映画「TAR ター」:②個人という幻想の問題
この1週間、映画のTAR ターのことをずっと(あ、ちょっと言い過ぎです、しばしば、くらいかな)考えていた。
久々に見た映画であり、そのうえnoteをはじめたばかりで最初の記事で、しかも長々と書いたというせいもあった。ある言葉を見つけると、次の言葉を呼ぶんだよね~。
でも、何よりもこの映画がすごかったせいかもしれない。たしかに手放しでほめるという感じではなかったし、そうした類の映画でもないと思うが、噛めば噛むほど様々な味がわき出すような、深みのある豊かな映画であることに気づいて