瞬間的な怒りで後悔しない!その場の怒りを鎮める対処療法を学ぶ
こんにちは。あなたの夢をかなえる目標達成コンサルタント!玄徳庵&どっしり塾のこうめいです。
今回のブログは、令和6年10月25日開催の『どっしり夜の勉強会』で使用するテキストとして記載しています。
面白かったらほかの記事も合わせてごらんくださいね。
それでは今日のテーマに入ります。
前回までの授業で、怒りって何だろう?怒りとどう向き合えばいいんだろう?という話をしてきましたが、今日からは具体的に「じゃあどう行動すればいいの?」についての話をしていければと思います。
ちなみに怒りのコントロール法として2つの治療法があります。1つがその場の怒りを鎮めるための対処療法。もう1つが、そもそも怒りにくくしていくための本質から改善していく方法
今回話をするのは、「対処療法」の方になりますので、そのつもりで続きを読んでくださいね。
人は一人一人価値観の色眼鏡を付けている。こう書いてあったのは『7つの習慣』だったと思いますが、人はこの色眼鏡で物事に意味を付けてしまいます。
例えばその辺の落ちている石ころでも、自分の故郷から持ってきた石だったり、子供がお土産に拾って来てくれた石だったりしたら価値があるものになりますよね?
でも、あなたとは違う色眼鏡の人からするとそんなもの唯のその辺の石ころでしかないわけです。
このような色眼鏡の違いを理解していくのが、人間関係改善のコツになっていくわけですが、もちろん怒りの感情もこの色眼鏡が原因で発生してしまうんでしたよね?
色眼鏡?そんな話あったっけ??という方もいると思いますが、その通り、ほぼしてません(笑)ただ、こう言いかえるとわかると思います。
怒りのメカニズムは、『ある出来事を自分が意味付けをして怒るということを決断して』発生する現象でしたよね?
この意味付けの部分を色眼鏡と『7つの習慣』では表現しているわけです。
ということでここから『自分の価値観に基づく意味付け』のことを、色眼鏡と表現させてもらいます。
で、この眼鏡ですがまず最初に確認してほしいのは、「自分の眼鏡ゆがんでね?」と確認をしてほしいんです。
人はみんな独特の価値観があるので、その価値観が眼鏡をゆがめたり曇らせることがよくあります。
例えば小さなお子さんとお母さんが楽しそうに街を歩いていた。
ほほえましい光景なはずですが、その幸せさを逆恨みをしてしまう人もいるんです。それは、あなたの色眼鏡がゆがんで曇ってしまっているから起こるんですね。
あなたの心にいろんな感情が芽生え、その感情が色眼鏡をさらにゆがめ、心もゆがめていってしまうわけです。
だからまずは自分の色眼鏡はゆがんでいないか?というのは常にセルフチェックが必要です。
ゆがんでいた場合は、そもそもあなたに怒りを感じる資格はありません。今は、他者なんてどうでもいい情報を気にせずに、まずは自分の心を癒してあげることに注目して集中してください。
その一方で、しっかり考えても歪んでいない状態だったらそれは怒るべき本当の理由があったことになります。
例えば、お子さんがほかの子供さんに怪我をさせたとか、ほかのお子さんのものを奪い取って遊んでいたとか、こういうのは冷静になって「叱る」ことが必要な場面ですよね?
この場合まで、自分の子は悪くないとかばう親御さんも今いますがそれはおかしい。しかるべき時は叱ってください。
そして私意識して使ってますが、怒りの感情をぶつけることはいけないことですが、しかるべき時に叱るのは必要なことなんです。
では、怒りと叱るの違いは何かって「自分の感情発散」が怒り。「相手のために伝わってほしい」という思いが叱り。これをごっちゃにしてしまうから、怒りっぽい人の話は相手に伝わらないんです。
ということで、色眼鏡がゆがんでないのであれば怒りを叱るに変えて、どのように叱れば相手に伝わるか?ということを考えることが大事になります。
では、そうやって冷静に叱れるようになるためのちょっとした5つのテクニックを『怒らない練習』からピックアップしてみましょう。
怒りのレベル分け
魔法の言葉をかける
モノを観察する
その場を離れる
楽しいこと、好きなことを考える
この5つが今日のテーマの対処療法になります。一つ一つは本を読んでいただけると詳しく書いてあるんですが、サラッと私なりに話をすると、
怒りのレベル分けは、自分が何で怒っているのか?どれくらい怒っているのかをレベル10段階で分けるものです。
イラっとした程度と、本気で許せないものを同じ怒りのレベルで表現していたらオオカミ少年になってしまい、大事なところでメッセージが伝わりませんよね?
だから、10段階に分けてこのレベルなら怒らないでおこう。と、冷静に判断できるようになるわけです。
ちなみに、一回レベルを考えるという作業を挟むことでやや冷静になれるので怒りを鎮める効果もあります。
魔法の言葉をかけるは、自分で自分をなだめる言葉。これを自分の頭の中で唱えることで気持ちを静めるという手法です。
いろんなパターンがありますが、その辺は授業で話をしましょう。
モノを観察するは、一度怒りの対象から目を背けることで感情コントロールをするための手法です。
その場を離れるのも同じく、怒りをいったん鎮めるための行動ですね。
最後に、楽しいことなどを考えるというのは、自分の心を癒し怒りの感情を静める効果が見込めます。
ただこの5つの手法を見ていてもわかる通り、対処療法では本質的な問題は解決しませんよね?
一時的な怒りを我慢できるだけです。
だから次は、時間はかかるけど本質的に怒りを感じる頻度を下げる方法をお話していければと思います。
ということで、このページはここまでにして次のテーマに移りましょう!!
参加申し込みは、令和6年10月24日迄!時間があるからはぜひご参加くださいね。
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