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何からやろう?へのヒント

鳥取県で”若者×地域”のプロジェクトを伴走支援しているゲンヨウです。昨日は、FLATという鳥取県が民間を企画している起業・創業コミュニティのイベントに参加してきました。


たまたま、不真面目商店に関わる大学生も参加していて、会場に来ていた高校生とつないでくれました。こういうイベントに高校生の参加もあって、いいなと思ったんです。

1.地域への関わりのステップ

何からやったら良いんですか?って”大学生×地域”の場面でもよく聞かれます。今回も高校生から聞かれたんですね。結論は何からでも、自分の興味関心があれば良いとは思っています。高校、大学になると各自の経験値がかなりバラバラなので、その人にあったステップがあります。

ただ、一般的に考えると(1)時間軸を長くしていく(2)受動的から能動的に変えていくのがポイントかなと思っています。

bankupでは、その辺をステップとして捉えていて下記の図のように表現してます(サービス全般の説明で使うので就職や起業・移住など少し大きなくくりではありますが)

経験のステップ(bankup講演資料より)

2.ステップ1:交流会・勉強会への参加

一番手軽なのは、すでに企画されたものに参加すること。特に今回のような、交流会とか勉強会など単発、短時間のもので、知識や情報を増やしたり意見交換したりする。地域で動いている大人の活動も講演用にまとまっていたりするので、わかりやすいです。

探し方は、webでググってみたり、学校の掲示板を探してみたり、まちで活動的な人に聞いてみるなどがあるかなと思います。学校に直で募集情報が届いている場合もあるので、高校生は先生に聞いてみるのも良いかもしれません。

3.ステップ2:ボランティアやアルバイトへの参加

次は受動的でよいので、誰かの企画をお手伝いするのが良いです。地域系はボランティアが多いですが、アルバイトでも構いません(対価の有無は関係ない)。

ボランティアの方が時間への投資の意識が働いたり、興味あるジャンルへの学びを意識できたりするので、経験値は高い場合が多いです。
人に与えられた役割ではありますが、そこで裏方の動きを見ることができたり段取りを知ったりすることができます。

裏方や段取りを経験すると、疑似企画体験になるので、自分で何かするときの参考になります。

探し方は、これもググってみたらある場合やボランティア募集サイト、掲示板などに情報が貼られたりしています。行政系のボランティアセンターに情報がある場合もあります。地域系サークルなどの動きを単発でお手伝いしてみるのも良いです。

弊社みたいな若者支援系に尋ねるのも良いです。鳥取の若者はぜひbankupへ。

3.ステップ3:学生プロジェクト・実践型インターンシップなど

次が自分が企画者側になる方法です。地域系サークルもここに入ります。幹部学年とかになると完全に企画側と言ってよいかなと。僕らが最近関わっているものだと、”とっとり若者活躍局”もこれに入ります。

ここになると、”なにをやる””誰に向けて”などから考える必要が出てきます。地域系サークルだとある程度やることも固まっている場合が多いので、1から新しい企画をするよりはやりやすいと思います。

主体として悩みながらやるということが起きたり、0→1を作るでの探りながらやる感じです。

ここのステップはできることなら、相談できる人がいると良いです。伴走者が近くにいた方が、進めるスピードも質もあがります。うまく頼りながら、実現に向かっていく感じです。悩んだ時に俯瞰するキッカケが得られたり、つながりやノウハウを得る機会にもなります。

また手前味噌にはなりますが、bankupにご相談ください笑

探し方は既存の動きに参加するのも良いのでサークルだったり、実践型インターンシップの募集に飛び込むのも良いです。活動的な大人に聞いてみるのも良いです。

4.まとめ

こんな感じで、ステップを進めるように経験するとスムーズかなと思います。もちろんいきなり企画側から始めるのが悪いわけじゃないですし、うまく周辺の大人に頼りながらやれると良いのかなと思います。

鳥取の若者はbankupへ

その他似た感じの過去記事は下記

(マガジン紹介)NPO法人bankupでは、地域でお金のめぐる仕組み”コミュニティ財団”を作ろうとしています。まずは若者の活動支援を考えているので、若者支援の視点でこのマガジンは書いています。


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