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あと3日!買わないなんてもったいない。“電本フェス”の推薦図書!

幻冬舎の”電本フェス”があと3日で終わります。
話題の本から名作まで幻冬舎のほぼすべての電子書籍が、本当に本当にお得に買えちゃうキャンペーンです。

一か月近くやっていたこのお祭りですが、
実は今週の27日(木)で終わりなんです……(;_;)

そこで、皆様に買い逃しがないように、駆け込みではございますが、
幻冬舎の働くママYより、超個人的な推薦本を2冊、紹介させてください。

【推薦図書1】
読んでるそばから家を片付けたくなる お役立ちコミックエッセイ。
パートナーの片付けなさにイライラしてる人におすすめ。

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「ねぇ、これ捨ててみない?」 ふたり暮らしの片付け&掃除物語

ここ数年、ずっと流行っている(?)断捨離。感度高いみなさんのお部屋はどんどん片付いていっていることと思います。そんな皆さんも、まだ断捨離に目覚めていないパートナーの意識の低さには辟易してるのではないでしょうか。中途半端に口出そうものなら、その温度差からケンカが勃発なんていう話もよく聞きます。
この本は、その危険領域に踏み込んでみた著者とその彼との物語です。
片付けの温度差を乗り越え、仲良し断捨離カップルになるまでの赤裸々で貴重な体験が詰まっています。


【推薦図書2】
「結婚の奴」も話題の能町みね子さんの最高傑作(私の中の)。
早熟で繊細で尊い5歳の子の思考が、愛しすぎて感情のダムが決壊しました。

画像2

「私以外みんな不潔」能町みね子

これは、大人が作った世界の中で"子供"という役割を演じつつも、やるせなさを抱えて生きている、早熟すぎる5歳の子の私小説です。私は全編を通して読みながらずっと泣きました。
夜中におもらしをして、知らない間におむつをはかされていた主人公が、起きて赤子ではないのにおむつなんかはかせやがってと思う気持ちと、もらしてしまった現実との間で恥辱に泣き叫ぶ。5歳の子の心の機微が見事に表現されていて、自分の幼少期や、今まさに5歳児である息子のことを考えさせられました。
子供に“子供の役割”を押し付けてはいけないそう強く感じさせられる一冊です。

超個人的におすすめな2冊をご紹介しましたが、
電本フェスではまだまだたくさんの本があります!

ぜひこの機会にみなさまも素敵な本との出会いがありますように。

◇ ◇ ◇

『電本フェス』実施中!

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後編は~2/27(木)まで!詳細は上記リンクをチェック!

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