U25・4位に選出された平良達郎
ESPNがMMA部門のランキングで2023年に活躍した25歳以下のファイターTOP25を発表した。
その中で日本の平良達郎が4位に選出され、現段階の成績と合わせて今後の活躍にも大きな期待が寄せられていることが分かった。
平良達郎よりも上のランキングにはUFCの王座を狙える期待の若手が名を連ねている。
1位 エリン・ブランチフィールド(UFC女子フライ級2位・12勝1敗)
2位 ムハンマド・モカエフ(UFC男子フライ級9位・11勝0敗)
3位 マイケル・モラレス (UFCウェルター級・16勝0敗)
UFCの新時代を作っていくような若手スター選手の次に平良達郎が位置付けられたことを考えると、ここまでの活躍が如何に凄いものなのかがよく分かる。
これまで活躍してきた日本人MMAファイターが残してきたUFCでの戦いの記録に新たな1ページを刻んでいく平良達郎はフライ級の舞台で成長を続けて来ている。
次戦でカルロス・ヘルナンデスを倒すことができればUFCで5連勝を記録することになり、そうなればいよいよフライの階級でランクを持つ選手たちと肩を並べ始めることになるだろう。
そして王座を争う戦いはそうなってからが本番となって来るはずだ。
錚々たる強豪が名を連ねるフライ級のランカーたちに加えて、世界から集まってくる新たな有望株のファイターたちが下からひっきりなしに突き上げてくる。
そんな状況の中で追随を許さず、強者を退けていくことができなければ王座を獲得することは出来ない。
平良達郎はそんな高難易度のミッションをUFCという世界最高の団体の中で達成させようとしている。
かつて堀口恭司があと一歩のところまで迫った「UFCのチャンピオン」という日本MMAの夢。
その悲願を果たすことを期待されているU25・4位選出の平良達郎はここからどんな選手へと進化していくのか。
次の戦いで幻想を抱かせるような試合をしたいと息巻く平良達郎が、新たにオクタゴンの中でどんな変化・成長を見せてくれるのか、興味は深まっていくばかり。
12/10、注目の大会となるUFC Fight Night 223を楽しみに待ちたいと思う。
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