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受託デザイナーが事業会社のデザイナーに転職し、人生をデザインしはじめた話

”ログラスサマーnoteマラソン”とは

2024年7月31日にシリーズB資金調達を発表したログラスのメンバーをさらに知っていただくために、「ログラスサマーnoteマラソン」と称してnoteを更新しています。
18日目はブランドエクスペリエンスデザイナー(以下、BXデザイナー)の高橋元也が担当します。
前回更新の宮尾辰也さんの記事もご覧ください!


はじめに

初めまして。2024年5月にログラスに入社した高橋元也(たかはしげんや)と申します。現在、BXデザイナーとして働いています。学生時代の小論文以来の長文執筆ですので、温かく見守っていただけると幸いです。新卒からデザイン事務所で受託デザイナーとして働いてきた私が、事業会社への転職を決意した理由とログラス入社の経緯についてお話しします。

これまでの経歴

子供の頃から周りに創作活動が好きな人が多く、その影響もあって高校卒業後、デザイン事務所でアルバイト(今でいうインターン)を経験しました。その後デザイン系の学校に進学し、卒業後はグラフィックデザイン制作会社に就職しました。以降、3つのデザイン事務所で勤務し、最後の事務所では、テレビドラマの広告デザインからパッケージ、ロゴ、カタログなど幅広いデザインを手がけました。大人の事情で詳細は記載できませんが、皆さんも一度は目にしたことがあるであろう商品のパッケージやテレビドラマ広告を手掛けていました。
私の「デザインとは、視覚を通じたコミュニケーションの手段である」という信念は、この経験を通じて形成されたものです。


感じていたモヤモヤ

デザイン事務所での仕事は、案件やクライアントごとに異なる成果物を生み出すことが求められるため、規模に関わらず非常に刺激的でした。毎日深夜まで残業していましたが、クライアントや広告代理店の担当者も同じく遅くまで働いており、いつ連絡してもすぐに返信が返ってくるような日々でした(笑)。大変さもありましたが、クライアントの想いが込められたコンセプトや商品にグラフィックデザインという「お化粧」を施し、世に送り出すことに大きな喜びを感じていました。
しかし、ある小さな出来事がきっかけで、心の中にモヤモヤが生じ始めました。

「デザイナーって、自分の人生デザインできてない人が多くない?」

職場のラジオから流れてきた言葉でした。パーソナリティが軽快な音楽をバックに何気なく放った一言が、私の心に深く響いたのです。えぇ。それは深く。

10年以上にわたりグラフィックデザインの領域で働き、日々の忙しさに追われる生活が当たり前になっていた私は、将来のことを考えるのを避けていたのでしょう。その瞬間、自分が叱られているような気分になったのを覚えています。
今でこそ冷静に振り返ることができますが、当時の心境を言葉にするならば、
・現状の仕事に喜びややりがいは感じているけれど、このままずっと同じ仕事を続けていくのだろうか?
・今の環境や仕事内容が、自分にとってすべてなのか?
・本当にこのままで良いのか?
といった疑問が浮かんできました。
そして私は人生をデザインし直すため、転職を決意するのです。


転職活動について

当初、スタートアップ系の事業会社は探す条件からは外していました。だって怖そうだったんだもん。
しかし、エージェントから「素晴らしい会社がある」と紹介されたのがログラスでした。ログラスのコーポレートサイトでミッションやバリューを知り、社員の方々のnoteを読むうちに、「スタートアップ=不安定でとにかく忙しい」という偏見が崩れていきました。ログラスのミッション「良い景気を作ろう。」は大きく壮大で、「これをミッションに掲げている会社で働いている方々はどんな人たちなんだろう」と興味も湧き、転職を前向きに考えるようになりました。

ログラスのMission
ログラスの4つのバリュー


入社の決め手

選考が進むにつれ、面接を担当してくださった方々と話す中で、抱いていたモヤモヤが少しずつ晴れていくのを感じました。それは、ログラスの社員が共有するビジョンや価値観、コミュニケーションの姿勢に触れたからです。
選考はワークサンプルテストなど、他に選考を受けた企業に比べてフローが多く感じましたが、様々な社員の方と話せる機会が多かったので、今となっては良かったと思います。
スキルや経験以上に、私自身の価値観やキャリア、未来へのビジョンを真剣に聞いていただける姿勢に、ログラスで働くことの意義を強く感じました。ログラスの掲げる「良い景気を作ろう。」というミッションが、デザインを通じて社会に貢献するための道標だと確信し、入社を決意しました。もちろん「やっていけるだろうか」という不安はありましたが。

入社して4ヶ月

ログラスに入社してからの4ヶ月間は、新しい挑戦が続く日々でした。受託デザイナーから事業会社のインハウスデザイナーへと転身し、自分のデザインが直接会社の成長に繋がることを実感できるのがやりがいです。先日はボードメンバーの写真撮影も担当しました。カメラマンからワークショップを受け、初めての挑戦でした。今まではカメラマンの横で指示を出す側だったので(笑)。
こうした幅広い業務に挑戦できる環境がとても魅力的です。スタートアップ特有のスピード感に圧倒されることもありますが、それが自分の成長を促していると感じます。
「チャレンジさせてもらえる」というのは、非常に大きな魅力だと思います。

プロフィール社内撮影のカメラマンは、社内みんなに喜んでもらえてやりがいを感じています

デザイナーとして

繰り返しになりますが、「自分の人生をデザインする」という目標を達成するには、「良い景気」がベースとして不可欠です。ログラスのミッション「良い景気を作ろう。」の実現は、私自身の「人生のデザイン」をより良くするためのものでもあります。同時に、日本に生きる全ての人たちにとってなくてはならない基盤になると思っています。
入社数ヶ月経って私が思うのは、ただ美しいデザインを提供するだけでなく、お客様がログラスのビジョンを理解し、価値を実感できる体験を提供したいということです。
お客様との接点を通じて、ログラスのミッションがビジネスや日常生活にポジティブな影響を与えることを伝えていきたいです。そのために、自分自身も常に成長し続け、新しい視点やアイデアを取り入れながら、「良い景気を作りだすログラスのプロダクトやサービスの価値を伝えるデザイン」を追求していきます。

最後に

ここまで読んでいただいた方には誤解してほしくないのですが、制作会社やデザイン事務所の仕事は本当に素晴らしいものであり、私にとって誇りです。同時に、あの時転職を決意してログラスに入社できて本当に良かったとも感じています。「こんな選択肢もある」ということを伝えたかったのです。デザイナーとしての転職が難しいとされる業界において、私の経験が少しでも皆さんの指針になればと思います。まずは気軽にお話ししましょう。面談でも雑談でも、コーヒーを飲みながらでも構いません。デザイン以外の分野の方も大歓迎です。この記事が、お互いの人生のデザインをより豊かにするきっかけとなれば嬉しいです。



ログラスでは現在一緒に働いていただける方を募集しております。
お気軽にご応募、カジュアル面談のご希望などお待ちしております。

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