行政書士のあなたが本当にお客さんに望まれている価値を深堀してみよう
こんにちは。無理せず開業行政書士講座担当のこうめいです。
行政書士のニーズがどこにあるのかを考えるときに参考にしてね。という5000文字越えのブログでしたが、皆さん読んでいただけましたか?
さて今日は、具体的にニーズについてどうやって考えていくか?どっしり塾のニーズ調査の訓練をする授業「どっしり商品力アップ講座」を参考に、流れを紹介していこうと思います。
よろしくお願いします。
ということで画像を使いながら授業していきますよ。
ということで今日のテーマ『行政書士のニーズの見つけ方~商品力アップのためのアピールポイント探し~』やっていこうと思います。
前回もお話した通り、ニーズを見つけるという作業はすごく大切なものになります。なぜなら「相手の欲しいもの」を知っていれば商品は売れますし、「相手の欲しくないもの」は売るのが難しいからですね。
みなさんも好きじゃないものを売りつけられても困るでしょ?
でも、その隙じゃないものを売る方法もあるんですよ。それが、その商品の使い道を相手のニーズに合わせること。
例えば目が悪くない人に眼鏡は売れませんでした。これは目がいい人はメガネを欲しくないからですね。
ところが、眼鏡に「ブルーライトのカット機能」を付けてパソコンで目が疲れにくくなります。と言ったら眼鏡がすごく売れたんです。
これは欲しくなかったものが欲しいものに生まれ変わった瞬間で、同じようにちょっとした工夫と視点を変えただけで商品が売れるようになったケースは多々あるんです。
私はそういう「ちょっとした工夫で欲しくない人が欲しくなるようなポイントを見つけ伝える力」を商品力アップと呼んでいます。
どっしり塾の商品力アップ講座はこの訓練をしていく講座なんです。
さて、話は戻して、もちろんこの商品力アップの訓練は行政書士にも必要です。
というか、行政書士だからこそ必要だって気が付いて私はこの講座を作ったんですよ。
というのも行政書士が書類を作りますと言っても商品は売れないでしょ?だったらどうするかって、考えなくっちゃいけなかった。
欲しいと思っていない人に欲しくなるようなアピールの仕方を見つける。それができれば、行政書士のサービスもかなり売りやすくなるんですよ。
だから今回一生懸命頑張って、あなたもどうやったら自分の商品売れるようになるのか一緒に考えてみてくださいね。
それでは本題にはいります。
まずは自分のお客さんのイメージを明確にしましょう。
誰にでも売れる商品というのはこの世にありません。そしてたとえそんな商品があったとしても、誰に向けたメッセージか?がわからない声は届かないんです。
例えば、女性もののバッグ。これを男性に売りたかったらどうしますか?
「このバッグお似合いですね」では売れませんよね?男性だったら主に「女性へのプレゼント」としてアピールすると買ってもらえる率が上がります。
じゃあ、その女性って誰なんだろう?
それはその人の職業・年齢・家族構成などいろんな要素が絡んできます。
例えば20代男性なら「彼女さんへのプレゼントにどうですか?」がいいですし、50代の男性なら「娘さんへのプレゼントにどうですか?」が買ってもらえる可能性高そうです。
まぁ、たしかにいまジェンダーな時代なので下手にこういう人には……。と考えるのは怖いかもしれません。でもね。人はみんな自分を特別だと思っているから、自分にピンポイントに響かない情報には目がいかないんですよ。
本当はそういう壁取っ払った方がいいんですが、皆さんは教育者ではなく行政書士という商売人です。商売をやるうえではお客さんに合わせるのがまず最初になります。
だからより細かく、自分のお客さんはこういう人でこういう環境の人というのをイメージできるようにしておくと注目してもらえるようになるんですよ。
その一方で、お客さんのタイプを一つに絞る必要はありません。
例えば私が行政書士時代は、「40代のお父さんで自分が実家の後を継がなければならない人のための遺言」といったように、こういう人のための情報だよという宣言をしてからブログ記事を書いてました。
そうすると、ピンポイントでその条件の人がブログを見てくれるんですよね。
だからこのこういう人のためのというのをたくさんケースで書いて、いろんなお客さんに呼びかけていました。
今私もコンサルで行政書士さんのために記事を書いていることもありますが、ほかの職種の方のための記事を書いていることもあります。
そういう時は何とかのお仕事をしている人のためにとか、何歳の男性とか、何歳の女性とか、こんな悩みをかけえているとかいろんな視点から絞って情報を出しています。
これは思い付きではなく、「今日の記事はこういうお客さんに届けよう」と考えてから書いているんですね。
だから皆さんもお客さんのタイプをひとつに絞らなくても大丈夫。でも、発信するときは、呼びかけるときは、具体的にこういう一人の人に反応してほしいと願って呼びかける癖はつけましょうね。
では、お客さんを絞る重要性を話したところで次に行きます。
お客さんを絞る重要性に気が付いたら次は「あなたが何ができるのか?」です。
これ行政書士に多い間違いが、行政書士として何ができるのか?ということばかり考えてしまう人が多いんです。
でも、行政書士は行政書士以外の仕事もできます。他士業の業域はダメですよ。そうではなく、一般人としてできることはしていいんです。
この話を私、悩んでいる行政書士さんに言うと結構な確率で「はっ!!!」とされます。
たとえば、玄徳庵のOBさんの中には『介護タクシー』をやりながら行政書士をやっている人がいます。
私自身も『お坊さん』や『コンサルタント』『塾の先生』などをやりながら行政書士をやっていたことがあります。
その行政書士以外の仕事をやっていることで差別化や信頼度が増す効果が発揮されることがあるんです。
イケイケ行政書士さんが「行政書士の専業じゃない奴なんて信頼できない」なんてネットで声高に言うんですが、あれ嘘ですよ。もちろん専業こそが至高という価値観の人もいますが、多くはそんなこと考えません。
だから私も行政書士をやりながらお子さんのいる家庭の子育ての相談に乗ったり、商売の相談に乗ったりしてお客さんと仲良くなったりしたんですよね。
そんなイメージを皆さん持ってください。
行政書士だから行政書士以外のことをしたらいけないなんてそんな視野の狭い考え方にならないように、お客さんのために何ができるか書き出せるだけ書きだしてください。
ではここまでかんがえたうえで、もうちょっと深堀していきましょう。
今までみなさんが書いたのは「自分の今思いつく自分ができること」でしたよね?
でも残念ながらそれがお客さんに求められているのか?これがまだ見えてないじゃないですか?そこでこれからはお客さんが本当に望んでいることを見ていきます。
これは最初に紹介したこの記事を実際に実践していく流れになるので、まだ読んでない人は後で読んでくださいね。
ではいきます。
まずは、人の悩みは4種類に分けられるんだよ。という話を先ほどの記事でしているんですが、それを書き出します。
行政書士に関係なく、あるいは自分がサポートできるかどうか関係なく書きだしてください。
最初に書き出したお客さんのタイプごとに一枚ずつ書いていくのがおすすめです。
そうしたら、今度は今書きだした「お金の悩み」→「こういうケース」というのごとに「誰が?」「どうなる?」というのを考えていきます。
例えば、40代男性経営者がお客さんでお金を増やせればというテーマであれば、『自分の(誰が)趣味に全力で取り組める(どうなる?)』という未来が見えますよね。
じゃあ、その趣味って何だろう??
といったように考えていくと、旅行・スポーツ・スポーツ観戦・ゲーム・漫画・アニメ・芸能人などなどいろいろ考えられます。
そうしたらそれをまた深堀します。
どんなゲームを40代男性はお金をかけてやりたいんだろう?どんな旅行に行きたいんだろう?
そうやって考えていくと、たくさんのお客さんのニーズが見えてきませんか?
では、それをかなえるためにあなたは何ができるのか?を今度は考えることになります。
例えば『海外旅行で食べ歩きが趣味』ならば、その海外旅行に行けるように社長が休めるような会社作りを考えないといけません。
行政書士ができるのはそのための「ルール作り」と「時間づくり」ができます。
あるいは、行政書士が直接できなくても、あなたの知り合いの士業を紹介することでそれが実現できるかもしれません。
そういうのを考えていくと、自分の価値というのが見えてくるのではないでしょうか?
そしてここまで考えたら、今度はその自分の価値をどういう言葉でお客さんに伝えるのかを考える。そんな流れで考えていくと、本当に欲しいものを提供できる行政書士になれるはずですよ。
ということでこればかりは実際に手を動かすしかありません。
もし自分一人で難しければ、どっしり塾の商品力アップ講座であなたのサポートをしてますので、1日時間を作って参加していただけると嬉しいなって思います。
ということで今日はここまで。
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