稼げるライバーは「稼ぎたい」とは絶対に言わない #5 ライブ配信で1億円稼いだ話
ライブ配信アプリ「ポコチャ」にて、ライバー活動開始からわずか半年弱で史上最高記録で日本一になり、累計約1億円を稼いだ福岡みなみさん。ライブ配信初心者だった彼女が、1億円稼ぐまでにやったこととは？
ライバーに必要なマインドから、稼ぐためのキャラ設定、リスナーとのコミュニケーションの取り方まで、課金してもらうためのテクニックがすべて詰まった『ライブ配信で1億円稼いだ話』より、一部をご紹介します。
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迷ったらなんでもリスナーに相談！
「私の配信って面白いかな？」
「どんなことをすれば、みんなに楽しんでもらえるだろう？」
少しでも疑問や不安があったら、そのままリスナーさんに聞いてみましょう。
リスナーの気持ちが一番わかるのは、リスナー自身。
そして、ライブ配信はライバーとリスナーが一緒につくっていくもの。
迷ったら、なんでもリスナーさんに相談です！
特にライバー初心者の場合は、ライブ配信のお作法も、人気が出やすい配信も、リスナーさんの方が圧倒的に詳しいので、どんどん聞いてみるのがオススメです。
どんなことでも教えてもらえるのは、初心者の特権。最初は何を質問しても許されるので、聞きにくいことほど早めに相談しておきましょう。
例えば、話すのが苦手だったら「恥ずかしくてうまくしゃべれないんですけど、そういう人は何をやったらいいですかね？」と聞いてみる。
「じゃあ料理をやってみたら？」と言われたら、「料理もあんまり得意じゃないけど、みんなが見てるから頑張って挑戦してみますね！」と応える、という具合に。
もしうまくできなくても、「ヤバい、失敗しちゃったー。はあ……これ、誰か食べてくれますか？（泣）」なんて言いながら、素直に見せてしまって大丈夫です。
アイテムを投げてもらう側なのに教えてもらってばかりでいいのかな？ と不安になるかもしれませんが、頼ってくれた方がリスナーさんも嬉しいし、自分の意見が反映されたら、より応援したくなるもの。
だから、遠慮は一切いりません！
STEP1でも少し触れましたが、強いライバーになるためには「仲間づくり」が欠かせません。
自分が目標を掲げて頑張ることももちろん大事なのですが、実はそれと同じくらい、いかにリスナーさんに頼れるか？ も重要。
最初の頃からなんでも相談して、いざという時に助けてくれる仲間をつくっていきましょう！
「稼ぎたい」はNGワード
リスナーさんにはなんでも相談して頼りましょう！ とお伝えしましたが、一つだけ気をつけてほしいことがあります。それは「稼ぎたい」とは言わないこと。
私もこれだけは一貫して、最後まで絶対に言わないと自分に約束していました。
そもそも「日本一」以外興味がなかったので、お金について気にしたことはありませんでしたが、これはこの本を読んだあなたと私との約束にさせてほしいです。
ここまで散々ライブ配信は稼げると書いてきましたが、実はライブ配信で「稼ぎたい」はNGワード。ライバーは絶対に言ってはいけない言葉なのです。
もし、自分が好きなアイドルが「稼ぎたいからアイドルやってます！」と言っていたら、どう思うでしょうか？
「え、ただ稼ぐことが目的なの？ 笑顔もそのため？」と思いますよね。知ってしまうと、ファンとしては応援する意味が見出せなくなってしまうかもしれません。
だからこそ、たとえ稼ぐことが目的だったとしても、それをそのままリスナーさんに伝えてはいけないのです。
稼ぎたい場合は、「目標を明確にして伝える」ことです！
「このイベントで勝ちたい」「トップライバーになりたい」と言っているライバーがいたら、リスナーさんはじゃあ応援してあげよう、とアイテムを投げてくれます。
すると、結果的に稼げます。目標を設定し、そこに向かって頑張っていれば、その気持ちがお金に繋がるのです。
私の場合は、ライブ配信で日本一になったらたくさん仕事を取ってくると事務所に言われていたので、それを目標として伝えていました。
「日本一になったら、私もっとテレビのお仕事がもらえるの！ どうしても出たいから、お願い、みんなの力で私を日本一にしてください！」というように。
ちなみに、私のライバルだったライバーさんはこんなことを言っていました。
「私はタレントでもないし、ニートで何の取り柄もないけど、そんな私が勝てるのってここしかないんだよね。今まで何かで一番になったことがないから、一番をとってみたい。そのために頑張ってる」
これを聞いた時は「すごくいいな、応援したくなるな」と思いました。
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ライブ配信で1億円稼いだ話
