ちゃちゃっと地域に参画したい声
鳥取でNPOを経営しているゲンヨウです。大学生×地域のプロジェクトをやったりしています。
1.就活で話すネタが欲しいので地域活動とかやれますか?
めちゃくちゃ直球すぎて、むしろ潔いのですが、そういう声にどう対応しようかなってのが知り合いのSNSで書かれていました。高校生もAOとか推薦がありますし、大学生も”大学時代に何をしてきましたか?”みたいな場面があるので、そういう話があります。
この活動を始めて長いので、「いいよー」って時代もあったし「は?何考えてんの」って時代もあったりしましたが、最近はまず話を聞くようにしています(笑)。現場に関わることが増えて、学生の目線だけじゃない事を知っていくことで対応が変わってきたのかなと。
2.動機は何であれ、地域にとってはチャンスでもある
動機はいろいろですが、地域にとっては外部人材(普段は会わない人)に出会うチャンスだったりします。どういう機会として設計するかによってはアリの場合もあります。
これは完全に関わり方の設計になってきます。例えば、何かの担い手として、作業をやってもらうとか、動いてもらう。これは一番簡単に関わってもらえます。鳥取のような人口の少ないエリアなら、大学生高校生の体力だけでも貴重な資源です(そう言いつつ、70代のおじいちゃんが山とか入ると最強だからビビる)。体を活かしてもらうという方法。
次に、話を聞いてもらうという方法もあります。外部の人の目線で話を聞いてもらう方が良い場合とか、ヒアリングデータが取りたいとか、これは話し方とか聞き方の訓練がいりますが、アンケート用紙を作っておけばできることもあります。
その時の状況にもよりますが役割があれば、飛び込んでできることもあるなと。それで地域が前を向けたり助かったり、楽しかったりするのは事実なのでチャンスです。
3.面白がれるかどうか、意味づけの大事さ
学生側には、どんな情報を渡したら良いのかを考えます。僕はつい話し過ぎちゃう部分もあるのですが、重要なポイントは、与えられた機会(地域との接点)を面白がれるキッカケ、意味づけを感じられるかだと思います。
やることは、田んぼの草刈りになるかもしれないし、おばあちゃんとひたすらお話しすることかもしれない。まず、その状況を面白いなと思えるか、そういう場だと学生側が認識するかがポイントになります。もちろん、本人にあうあわないということはあるので、そこはもちろんみます。
あうあわないがわからないってことも多いので、そんなときはとりあえず飛び込めって感じです。そのための意味づけ、ちゃっちゃと現場に入りたいけど。自分が関わることの意味とか、可能性とか。そういう話もできる限りするようにしています。
僕ら組織はちょっとめんどくさいんですけど、続けていくには大事かなと。地域にも学生にもお互いに消費しないような関係性をつくるために。
そんな感じです。今日はここまで。
今日のおまけは、初めて体験をさらっと書きます。
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