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FF14 詩人オタクの怪文書

どうも、こんにちは。

突然ですがレンジの皆さん、詩人楽しんでますか?

「面倒」「管理がダルイ」「目が疲れる」と散々な言われようの詩人ですが、本noteではそんな詩人が楽しくなるtipsを布教していきたいと思います。

時代はバトルボイス!!!ゴム銃とチャクラムは捨てろ

ちなみに筆者は暁月まで踊り子の魂を持っていましたが黄金のレガシーで無為転変された結果クソ不快ジョブになってしまったので詩人推しです。タンゴは浜で死にました。

なお本noteはThe Balance様の各種ガイドや解説を参考に筆者の経験を混ぜて解説しますが未だに武器箱も直ドロも恵まれない敗北者なので過信しないで頂ければ幸いです。


はじめに:身も蓋もない話

シナジージョブ全般が抱える救いのない話をしますと、クッソ強いPTメンバーを揃えたらGGです。

どんなに頑張ってもクッソ強いPTメンバーと理想のキルタイムの前には無力なのでシナジージョブの皆さんは強く生きましょう…。

 クッソ上手くスキル回し出来たわ~ガハハwww
        ↓↓↓↓
      FFlogsチェック
        ↓↓↓↓
       なん…だと…?

これは踊り子と詩人が抱える楽しくないポイントNo.1なので、寄生させてくれるツヨツヨDPS様を探しましょう。
代わりに強いPTメンバーさえいれば全ジョブ屈指の色塗り簡単ジョブなんですが。


詩人の基本スキル回し

筆者はGCD2.50の3-6-9回しをベースに組んでいるので本noteもソレアリキで解説します。standardとか3-6-9とか個別に解説するのはコストガってそれ一番言われてるから。

standardとか3-6-9とかなんやねんそれ!!って方に向けてざっくりご説明致しますと詩人は戦闘中メヌエット→バラード→パイオンと詩をグルグル!回しているのですが

standard…残り時間がそれぞれ3秒→3秒→12秒で次の詩へ
3-6-9…残り時間がそれぞれ3秒→6秒→9秒で次の詩へ

と詩のローテーションが微妙に異なっているのが特徴です。

厳密な話をするとそれぞれ最適GCDが異なっていたり、開幕回しでエンピリアルアローを打つタイミングが異なるなど細かな違いがあるのですが割愛します。

ーーーーーーーーーオタク特有の早口開始ーーーーーーーーーー

個人的な見解を申しますとstandardはバラードの秒数が1proc分長くなる為、2procで威力180のハートブレイクショット1発分お得、かつパイオンがDH率3%の確率依存に対してバラードであれば確実に与ダメ1%バフを配れるのが利点かと思われます。

対して3-6-9回しは20秒シナジー中に威力260のエンピリアルアローを2回ブチ込むのでadpsという観点ではこちらの方が貢献できるのでは…?と考えております。

なお後述致しますがGCD2.50環境における3-6-9回しは120サイクルが後ろにズレる可能性と綱渡りの戦いをするハメになるのでPT単位で確実に120シナジーを揃えるという観点ではstandard回しもしくは2.49GCDでの3-6-9回しが堅実かと思います。この辺りは好みやPTのご都合とご相談ください。

ーーーーーーーーーーオタク高速詠唱終了ーーーーーーーーーー

なおstandard回しは、詩の残り秒数の管理という面でメヌエット、バラードの2種を実質最後まで歌ってしまえばいいので管理がしやすいという点から詩人初心者の方にもオススメです。流石に詩が切れても気付かないのは練習してもろて…。


3-6-9回し 開幕回し~


The Balance

上記がGCD2.50における3-6-9回しの開幕回しなのですが、ここで要検証なポイントがあるので先に触れておきます。

現在FFlogs上の詩人上位層をチェックすると開幕2GCDで猛者、3GCDでバトボ+フィナーレという回しを多く確認しています。そもそも3-3-12のstandard回しだったりもする。

筆者も暁月以前の猛者20秒、バトボ/フィナーレが15秒の名残から攻略中は猛者2GCDでの先入れで回していました。
あと普通にバトボとフィナーレの秒数ズレてんのめっちゃキモイって不評だった。ワイトもそう思います。

これは上位勢が間違っているとか、The Balanceが間違っているという話ではなくPTでの構成やシナジー状況、薬の兼ね合いもあると思いますし好みの範疇かと思われます。

一応理論的には開幕のフィナーレは僅か2%しかない為、より効力の大きい猛者とバトボを主流の3GCDに回すほうが個人的納得感はあります。

また、2分以降のバーストでも猛者が先かバトボ+フィナーレが先かの問題についてはメリットデメリットがあるので後述致します。


さて、本題に戻りまして開幕回しに関しては特別難しいことはありません。
しいて言うなら開幕のメヌエットでは残り24秒、及び9秒のタイミングでエンピリアルアローがちょうど重なるので、ピッチパーフェクトが溢れないように残り27秒、または12秒の時点で2スタックあればピッチパーフェクトを消化します。

またGCDが噛んだりしていなければバースト中のエンピリアルアロー→ピッチパーフェクトがギリギリシナジーに乗るはずなので頑張って連打してください。

また開幕に限らず乱れ打ちリフル/光神のアンコール/レゾナンスアロー/アイアンジョー/(2分以降の)エイペックスアロー+ブラストアローは順不同なのでお好みで入れて、どうぞ。

一応シナジーがズレているケースも想定して猛者の直後とバースト終わりはバーストショットorリフルジェントアローが良いかも知れません。でも5秒とかズレてたら気にするだけ無駄なので諦めましょう。


3-6-9 開幕以降~詩の切り替え

ここから本格的にオタク度合が増すので頑張って付いてきてください。ヲタクに説明は難しい。

Dawntrail Bard Opener/Cycle Options and Notes

まず開幕以降のメヌエットでは適宜3スタックになり次第ピッチパーフェクトを消化してください。
(先述のように残り24秒、及び残り9秒のタイミングは要注意)

その後バラードに切り替えるタイミングではメヌエットの残り秒数が残り3秒になった瞬間ピッチパーフェクト+バラードを1GCD間の2アビする形で差し込みます。

この時procを確認してから打つというよりは手癖としてピッチパーフェクトを必ず押すようにしておくと良いかも知れません。

その後のバラード中は3秒ごとのproc判定次第でハートブレイクショットのリキャが7.5秒短縮されるため、とにかくハートブレイクショットが溢れないように毎GCD挟むように押しまくりましょう。ちなみに連打すれば1GCDに2発撃てます。

またバラードの残り時間が30秒前後のタイミングでソウルボイスが80程度溜まっていると思われますが、打つ目安としてはゲージが100orバラードが21秒未満になったタイミングでエイペックスアローを打ちます。
これ以上遅延させると120秒バースト中に再度80以上溜まらない可能性が出てくるので気を付けましょう。
このゲージ…重い…!!ボボボボボボボ

また残り36秒、及び残り21秒時点でエンピリアルアローも返ってきますがエンピリアルアローを打つとソウルボイスが5増えるのに加えて詩のprocで5増える、つまり最大10増える可能性があるのでゲージ量を見て溢れないように調整してください。個人的には90くらいになったら打っちゃってもいいと思います。昔と違ってこのタイミングで飛んでくるカードもないのですし120秒シナジー中にゲージ100のエイペックスを放ったほうがFoo↑気持ちぃ~

同時にバラード残り24秒付近でdotの更新がありますので、エイペックスアローとdot更新は紐づけて覚えておくと管理しやすいかも知れません。

dot更新に関してはdotの残り秒数が1-3秒程度で行うようにしますがこれは直前のprocによって判断します。
アイアンジョーには35%の確率でホークアイを付与する可能性があるのでproc上書きを避けるため、リフルジェントアローが光ってない状態でdotを更新します。

   dot残り5秒でバーストショットorリフルを打つ
      ↓↓            ↓↓
残り3秒でリフルが光る  残り3秒でリフルが光っていない
      ↓↓            ↓↓
リフル消化→残り1秒で更新    残り3秒で更新

少し見辛いかと思いますがこのような手順でdot更新を行います。
しかしdotを切らすのはdon't(激寒)なので攻略中や苦手なギミックとdot更新が被るなどの状況であれば適宜残り5秒くらいで更新しちゃいましょう。実際僕もちょいちょいホークアイ上書きして泣いてます。
ちなみに筆者は4層初回クリア時の【日出】であまりにもミスりたくなくて20秒くらい無駄更新しました。

次のパイオン切り替えですが開幕から1回目のパイオンだけはエンピ+パイオンで更新します。

本当に何を言っているんだと思われるかと思いますが、僕も何を言っているんだろうと思います。

Dawntrail Bard Opener/Cycle Options and Notes

間違い探し。
画像を見比べて頂ければ分かるように2分以降のローテションではパイオン+エンピで詩の切り替えを行います。

これはパイオンによるGCD加速を意図的に調整して次以降のメヌエットを綺麗に持ってくるためのものですが3-6-9回しのキモい味わい深い部分がこのあたりに詰まっています。

このあとエンピリアルアローをリキャ打ちしようと思うとパイオン中2回目のエンピタイミングで噛み合わなくなるので、これを無理に噛ませるのではなく次のGCD間にずらします

なお1回目のパイオン中に4つの詩心を貯めた状態からメヌエットに入るとGCD2.50環境下では軍神の加護のGCD加速により次のGCDを若干噛みながら回すことになります。

また2回目以降のパイオン中に詩心が4つ溜まらなかった場合、エンピリアルアローが若干遅延します。

ただしこれらのエンピ遅延は詩人のスキル回し周期と連動してズレる!?ので本人の回しに影響はありませんが、周期そのものが若干遅延している為、シナジータイミングも遅れます。

このためシナジー合わせという観点から見るとGCD2.50における3-6-9回しはシナジーごとスキル回しのサイクルがズレる危険性を抱えています。playing with fireと書いてある。

解決策としては2分以降のメヌエットで本来2GCD後に入れているバトボ+フィナーレ→猛者という流れを遅延状況に応じて、メヌエットから1GCD後に噛ませながらバトボ+フィナーレ→猛者といった形で強制的に合わせることでしょうか。

もしくは先釣りなので禁じ手ですが戦闘開始時のストームバイトを若干早めに着弾させてそもそものサイクルを前倒しにする方法もあります。これは同意の取れる固定かつ開幕のシナジーが若干先行することに注意ですが。

とはいえパイオン中のprocを制御するのは本当に神頼みなので実際に何度も触っていく中で慣れるのが一番早いと思います。

ちなみパイオン中のハートブレイクショットについては、シナジー中に可能な限り多く打ちたいのでパイオンが残り35秒になったら温存し始めてください。


2回目以降のバースト~


Dawntrail Bard Opener/Cycle Options and Notes

開幕回しで触れたように乱れ打ちリフル/光神のアンコール/レゾナンスアロー/アイアンジョー/エイペックスアロー+ブラストアローは順不同なのでお好みで入れて、どうぞ。

しいて言うなら乱れ打ちバフは10秒しか持続しない為、アビリティ使用後はなるべく早めに使いましょう。昔と違って3連アイアンジョーとか出ないのは温情。

また同項で触れたように猛者が先か、バトボ+フィナーレが先か問題のメリットデメリットなのですが上記画像の回しをする場合、フィナーレバトボの部分をGCDが6時を回ったあたりから2種入れないと猛者+バトボ+フィナーレ中に8GCD乗りません。xivanalysisに怒られちゃうだろ!!

最後のリフルにバトボが入っているらしい…
これはフィナーレに最後のバーストショットが入っていない

上記2枚の画像は試行錯誤していたものなのでバトボ/フィナーレが逆転しているが、どちらのパターンでも先に入れた方のバフが非常にギリギリなのが分かる。

一応フィナーレ+バトボまたはバトボ+フィナーレでその後も検証したがどちらの場合でも先述のようにGCD6時を回ったあたりから入れないとギリギリ…というかpingや回線状況によってバフの付与タイミングが変わるだけでも影響が出そうだと感じた。

猛者先入れバージョン

またこれはメヌエットの2GCD後に猛者、その後バトボ+フィナーレを入れているがこちらは余裕を持って8GCD入っているのが分かる。

このシナジーの入れ方による違いは猛者が先であれば必ずGCDの6時以降に入れる意識が強いことが原因だと考える。

FF14の基本的なことだが通常1GCD間にGCD硬直をさせずに挟めるのは2アビまでである。
(忍者の忍術や踊り子のステップのように1アビしか挟めないもの、詰めや特殊な回しで発生する3アビは例外として)

さらに詩人は猛者や詩を更新するときGCDの後半で更新するのが基本なのだがバトボ+フィナーレのような2アビを挟み込む際には硬直を恐れてすぐに押してしまう癖があった。

試した感触としてGCD6時を回ったあたりから2アビ挟むことは可能だったが、正直これでもかなりギリギリ(バフ秒数的にも硬直しないという意味でも)だった。

自分は若干pingの高い環境でプレイしているのでかなりplaying with fireなのだが出来るだけ頑張ろうと思う。

またThe Balanceの推奨ではないが2分以降のフィナーレは与ダメ6%upという破格の効果なのでバトボ+フィナーレの順序で入れることでフィナーレと猛者の与ダメupを確実に8GCD目に乗せるほうが良いかと考える。

この辺りは各プレイヤーの環境によるところも大きいと思うので何パターンか試してみて、自分の環境に合った回しで良いと思う。


最後のワンポイント


開幕専用マクロ

このマクロを戦闘開始カウント1.6秒前に押します。
1.6秒前なんか分かんねえよ!という方は5→4→3→2→1→STARTの表示中、2の数字がピタッと停止した瞬間が1.5秒前なのでそこを目印にしてください。

これは小ネタですが踊り子のスタンダードステップも内部的には15.9秒持続しますし、カウント15秒は実質14.9秒からスタートしているので20秒カウントから心の中で19→18→17→16→(ココッ!)という感じで15.1~15.9秒でスタダを仕込むとスキル回しが捗ります。

このマクロによりビックリするほど着弾の遅いハートブレイクショットが通常の3-6-9スキル回しと比べて2.3秒早く始まり、オートアタックが0着弾します。
この状態からカウントダウンが0(START)のタイミングでストームバイトを手動で打って開幕回しの流れに繋げます。
(ただし1GCD目のハートブレイクショット+メヌエットからハートブレイクショットを抜く)

これにより50/50…2分の1の確率で120秒バースト中に4回ハートブレイクショットを打つことが可能になります。

なぜ2分の1の確率かというとバラード中のハートブレイクショットリキャ短縮procが奇数回発生したか偶数回発生したかによってリキャストが変動するからです。

Dawntrail Bard Opener/Cycle Options and Notes

この50/50マクロを使用する場合2回目以降のバーストはこのような形になります。

このとき猛者の直前のハートブレイクショットはほぼ同時にリキャストが上がってチャージ数3になるので溢れないように必ずこのタイミングで入れてください。

またハートブレイクショットのリキャストを見て50/50に敗北しチャージ数が溢れないと分かっている場合は薬+猛者に変更できることを意識しておくといいかも知れません。


おわりに

如何でしたでしょうか。

本noteはThe Balance様及び同Discord上で確認できるドキュメントや投稿を参考に書かせて頂きました。

正直翻訳頼りで不正確な部分、それは違うよ!な部分もあるかも知れないので間違っていたら教えてください。勉強になります。

読んだ上で改めて「面倒」「管理がダルイ」「目が疲れる」と思われた方もいらっしゃるかと思いますし詩人は基本コンボが2種しかない為つまらないジョブと思われがちですが、反面proc管理や詩回し、dot管理など全てが上手くいったときの独特の気持ちよさが面白いジョブです。

またprocやパイオンの影響で常にある程度の調整を考えながらスキル回しをしていくことになるのでハマる人はとことんハマるジョブだと思います。

一応本noteでは基本的なスキル回しやproc管理、リキャ管理はできる前提で書いているため、難しく感じるかも知れませんが少しでも興味を持ってもらえたら幸いです。

特に詩人を触り始めた段階でコンテンツに行くと詩を切らしてしまったり、dotを切らしてしまったり、procの上書きにも気付かないなんて状況になりがちですが継続して遊んでいる内に各種更新タイミングやズレているというのを魂で知覚できるようになると思うので頑張ってください。

自分も今零式はまだ本格的に詰めをやっている訳でもないですし、standardと3-6-9回しのどちらがより最適解なのかは今後もより研究が必要だと思っています。

もちろんコンテンツや目的によって使い分けることも大切ですがスキル回し1つとっても奥が深くて面白いなぁと思います。

機会があれば踊り子や機工士についても何か書ければいいなぁと思いますが、それはまたの機会に。
尤も踊り子はゲージイグイグイグイグイグ(CV.夢野あかり)な現状と着弾オソスギの舞(約3秒)がどうにかなってからですかね。

それでは、また。


参考・画像引用元
The Balance
The Balance-Dawntrail Bard Opener/Cycle Options and Notes
xivanalysis

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