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買い物という街のコミュニケーション
鳥取県で、NPO法人bankupを経営しているゲンヨウです。新しい年度が始まっていますね。あっという間に桜も散って、新緑の季節です。
1.不真面目商店復活
3月から不真面目商店のOPENを復活させています。1か月のインターン生が回してくれた3月と、鳥大の学生と連携して回していた4月という感じです。
棚オーナーさんも少しずつ増えてきたり、戻ってきてくれたりしています。一日店番をしてもらったりと、昨年度とは少し違う関わり方もし始めてきています。
実はGW明けから、新しいインターン生が4か月入る事になったので、みっちーが作ってくれたものをまとめたりしています。デジタルである程度まとまっていたのですが、それを少しわかりやすくする作業。記録も大事だけど、それを使えるようにするマニュアル化のところでもう一工夫必要だなと実感しながら少し整理中。
冒頭の領収書の分類がその作業の一つ。基本的にデータにはなって引き継がれていたのですが、複数の学生で引き継ぎながらやっていく形になりつつあるので、とりあえずまとめてみました。
2.街中の良いところは店が多いところ
不真面目商店は鳥取市の中心市街地、鳥取駅と鳥取県庁の間くらいにある駅から徒歩10分くらいの場所にあります。昔に比べてはかなり減ってはいますが、お店が歩いて行ける範囲に多いのが特徴。
レシートを見ていくと、隣のスーパーに始まり、建具屋さん、珈琲の淹れ方を教えてくれた珈琲屋さんと、一年間であらゆるご近所さんにお世話になっていたことがわかります。レシートで街中探訪している気分。
2年前に街中にオフィスを移したのですが、自転車であらかたのものが揃うのが街中の良さだなと感じています。文具屋さん、紙屋さん、金物屋さんでカギを作ってもらったり、和菓子屋さんで季節を感じたり、暮らしを支えてもらっている感じです。
大規模スーパーやホームセンターでも手に入るのですが、車が運転できなくなったことを考えると、街中の暮らしやすさはあるなと感じるわけです。
3.買い物というコミュニケーション機会
個人店に買い物に行くと、必然的に店主さんやお店の人と会計時にお話をすることになります。
「近くで不真面目商店ってのをやってまして」
と言うと、みっちーの話をしてもらったり、最近はどうなの?と聞いてもらったりするのですが、彼がそれだけお店の人と買い物を通してコミュニケーションを取っていたのだなと実感しました。そして、必然的にコミュニケーションが生まれる買い物というのも、街の関係性構築の一つになっていたんだと感じるわけです。
4.不真面目商店も棚を通したコミュニケーション機会
不真面目商店も棚に商品や本を置いてもらうことで、コミュニケーションが生まれています。棚オーナーさんの商品を学んでみたり、オーナーさんとお話ししたことをお客さんに伝えたりなどもします。
オーナーさん同士がお客さん同士になったり、お店を待ち合わせに使ったりと面白い使い方もしてもらっています。
街のコミュニケーション機会としての買い物の場所の設計は面白いなと思ったのです。
今日のおまけ記事は、年度初めでPTAの運営についてちょっと書いて終わろうかと思います。自主性が話題のPTA、人口減少エリアにおいては、活動内容をうまく精査しながらやっていますが、完全自由は難しいなという話題です。
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