オンライン関係人口未来プロジェクト総括
鳥取県鳥取市でNPOを経営しているゲンヨウです。普段は”地域×若者”でプロジェクトを組成して、企業の事業開発や農村部の共同作業支援をやっています。
1.オンライン関係人口未来プロジェクトとは
2月8日に、長野県塩尻市の山田崇さんをゲストに関係人口に関するシンポジウムを開催しました。そこから、毎週木曜日の朝に集まって何か生み出せないかなとシンポジウムに参加したメンバーで議論を続けました。
4月11日からは、移動もしにくくなったタイミングでもあり、オンライン関係人口未来会議として、オンラインのセミナーを始めてみます。毎週土曜日のam7:00開始というなかなかぶっ飛んだ企画ですが、30名弱のスタートでした。これがプロジェクトとして10回続けることになります。
2.第一段階は地域のプレイヤー(1~4回)
当初は、鳥取市、塩尻市、高知県土佐町、三重県尾鷲市という地方の現場の人、プロジェクトの実行者をゲストに迎え、移動ができない中での地域の状況や次の一歩などを話してもらったり意見交換しました。
まちづくり会社を副業でやる銀行員という鳥取の事例から始まり、県庁職員から出向でつながった町役場の職員に転職した人。グロービス地域活性化クラブの方など、都市側から地域にかかわった人の地域提案の話。地域のグッドニュースをどうやって作って、どうやって発信、広げているのかなどでした。現場の話は僕も共感する部分も多く、各地に行ってみたい気持ちが増えました。
3.第二弾は都市側の人(プラットフォーム側も交えて:5~7回)
第5回から第7回の主役は都市側の人たち、特に第5回は、第一回から参加してくれる”Saturdayseven”というスロージョギングのチームが、スロージョギング×早朝セミナーという提案をやってくれました。参加者も巻き込む、まさに関係人口です。
第6回は、パソナJOBHUBの加藤さんが飛び回れなくなった中で何を考えたか、第7回は(株)おてつたびCEOの永岡里菜さんに、地方×都市のプラットフォームで何が起きているのかなどについて話してもらいました。
状況はネガティブでも、少し先に来るはずだったものが、急にやってきただけなのかもしれないという視点や、だからこそできることにチャレンジする、来たる時に準備するという流れが印象的でした。
4.第三弾はインフラビジネスと関係人口(8,9回)
8回、9回はANAと”ゆるいぽっぽ屋の会(ゆるぽぽ)の方に来ていただき、人を運ぶビジネスと今、これからについて話していただきました。
これまでとはやり方を変える必要のあること、本質的にその企業が大事にしている部分から新しい方法を考えるなど、アイデアが出てきてワクワクしました。みんな動けないので、この辺からは、動きたい!という思いが画面を超えて出てきたように思います。
5.最終回はフォーラム(第10回)
最終回はフォーラム形式で実施。第一部のゲストに、まさに関係人口になっているWork Design Labの石川さんに来ていただき、地域との関係性や副業がどうなるのか、そういう方は何を望んでいるのかについてやり取りをしました。そして、第二部はフィナーレとして、第6回のゲストの加藤さんに再登場いただき、これから何をやろうかというものを来場してくれた50名の人たちとやり取りしました。過去ゲストもかなり参加してくれて濃い時間となりました。
4月11日から始めた”オンライン関係人口未来プロジェクト”10回の朝のセミナーを終えて、次のフェイズに行くことにしました。具体的に動きができそうな人たちと、実践的な動きをしてく感じです。
みなさんに楽しみな報告ができればと思います。毎週土曜の早起きの習慣ができたことも僕にとっては宝物です。
今日のおまけ記事は、日食を見たよという話です。
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