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[RIZIN]激しさを増すフェザー級トップ層の競争
先日LANDMARK10でケラモフが摩嶋を秒殺TKOで下し王座奪還を高らかに宣言した。
大晦日にはフェザー級タイトルマッチで鈴木千裕とクレベル・コイケが対戦することになっており、フェザー級の王座に相応しい存在が決められることになっている。
ただ、その王者が歴然とした力の差を見せる存在になるかというとそんなことはない。
何故なら上位団体でも通用する実力を持ったファイターがこの階級には存在しているからだ。
それがヴガール・ケラモフであり、
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ラジャブアリ・シェイドゥラエフである。
![](https://assets.st-note.com/img/1731930185-6uSZe4Qky5vsq9OAVNiKUd3c.jpg?width=1200)
KSWから移籍してきたクレベルがRIZINのフェザー級で猛威を振るったように、海外の団体でも十分に戦っていけるファイターがRIZINに参戦することになると、既存の日本MMAファイターはほとんど歯が立たなくなってしまう傾向にある。
そんな中、鈴木千裕が何とか対抗している状況ではあるが、ケラモフとシェイドゥラエフは恐らくUFCでも十分に戦っていけるだけの実力を持ったファイターであると考えられるので、クレベル以上の猛者である可能性が高い。
そうなるとクレベルの時とは比べものにならない勢いでRIZINのフェザー級は蹂躙されていくことになるだろう。
なので大晦日のフェザー級タイトルマッチで頂上決戦を制したとしても、激しい競争が展開される戦国時代は暫く続いていくことが予想される。
鈴木千裕VS.クレベル・コイケの勝者とヴガール・ケラモフVS.ラジャブアリ・シェイドゥラエフの勝者が王座を掛けて戦うようなことがあれば、そこで初めて本当の意味でのRIZINフェザー級王者が誕生することになるのではないかと思う。
その結果、RIZINフェザー級のベルトの価値が高まっていくことになれば、さらなる優秀なファイターを呼び込むことが可能となり、団体の勢いは増していくことになるはずだ。
そうなった時に取り残されていくのは日本人ファイターになってくると思われるので、活躍の場を奪われないためにも日本MMAは海外レベルに慣れる環境を作り出していく必要があるかもしれない。
早い段階でレベルの高いMMAに触れるという世代が増えてくれば、今の日本サッカーのように徐々に世界との差を埋めていくことが出来るようになるのではないかと思う。
日本MMAの未来を切り開くネクストスターたちの活躍に期待と注目が向けられる。