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子供のころのいじめ体験記 せいちゃん編 9話 嘘


10話につづく
次回、最終回です

この出来事はいじめには当てはまらないと思いますけど、4年生の時の一番のつらい思い出ですのでここに描いておきます。
自分が悪いことをしてしまうというのは、
罪悪感で自分を責めてしまうので、被害者になるより辛いです。

この時、どう行動すれば私は嘘をつかずに済んだのか
今考えても答えが出ません。

先生に相談しても、熱血漢の先生はせいちゃんに詰め寄りそうだし
そうしたら想像通りの展開になったでしょう。
笹田さんに事情を説明したとしても、信じてもらえない可能性が高いです。
せいちゃんのお母さんみたいな大人がいるって、常識的な人には信じられないでしょう。
私の親はこういう時頼りにならないので、相談相手になりません。

もしも子供が嘘を言ったら、このように深い事情があるかもしれませんので、じっくり話を聞いてあげてほしいと思います。

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