謝罪

彼女を見た。ニュースで。

彼女は、明るい性格で社交性があり交友関係が広く、、


夏休み
彼女は団地に住んでて鍵っ子。近所の老人の話の相手になりお菓子や野菜を貰って、にへ〜と笑ってた。お絵かきが上手!誕生日も近いけど行動や所作が上品でお姉さんみたい!

晩秋
小学校6年、彼女の苗字が変わった。もうそろそろ引っ越すらしい。でも学校卒業までいるって!ピアスを開けたいらしいけど、開けるとき痛いらしいから心配。

初夏
中学のとき久しぶりに彼女にあった。長い髪、長袖、少し丸まった顔、なぜだが人になったと思った。微笑み話し出す彼女は囁かれてる噂と違う人だと分かった。分かってた。

珍しい苗字だから、同じ年齢だから彼女だと分かった。彼女は未だ私すら踏み出すことができない道を確固たる意志で踏み出した。


後書
自分自身を納得させるためここに書く。
彼女とはもう会えないでしょう。
その場にすら行けない私が会えることはないでしょう。


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