
独身叔父と同居介護③大きな病院へ
○叔父大きな病院へ(痔瘻)
先日肛門科で大きな病院を紹介され、やっと予約日と時間が決まり診察して頂けることになりました。
その時は手術で治るという希望を抱いて病院に行きました。
紹介初診なので、何時間も待ちました。叔父は珍しく文句を言わずに大人しく待っていました。
担当の先生は優しい先生でした。MRIをして詳しくお尻を診ていただきました。お尻の中はアリの巣状態で、膿の出口が複雑化しており、もう手術が出来ないし手遅れでした。先生は、
「半年くらい薬を飲んで様子をみましょう」
とおっしゃいました。
看護師さんが、私がガーゼを沢山貼っているのを見て
「大変だよね!紙パンツが楽だよ!」と
教えてくださいました。目から鱗でした!
帰りにドラッグストアに寄りましたが、叔父の履けるサイズは無く…Amazonで4Lサイズを見つけた時には小躍りしました。しかし値段が高い!
そして最初にも書きましたが、定期的に品切れになるので、毎回定期購入品が届くのかヒヤヒヤものです。
それでも、この紙パンツという存在は私にとって神アイテムとなりました。
これまでトイレの度に貼り替えていたガーゼが不要になり、お風呂の時に一回だけ紙パンツを履き替えれば良いのです。(尿漏、便漏はないので)
しかしトランクスと違い、足を入れるところがクシュクシュしていて、1人で履けないのです。足を片方ずつ通してあげなければいけません。
なので、お風呂に入る時には紙パンツを脱がせてあげ、BOSSの消臭袋(これもすごく優秀)に入れ、新聞紙に包んで捨てます。(ちなみにお風呂の暖房もつけ、タオルや着替えの準備もしてあげています)
お風呂から出たら呼ばれるので、紙パンツを片方ずつ足を通して履かせ、靴下も自分で履けないので履かせます。まるで、お母さんのようです。
「私はお前の母さんじゃねーんだよ!」
と、真っ黒の心の私が思います。
いつまでこんな生活が続くのか、ふと思う時があります。まだ今は自分で出来る事の方が多いですが、お風呂に入れなくなったら?自分でコンビニに食事を買いに行けなくなったら?あの偏食のご飯どうする?などと考え出したら止まらなくなります。
4Lの人です。介護も大変だと思います。
その事ばかりグルグルと頭を巡ります。
④に続きます。