周りが私を怒らせる!?なぜ、私たちは怒ってしまうんだろう?
こんにちは。あなたの夢をかなえる目標達成コンサルタント!玄徳庵&どっしり塾のこうめいです。
今回のブログは、令和6年10月25日開催の『どっしり夜の勉強会』で使用するテキストとして記載しています。
面白かったらほかの記事も合わせてごらんくださいね。
それでは今日のテーマに入ります。
ところであなたは怒りっぽい方ですか?
もしかするとこの記事を読んでいる人は、自分が怒りっぽくって嫌だなっていう人と、自分に近しい人が怒りぽくって嫌だなって人がいると思うんですよね。
今回の授業はそんな両方の人のに読んでよかった!!と思ってもらえるように書きますので、ぜひ最後までお付き合いください。
さて、そもそも怒りって何でしょうか?
人間の感情は大まかに分けると喜怒哀楽という4つに分かれますが、どれが良くてどれが悪いというわけではなく、どの感情も自分自身の体や心を守るために存在しているものです。
でも、その中で怒りというのはものすごく相手にストレスを与えてしまうくらいのパワーを発揮してしまうことがあるので、厄介者扱いをされています。
でも、この怒りって感情をただ悪者にして封印しようとしてしまう人が多い。これが怒りとの下手な付き合い方だと私は思っているんですね。
実は怒りは「防衛反応の一種」とされていて、外敵に威嚇をしたり警戒をするために力を発揮するので必要な場面もあるんです。
だから怒りが全部悪いという心は切り捨ててみましょう。
そのうえでなんですが、あなたはなんで怒るんですか?
もしかするとお子さんが言うことを聞かないとか、部下が約束を守らない、あるいは彼女・彼氏が自分勝手だなどいろんな理由が浮かんでくるかもしれませんね。
でもね。怒っているのはあなたであって、誰かがあなたを怒らせているわけではないってしってましたか?
そんなことはない!私はあの人のせいで腹を立てているんだ。
そう思う人も多いかもしれませんが、違うんですよ。実はあなた自身が怒る選択をしているだけなんです。
ここで一度、怒りの流れを確認してみましょう。
怒りとは、
ある出来事と遭遇し
その出来事に意味付けをし
怒りを表現することを選んだ
というステップを踏んで人は怒ります。
では具体的に例を出してみますね。
子供たちがお遊戯で楽しそうにしていました。それを見たある近隣の男性が保育園を怒鳴りつけます!うるさい!もっと静かにしやがれ!!ってね。
そんな大人見かけたら私だったら、大人の方を懲らしめてやろうって思っちゃいますが、今はそういう話じゃないので置いときましょう。
これ実際に最近あるトラブルだったりするようなんですが、なぜこの男性が怒っているのかというと、子供たちがお遊戯で楽しそうにしているのが悪いからではないですよね?
子供たちが楽しそうでにぎやかだという出来事を見て
その楽しそうにしている姿が自分を馬鹿にしているように感じてしまい
怒りでそれを邪魔してやろうと考えた
という流れなわけです。
つまり、怒りというのは外部の人に責任があるのではなく、その行動に受け手側が何かしらの意味を見出し、「怒り」という感情で相手に何かを伝えようとしているというのが怒りの正体なんです。
ということは、1番の「出来事」を変えることはできなくても、2番の「その出来事に意味付けをしている自分」を変えることができれば、怒りってコントロールすることができるんですよ。
だって子供たちのお遊戯を見て、「子供たちは幸せそうでいいな」と思うだけだったら怒りなんて感じませんよね?
だからまずは、怒りというのは自分が勝手にただの出来事に意味付けをしてしまっているからなんだ。と知ることが大事なんです。
そしてもう一つ怒りの感情の裏には、ほかの感情が隠れていることを知ることも大事です。
たとえば、お子さんの帰りが遅くってお母さんが怒る。これの怒りの感情の裏には「不安」があるわけですよね。
あるいは先ほどの例でも、子供たちがお遊戯で遊んでいることに怒りを感じたのは、自分の同い年ぐらいのお子さんが病気で苦しんでいる「恐怖心」やほかの子供ばかりが楽しめていることへの「嫉妬心」かもしれません。
怒りたくて怒る人はあまりいないんですね。
そう考えていくと、怒る前に自分はなんで怒りを感じたのか?というところをちょっと冷静に考えれば、これは八つ当たりだ!とか、この表現の仕方はよくないって気がつけると思うんです。
ちなみにこれがわかると、怒りっぽい人がなんですぐ怒るのかも見えてくるようになります。
とはいえ、最初のころはその怒りの分析をすることすらできずに感情に流されてしまうことも多いでしょう。
でも、その感情に流されるのを踏みとどまれるようになると、あなたの人間関係は円滑になるはずです。
ということでこのページで覚えてほしい怒りへのポイントは2つ。
怒っているのは自分が出来事に勝手に意味付けをしてしまっているから
怒っているのは、その感情の裏にほかの不安などの感情が隠れているから
この2つを自覚するところから、怒りとの付き合い方を始めていきましょう。
ということで、このページはここまでにして次のテーマに移りましょう!!
参加申し込みは、令和6年10月24日迄!時間があるからはぜひご参加くださいね。
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