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心が弾んだ日

先日、応援しているお笑い芸人さんのトークライブに1人で行ってきました。
配信で観るという選択肢もあったのですが、仕事帰りでも行けそう…!となり、チケット枚数残りわずかという文字に背中押されて勢いで購入しました。

今までの私では考えられない行動です。

変な人に遭遇するかも、すれ違い様に刺されるかも、誘拐されるかも、などと恐ろしい妄想ばかりして、極力家に居ることを選択してきました。
とにかくすれ違う人達全員に恐怖を抱いていたのです。

今回も、多少はハラハラしていましたが、余計なことを考えすぎず、純粋にその場を楽しむことができました。

「お腹が空いたから、どこかにお店入りたいなぁ」と自然に思えたことがかなり自分の中で衝撃でした。

今までは、1人で来店している人が多いところや作業をしながら食事をしている人が多いところにしか行く勇気が出ませんでした。
周りに溶け込める雰囲気でないと、自分の時間に集中できず、あの人怖そうだな、なんか怒ってるのかな、居心地悪いな、と次々と負の感情に満たされて、しんどかったからです。

店舗に配属されてすぐのとき、当時の上司からオドオドしている、とよく言われていました。
「お前、1人で行動できんやろ。1人でカフェでも行ってみなさい。」と助言されたこともあったのですが、余計なお世話だなとしか感じられず、そんな恐ろしいことできるはずがないと決めつけていました。

トークライブの日は、開演まで40分程しか時間がなく、素早くご飯を提供してくれるところに入るしかなかったというのもあり、吉野家に入りましたが、時間があったらどこにでも入れそうな勢いでした。
(吉野家もお店に入って1人で食べることはしたことなかったので、自分の中では凄いことなのですが笑)
 
ライブ会場で、1人で待機していても何とも思わず、ただただ楽しみという感情しか流れ込んでいませんでした。

周りの人にエネルギーを吸収される感覚が薄れたという事実が、これからの経験値に影響していくのかなと感じています。

それくらい私の中では嬉しい夜でした。

ちなみに、トークライブもとても楽しい時間でした。

トークライブするの初めてでグダグダになってごめんね、と言っていましたが、満席のお客さんの前で話すことができるだけでもとんでもない才能ですし、結局何が言いたかったの?となりがちな質問返答コーナーでも、笑いを交えつつ意見を述べている姿はかっこよすぎました。
これをしていきたいという目標を見据え、揺るぎない価値観があるからこそできることだと思います。

私もそんなおふたりみたいに、強くて芯のある女性になりたいと心から思えました。




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