰るつもりだったのだが、なんだかんだで話し込んでしまい時刻は22時になってしまった。

その頃には流石に腹が減ったし、帰ってから炊飯器でご飯を炊く気にもなれなかったので、開いていた「寿限無」という坦々麺屋に入った。

銀座の「はしご」という店で修行した店主がやっているらしく、過去の自分の食べログレビューを見返したら10年前に銀座の「はしご」に行っていた。

看板メニューの坦々麺を注文して食べてみると細麺の上品な坦々麺だ。

そういえば「はしご」の坦々麺も妙に上品すぎて物足りなさを感じていたなと思い出した。

ただ客観的に考えると非常に美味しい坦々麺だし、スープは美味しくて全部飲んでしまった。

何より夜の時間でもライス無料で付けてくれるのが嬉しかった。

店を出て自転車を漕いで帰路に着いた。暑い中、色々なところを走り回って疲れたが、南砂町近辺なんかはしばらく行っていなかったので新鮮な気持ちで街並みを見ることができてよかった。

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