私と「出発サポートプログラム」

玄徳です。

昨日書いた通り、昨日初めてnoteというものがクリエイター向けサービスということを知りました。そういうわけでしばらくは自分のクリエイティブな部分を絞り出して何か書こうと思った次第です。

その観点で言うと、今の自分において語らずにいられない存在、それがこの「出発(たびだち)サポートプログラム」(以下「たびサポ」)です。

せっかくなので色々貼らせてくださいな
HP: https://www.startlife.jp/fudai/support/index.html
Twitter: https://twitter.com/tabidachi_OPU

簡単に言いますと、「キャリア育成支援プログラム」
伝わりやすさのために正確さを犠牲にした表現を用いると、「就職してから社会で活躍できる人になるために、コミュニケーション力やプレゼン力、行動力などが養えるプログラムを提供する」というものです。
自分はここの元受講生で、それから持ち上がりで受講生をサポートする、サポーターというものをやってます。

先の表現が「正確さを犠牲」にしているというのは、まあ言ってることに嘘はないんですけど、「たびサポ」において、それよりもっと(?)大切なこと、ものがありまして、それが「人との繋がり」というものです。

これ、言葉で言うには楽なんですけど、具体的にどういうこと?って言われた時に困りませんか?例えば大学にはいろんなサークル、部活があって、その中の人間関係もそれぞれの特色があるはずです。個人的にはたびサポのその特色の部分がとってもおすすめなんですが、この説明じゃなーんにも伝わらないでしょう。「人間関係の特色」とは何か?という部分の説明が必要なのです。

この辺りの言葉での説明はぶっちゃけ諦めムードなんですが、少しだけ頑張ってみましょうか。
たびサポにおける人間関係の特色は、それ自体がたびサポのサービス内容と結びついている点にまず特徴があると言えるでしょう。たびサポで行われる「講座」では、前述のコミュニケーション力やプレゼン力などの社会に出てから必要になる力を、スキルとして提供し、実際のワークを通して実践、身につけるというものです。しかし、一般に言われる「講座」のほとんどが先生から学生、のような一方向的なものであるのに対し、たびサポの講座は全てを学生サポーターが運営しています。
「本当に全部学生がやってるの?うっそだー」って話は今回は置いといて、ともかく講座で受講生と話し合ったりするのは、年の一つ二つ違う先輩であるということで、年に二度の面談や「班内対話」など、受講生は講座だけでなく、サポーターと関わる機会も多く提供されるプログラムになっています(班内対話の説明はまたいつか)。

それから「3H」の存在ですかね。
猛打賞ではなくて、「否定・批判・非難しない」というたびサポの講座内のルールです。受講生はこのルールの中で話し合うことを徹底されます。
このルール、一言で言うと受講生一人一人の「受容」を促進するためのものということができます。「3H」の実現した、普段話しづらい話をしてもいい環境を構築する、そしてどんな話題も、その人自身を受け入れてあげる、ということがサポーターの中でも使命として共有されています。
そしてその受容してくれる環境であるとか、講座などを通してお互いをよく知りあった受講生であるとか、自身を受け入れてくれるサポーターへの尊敬や憧れであるとか、つまり、「ここの人間関係を切りたくない」と(全員がそうではないとは思いますが)主にそう感じた受講生が新たなサポーターとなり、この事業は7年だったかな?続いているわけです。

この辺は当然いろんなパターンが考えられるので、ある程度わかりやすく伝えるためには網羅性を犠牲にするしかないわけですが、まあ代表的なものが書けたかなと思います。伝わっているかは・・・誰か感想ください。

ようやくクリエイティブの話に戻って来れます。
こういった、たびサポの「人」の良さや「雰囲気」の良さを伝えるため、自分がPVを企画、制作しました。

短い映像ではありますが、制作期間は一年ほどで、個人的にやったことのないジャンルの映像制作という事で、思い入れはそれなりに深かったりします。別に自分は映像関係のクラブに所属したこともないですし、いろんな時間を削って打ち込んでいるというわけでもないので、技術的になんとも・・・な感もあると思います(というか自分でそう思います)。

昔の自分はそういう自分が嫌いというか、作っても意味がない、みたいな考えで自分を押さえ込むようなことをやってたりしました。
高校生の頃は、作りたい自分がいても、世の中のすげーものを見たり、すげー努力してる人の話を聞いたりしてると、「いいものを作る才能(センス)はないし、それを埋める努力もできない自分は何にも意味がない、そういうものしか作れないんだ」という考えに囚われて、ひたすらネガティブの沼に浸かっていました。分かってくれる人いるのかなぁ。

じゃあなぜこれを作ったのか?
何がきっかけで作れるようになったのか?

っていう話で展開しちゃうとだいぶ遠回りになっちゃう気がするけれど・・・。まあいいや、次回は自分が「作れる人」に変わるきっかけになったこの辺のお話をしましょう。

・・・どこかに需要があると信じて。

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玄徳
基本的に投げ銭待ちスタイルです。 よろしくお願いしたりしなかったりしています。

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