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集落の役割、やる事のダイエット
日曜日は集落の経営ノートです。約90世帯の会計をやっているゲンヨウです。あっという間に一年間が進んでいき、12月が会計最後のタイミングになります。
昨日は、班長および3役のお疲れ様会でした。僕以外は60代、70代なので、最近の話から昔の話までいろいろとでてきます。ここには書けないビックリな話も含めて、いろんな人のいろんな人生で様々な話が出てくるなと。
あとは、集落の役割について話もでてきました。「神社の係を数年やっていてそろそろ変わりたい」とか、「いろんな役が一気に来てしまって大変」とか、あの人がそろそろ余裕が出そうとか、どこにでもある話です。
世帯数も平均年齢もあがっている中で、やれそうな人に役が重複していくという構図なわけです。「○○の役は、2年後に△△さんに任せるとして、××の来年はどうしよう」みたいな感じです。地域の人を年齢別に並べて、役割をやったかやっていないかを確認。退職のタイミングなんかも考慮されます。
「若手にも変わっていかないと」という声もチラホラ、僕が今年会計をやっているので、その世代にも白羽の矢が立つんだと思います。
「今のままなら無理ですよ、たぶん」
僕もそう言わざるを得ない。結果的に、農家や自営業に話がくることになる。消防団で獅子舞やっているメンバーに声がかかる構図。これでは役割分担になってない。
農家とか自営業は時間の融通が利く場合が多いだけで暇なわけじゃ無い。
— 中川(田中)玄洋@鳥取のNPOの人 (@genyole_t24) November 30, 2019
その辺も含めて、いらない作業を減らさないと、なり手がいなくなる。
何より実感がない世代とやり取りしないといけないのがしんどいなぁ。
「俺の時はやってた」は理解はするし大変だったのも共感するけど、意味はない。
「若い人がー」とかいう人はまず自分の息子を連れて来れるのかという話なんですね。若い人に自分の息子は意識されていない。そこを乗り越える、自分の息子でもできる役割に変えていくことが必要。
そもそも、今の体制をどう続けるかという以前に、やること・役割のダイエットが必要なのだと感じました。その辺は、神社仏閣関係も含めて踏み込んだ意見もしないといけないですね。
やる事が見えてきたら、少しは手が上がるかもしれないし、やめてもよいのではないかという話もできるかなと。
やっぱり単年度で議論するには限界があるなと思ったのもあります。少し、集落のダイエット委員会でも立ち上げて、状況把握をしようかなと思いました。
あとは、集落とか自治会単位が何をするレイヤーなのか考えるようになりました。うちの地区は自治会加入率がほぼ100%なので、そこまで悩みませんが、何を自治して何を共有して、日々の生活を良くする、もしくはセイフティーネットにするのか?その辺が曖昧ではあります。
昔は暮らしだけでなく、生業も共同体だったので一定の拘束力も持っていたけど、今はそこまでは無いし。
— 中川(田中)玄洋@鳥取のNPOの人 (@genyole_t24) November 30, 2019
いつの時代もそうなんだろうけど、やれる人に仕事と役割がたまる
昔ほど人はいないので役割や仕事をダイエットさせないと詰む
究極に考えれば防災だと思うし、防災だけで地域をつなぎとめるのはなかなか難しいから、楽しいことを進める共同体じゃないと続かない気がする。そんなことを夜を通してもんもんと考えていました。
まずは、見える化と議論の場をつくれないか動いてみます。
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