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きょうだいの「暗黙の了解」
先日kindleに持田恭子さんの『自分のために生きる ~知的障害者のきょうだいが立ち向かう課題~: きょうだいは、自分の人生を生きていいんだよ』をダウンロードをしたことがきっかけで、「知りたい!聴きたい!障がい児者の“きょうだい”」のウェビナーに参加した。
当事者と親を対象とした会があるのは知っていたものの、きょうだい同士が繋がれる会があるのはこの時初めて聞いたし、正直そこにスポットライトを当ててもらえる場があると思っていなかった。
講演会の中で共感できたのは「きょうだいは誰から言われなくとも暗黙のうちに、自分がゆくゆくは面倒を見る立場という意識が芽生えている」という部分だった。確かに私もライフイベントに直面する度に弟の将来を視野に入れて計画を立ててきた。きょうだいたちの中には選択の幅が狭められるストレスを抱えている人とか、離れて暮らすことに罪悪感を持ちながら生活している人もいると思う。こういう気持ちってどう向き合っていくのがいいんだろう。