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さて...どうしよか...

※今年に入ってから
息子の調子が再び不安定。

こんなの何回もあった
そのうち落ち着くだろう。

そう思っていたのは1月半ば。
そんな時の1日は何と長いものか。

いつも服用する薬に加えて
頓服を飲む日も多くなり
なかなか落ち着かない。

仕事のハードさも増していき
四六時中スマホが雄叫びを上げる。
息子との時間を確保したい時でも
ひっきりなしに入る緊急事態の連絡に
頭を無理矢理仕事モードに切り替える。

切り替えるのは苦手だ。
どこに向かっているのか分からなくなり
気付けば泣いてばかり。

助けて助けて助けて!!

心の中でずっと叫んでいだ言葉
血を流しながら

結局私は4月末で職場を退職。
次の職場は決めぬまま。

逃げた。
逃げるが勝ちの言葉通り
逃げるしかないと思って
職場を去った。

何十年ぶりかに時間を決めずに
ゆっくり目覚め
食パンの上にたっぷりのチーズを乗せて焼き
牛乳を沸騰させてコーヒーをちょっと混ぜ
ヨーグルトとバナナの特別モーニングを食す。

鎧を着なくていい
戦闘体制にならなくていい

なんと心地の良い朝だろう。

起きてきた息子の顔もちゃんと見れる。
何気ない会話で笑って
どこに出かけようかと2人で考え

お昼ご飯も時間をかけて作る。
時には外食だってする。
心がなんと軽いことか。


調子が今ひとつの息子と向き合うのだって
結構労力がいる。
そんな事を退職してから改めて
気付かされた。

逃げるが勝ちは本当だ。
長い人生、逃げなきゃならん時はある。
私にはそれが今だった。

少しずつ息子の調子も上向きとなり
色んなところに2人で行った。
寺院巡りが1番多い。

旅行や遠出が無理な分
日帰りで行ける寺院に行きまくった。

もうひとつ
家の中の掃除に明け暮れた。
押入れの中もひっくり返して整理して。
お陰でピッカピカ。
さて次は...

退職後の手続きをするうちに
次の職場を探さねばとふと思う。

求人サイトにも登録したし
知人にも声をかけたし
何とかなるだろう。
そう思ったものの...

ひとつめの面接は
2週間待たされた挙げ句不採用。

ふたつめは...
面接どころか「人数は十分足りてます」と
断られ...

年齢55歳。

立ちはだかる大きな壁。
今頃痛感するとは遅過ぎか。

さて...どうしよか...

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