新作公開しました
こんにちは。架空書店「鹿書房」店主、伍月鹿です
新作のプロットやアイディアをまとめて、わくわくしています
題材とするものや決めた展開は完全に私の好みや書きたいものなので、書き始める前からこの話はウケないだろうなあと思っています(笑)
でも、書きたいから書きます。自分のこういうところが嫌いではありません
本日は新作短編のお知らせです
創作BL「ホテル『パラダイス』」を公開しました
年齢制限があります。ご了承くださいませ
何もない住宅地に建つ唯一の老舗ラブホテル「パラダイス」で逢瀬を重ねる若い二人が、何も生み出さない話です
各キャプションにも書いてますが、台詞や濡れ場はAIに協力していただきました
ある程度書いたらAIくんに学習させ、それっぽく続きや台詞を書いてもらって、それを修正してつなげていく……という方法で文章を作っています
勿論、作品の主題や文体は私自身のものなので、文章が劇的に改善するということは全くありませんが、まったくありませんが(大事なことry)
次にどんな行動を取るか考えてもらえるのは単純に助かります
「下世話な話」というのは、私が時折触れている話題のひとつ
要は他人の趣味趣向、各個人の生き方や考え方、人類の歴史などに対して個人的な意見を綴っていますということです
世間一般の生き方をステレオタイプと一蹴するのは簡単なのですが、ステレオタイプの生き方にだってそれぞれ個性があって、普通の枠組みに本当に収まることは少ないと承知しております
なので、そんな「普通」を否定したりバカにしているわけではないのですが、物語を読む上では無意識に登場人物には「普通」を当てはめていることってありませんか
それで裏切られるのもまた楽しさではありますが、自分だけが特別だと奢って相手の特殊さを求めない思考は、私個人としては非常に傲慢だなと思います
小説を読んでいたとき、そんな自分の傲慢さに気づいて、ぐっちゃぐちゃに悩んで苦しんで後悔した経験があります
故に、誰かの傲慢さに刺さる文章を自分でも書きたい願望がこういう変な話を私に書かせるのです
特に気に入っているのが下記のようなシーン
流行りの小説を書く、書かない議論を時折見かけます
勿論ランキングに載ってアクセス数を稼いで有名になって書籍化して……というものを目指している方にとって、わかりやすい門扉が開かれているのにくぐらない理由はないと思います
でも、流行りのテレビ番組やご近所さんのと与太話に興味がない自分に、執筆する小説だけは流行りに乗れるとは思えません
それならたまたま世間から見たら偏っていることをそのまま出した方が、自分らしいんじゃないかなあと最近は思います
しかし、こういう話、分類には非常に悩みます
純文学や官能小説に近いのかもしれませんが、純粋に房事を書いたものではないし、ファンタジーではあるけどファンタジータグをお借りするほど大胆にはなれないので……
よくわからない変な話にも目を通してくださる方々に感謝の気持ちは忘れずに、新作執筆に入りたいと思います