【9】初心者ライターが記事を書く。編集後の記事から学んだこと
こんにちは。望愛です。
私はライターのオバラさんのもとでアシスタントをしており、学びの日々をを送っています。
ライターの素質がないかも。
クリエイティブな才能がほしい。
文章を書くセンスをつけたい。
私と同じように悩んでいる初心者ライターの人がたくさんいるのではないでしょうか。このnoteでは、私が初めて記事を書いて学んだことを記録として残し、今後に繋げていく場にしたいと思います。そして、ライティングスキルを一緒に上げていきましょう。
先日、アシスタントをさせていただいているライターのオバラさんにはじめて初稿(最初の原稿)を作成する機会をいただきました。
自分にできるかなという不安はあったものの、新しい挑戦に気合を入れて取り組みました。しかし、いざ原稿を書いた後にオバラさんフィードバックをもらうと、多くの課題と問題点にぶち当たりました。
構成作りがどんな原稿になるかを決める
記事が完成するまでの簡単な流れを説明すると、まず取材した音源を文字起こしし、その中で記事に使う部分を選出します。そして構成、初稿、編集と段階を踏んで記事をつくります。
初稿を書くときにベースとなるものは、その前段階に行う構成です。構成を決める手順としては、文字起こしをした取材内容から原稿に使う部分を抽出します。そして、抽出した部分をどのような順番で書くかを決め、段落ごとに組み立てます。
1時間の取材は約40000字です。それを4000字程度の記事にするため、ほとんど取材した内容は使わないことになります。ここでいかに4000字の中に伝えたいことを盛り込めるかが重要なのは明白です。
どの部分を使うのかが分からない人はライターの素質がないかも知れません。「ここで素質がないと言われてたまるか」と思い、かなり入念に文字起こしを読み込んで内容理解をしたことによって、使うべき部分をしっかり把握して抽出できたかなと思います。
構成をしっかり決めることで、構成を基準に書いていく初稿がかなり書きやすくなります。構成は原稿作りの命なのです。
初心者が書いた記事の問題点
私がアシスタントを始める以前に文章を書くときに気を付けていたことと言えば、いかに文字数を稼げるかでした(笑)これはライターとしては致命的です。そんな私が書いた初めての原稿には問題がありました。
問題点①:文章が幼稚
記事を書く際、話し言葉を書き言葉に変える必要があります。私は「~っていう」「~とかそういう」などのような口語っぽい表現をしていました。
問題点②:文章が冗長でリズムがない
ひとつひとつの文章が長く、重複した内容が書かれた段落は、何を伝えたいかや、どんな意図があるかが分かりにくくなってしまいます。また、「~しました」「~します」「~していました」などの同じような語尾の連続によってリズムのない文章をリズムある文章にするように、語尾を工夫する必要がありました。
この問題は、初心者ライターがぶつかる最初の壁だそうです。この壁を乗り越えられるように、この問題点を意識しながら文章を書く練習をしていきたいと思います。
記事がいいものに近づくための極意
それは文章を編集できるようになることです。
「編集」とは、集めて編むと書きます。ただ取材した話を構成の通りに段落でまとめ、文章を切り取って繋げて書くだけでは編集とは言えません。
自分の言葉を使いながら文章を編集できる力をつけることが、ライターとして一歩進む方法です。
また、私が実際に書くことで得られた学びから、いい記事が書ける極意をまとめておきます。まずは上記の問題点を解決するのが重要ですが、ポイントを掴むことでより美しい文章に近づくことに気がつきました。
・表現の質を高める
・タイトルや見出しに切れ味を出す
・自分の言葉でオリジナリティを出す
・何度も推敲と修正を重ねる
・勝手に言葉を作らない
・具体例を列挙しすぎて幼稚な文章にならないようにする
・構成を工夫する
次に原稿を書かせていただく機会をもらった際には、上記を意識して書きたいと思います。
学びを次へ繋げる
実際に初稿を書くという経験をし、赤ペンをいれてもらって教えてもらうという貴重な経験とそこから得られた学びは、財産になりました。ライターとして記事を書く上でのノウハウは、たくさん記事を書いて経験を積むことで活かしていけると思います。
これからも経験を積み重ねて、たくさん記事を読んで学んで、いい文章が書けるように努力したいです。
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