アウトプット大全の批評
就職活動を機に、学生と社会人の圧倒的知識量の差を実感した私は先月から毎月3冊、本を読む目標を立てた。
先月読んだ本は、
"死ぬこと以外かすり傷"
"多動力"
"人を操る禁断の文章術"
どれもツイッターのフォローしている人々のおすすめ本を読んだ。
さて今月1冊目の本"アウトプット大全"だが、この本について個人的に腹のなかに落とし込めたメリットとデメリットを紹介しよう。
まずはメリットだが、アウトプット大全というだけにやはり日頃の生活における
アウトプットの質が向上する
ことがこの本の最大のメリットだろう。現に私がこうして、アウトプット大全の批評を行うことにしたのは、この本を読んだことがきっかけだと言える。
この本のターゲット層として向けているのはやはり社会人の方々であるようで、主にプレゼンテーションの効率的なやり方、企画書の書き方、日々の生活におけるアウトプットなど
学生の私からすると非常に意識が高い事項が紹介されていた。
次に個人的に感じたデメリットを紹介したい。
情報量が多すぎる
これがこの本の大きなデメリットであるのではないかと思う。"大全"というだけあって方法論が多数紹介されている。
一見有益そうな本に感じるが、おそらくこの本は私の場合誰かに紹介されない限り自分で買って読んでみようと思えない本であることは間違いない。
具体的な生活の場面で使えるアウトプットの方法論を詳細に書いていることは有益なのだが、それらの要素はいくつか共通するポイントがあった。
これだけの情報量がある場合、章ごとに紹介したい方法論の抽象化をすれば読者もより一層、それぞれの納得感を持って本に書いてある知識を有効活用できるのではないかと思う。