第三十一話 勇者リワーク!④.5【ゲロと恐怖と尊敬と】
《ジャンカルロ》:,.:.,.:,.:.,.:,.:.,.。:,.:.,.。:,.:.,.。:,.。
俺は自信の喪失と、他者への…神格化に近いリスペクトで感情がグチャグチャになっている。
俺の誇りは特殊部隊に最年少で入隊したことだ。散々挫折も味わったが、部隊に居たことは、俺の自信に直結していた。
そして、戸籍を消し、不利な条件で日本に来た理由は、ある物語の人物に憧れ、彼の様なタフな人間になろうと思ったからだ。
そう、とある駅の掲示板に「XYZ」と連絡先を