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今月のゲンヨウさん(2022年9月)

鳥取でNPOを経営するゲンヨウです。友達のNPOが25周年ということで、記念祭りに招待いただきました。熱量がすごい。そこで感動した部分と、やってきたことの発信をちゃんとやっているなと感じたのです。

一方で、久々に会う方には「最近はどう?」と聞かれることが多く、自分自身の報告がなかなかちゃんとできてないことは、法人にとっても良くないなと思ったのです。そんな感じで、メルマガ原稿のタイミングもかねて、月次のことを書いていこうかと思います。

2022年9月のこと

1.とっとり翔ける福業第二期が開始

とっとり翔ける福業の二期が始まりました。複業希望者には8月末の説明会から複業勉強会とステップが進み、地域の事業者の方へのヒアリングや現地フィールドワークの座組が進んでいます。鳥取に関わりを持ちたい方は是非。今年は、北栄町・岩美町の4社ずつ計8社が対象です。

本事業は鳥取県の委託事業で昨年から弊社も含むチームで取り組ませていただいてます。複業初心者の事業者および複業者(プロボノ含む)のお互いにとって良い時間になるよう”福業”と名付けて、伴走しながらやっています。業務委託以外にも、カニ払いみたいなもの払いも想定していて、軽めのコラボ提案なども受け付けられるような仕組みです。地域の事業者さんの素朴で良い部分にご縁が繋げられるように動いています。

地域側は複業の受入れ未経験の事業者さんばかりなので、人数が少ない会社だけど大丈夫か?とか、手を動かしてほしい部分もあるけど、どこまでやってもらえるのかなどに対して、本事業のポイントも伝えつつお話ししています。個別調整でコストはかかるのですが、この経験を他の複業プログラムの実践時に活かしてほしいと思いながらやっています。

2.島根県立大の浜田の学生たちと

9月の頭に、島根県立大学の田中輝美さんにお声掛けいただいて浜田市まで行ってきました。県立大学の地域系の学生と地元若手がチームを組んでいくということで、弊社の農村系プロジェクトをはじめとして”大学生×地域”のプロジェクト組成の部分とか、サポート方法などについて話してきました。

このnoteにもいくつか記事があるのですが、大学生プロジェクトの伴走にもいくつかポイントがあって、その辺について話をしたり、現状の学生たちの悩みについて答えていくような時間でした。

僕は”地域×学生プロジェクト”は、地方にとってはすごく可能性があると思っています。地域に最も少ない18歳~22歳の世代、外から来た学生の目線、熱量や行動力など、地域側にとっても良い影響を与えることが多いですし。大学生にとっても、地域の余白にチャレンジできること、高校では出会えなかった人たちとの協働は、人生でも貴重な時間になります。

なかなか継続が難しい部分があるので、それを地域の大人と一緒にやることでどう乗り越えるのか、そこについて話しました。浜田の動きは引き続き応援していきます。下記はその時用に学生向けに書いた文章。

3.若者広聴レンジャーで高校生と

若者広聴レンジャーという仕組みが鳥取県にありまして、今年はそのアドバイザーという立ち位置で関わらせてもらっています。今回は鳥取東高校の3チームがレンジャーとして、”空き家””中山間地域””Uターン人材の仕事”をキーワードに動いています。僕だけでなく、活性化センターの谷さんや、不真面目商店の藤内さんにサポートしてもらっています。

先日、中間報告会があり高校生の発表がありました。直接話を聞くことで理解が深まったこと、認識が変わったことなどを共有しました。施策提案に向けてもう少し広聴活動をしていきますが、生徒さんたちの動きが更に良くなるようにサポートしていきます。

4.災害時の地域中間支援の支援の仕組みづくり

昨年度から、NPO法人ETIC.さんと連携して、災害時の中間支援の仕組みづくりをお手伝いしています。僕は司会進行や地域側の目線を届けたりするポジションです。月に1回勉強会をオンラインで行っていて、都市部企業さんにも参画してもらっています。

4月~6月にかけて鎌倉・岡山・佐賀で勉強会を実施して、そこでの振り返りを活かし、かなり地域事情が異なるので、現状診断(アセスメント)ができることが大事かなという話でツールの開発を大学の先生のご協力のもと進めています。

鳥取でも、県のNPOセンターさんと一緒に少しずつ連携を強くする動きなどを始めています。昨年の豪雨で三徳レンジャーが復旧支援に行ったことをヒントに動き始めたこのご縁も鳥取県内で深められたらなと。

5.ワーケーションとか関係人口関係

ワーケーションとか関係人口関係は、毎週土曜のオンライン関係人口未来ラボを継続しつつ、鳥取市をフィールドとした受入れプログラムなどの相談が来ているところです。また、準備できたらご案内できると思います。

また、オンライン関係人口未来ラボ経由で協業をやろうかなどのお声掛けなども起きているので、土曜朝のコミュニティのすごさを実感しています。

6.次年度の話もチラホラ

行政関係の次年度予算の種出しの時期になりました。僕の方にもいくつか相談だったり、ヒアリングが来ています。若者系やNPO系なら”bankup”と認識してもらえるのはありがたいです。

スタッフも個別でプロジェクトを回せるようになってきているので、ご相談あればまずはお話を聞きますので、気軽にぜひ。

7.まるにわインターンシップ生と不真面目商店

bankupから少しだけ離れて、まちづくり会社”まるにわ”の話題としてはインターンシップ生を10日間受入れていました。鳥取出身の島大生。ちょうど、東大から”不真面目商店”をやりに鳥取に来ている藤内君とコンビを組んでもらって、企画を考えて実施してもらいました。最終的には二日間延長してやってみたいことをカタチにしていたので、良い時間だったと思います。

弊社OGの会社”ASNARO”の小畑社長にもお世話になったので、感謝です。いターン生も具体的なアドバイスがすごく刺さったとのこと。ちなみに、ASNAROさんが、智頭町のマスコットキャラクター”モリリン”の企画をやっているそうなので、ここでも紹介させてください。

8.居住地域とかその辺

居住エリアでは、学校支援の動きとかPTAとか頑張っていますが、9月は主に就業構造基本調査の調査員という面白い案件があったことが印象に残っています(まだ終わってないけど)。国勢調査(2020)、経済センサス調査(2021)と実は地域の調査員を3年連続で受けてまして、この辺の調査員で気づいた事は別に書きたいなと思っています。

そんな感じで今月は動いています。10月は月末に”とっとり翔ける福業”の北栄町フィールドワークがあります。その他も諸々ありますが、お声掛けあれば頑張りますので、お待ちしております。

今日のおまけは、ハーモニィカレッジの25周年記念祭への参加と、翌日にお誘いいただいた”火を囲む会”という代表の大堀さんと周りの方とお話しする会で気づいた事について書きます。

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