オンライン日本語教師が、自分もオンラインで言語を学ぶことの意義
少しお久しぶりになってしまいました。今日は珍しく過去の話ではなく、最近のことを書こうかなと思います。
オンライン日本語教師を7年前に始めたのですが、その1年前に学習者としてオンラインで外国語を習い始めていました。
というか、習い始めた後で「私もやってみたいな~」と思って教える側になったので、まさにオンライン日本語教師を始めるきっかけですね。
最初に習い始めたのはタガログ語で、その後たま~に英語、韓国語、ポルトガル語のレッスンも取っていましたが、現在まで定期的に続けているのはタガログ語のみです。
習い始めたのはフィリピンに住んでいた時で、「フィリピンにいるのになぜオンラインで習うの?」とよく聞かれたものです。
当時日本語学校で働いていたので同僚フィリピン人は日本語がぺらぺらな人がほとんど。タガログ語どころか英語さえも使わずに働ける環境にあったので、自ら追い込まないと身に付かないなあと感じてオンラインレッスンを受けることにしたのです。
レッスンで教えてもらったことや、覚えたことを同僚に披露すると「わあ!」といい反応をしてくれるので、それがうれしくて頑張っていましたね。
その後、レッスンを受けたり受けなかったりしつつ、今日に至ります。
8年前に始めたとはいえ、レッスン回数は142回なので、さぼっていた期間が多いのがよくわかりますね。(笑)
とはいえやはりマンツーマンレッスンだとしゃべる時間が多くなるので、昔に比べてだいぶ自信がついたのは間違いないです。
そしてそれは教える側になってからも非常にメリットがありました。
やはり生徒側になると、「なんかこの教え方やだなあ」とか、「なるほど、この教え方はいいな」というヒントをいただけるので、それを最大限自分の生徒さんに活かすことができます。
教え方だけではなく、レッスン中のリアクション、レッスン後のフィードバックに至るまで「こうしてくれると嬉しい」を体感できるのは大きな魅力だと感じています。
そして最大のメリットは「外国語を身につけるのは大変である」ということを常に感じられること。
教える側だけだと、「何でわからないの」とか「これぐらいはわかるよね」という気持ちになりがちですが(そういう先生をたくさん見てきた(笑))
自分も学習者の立場だと、「むずいよね~。時間かかるよね~でもがんばろ!」と心の底から共感できます。
「外国語を身につけるのは大変だけど、やっぱり楽しい!」と思いながら学んでいるので、生徒さんにもそのように感じてもらえるようなレッスンをこれからも提供していきたいと思っています。
ここまで読んでくださってありがとうございました^^