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映画「F1」

こんにちは、架空書店「鹿書房」店主、伍月鹿です
7月になり暑い日も増えていますが、いまのところ快適な夜も多くて助かっております。なんなら窓を開けていると寒い夜もあるのが北海道
夏が涼しくなければ北海道の良さなんてない、というのは言い過ぎですが、本格的な暑さへのウォーミングアップを頑張っているこの頃です


先日、以前から注目していた映画の予告が公開されました

ブラッド・ピットが実際のF1コースで撮影を行っていることで話題となっていた作品の公開日とタイトルが発表されました
題して「F1
架空のチームを舞台に、ブラッド演じる引退したベテランレーサーが、若手敏腕レーサーを指導するためにF1界に戻る物語となるようです
予告から感じられるレースの臨場感や本格的な映像、また実際にFormula 1オフィシャルが撮影に協力していることで生み出している説得力がたまりません
IMAXでの上映もあるようなので、音やスピード感も楽しめるのではないかといまからわくわくしております

F1は子供の頃に両親がレースを見ていた影響で、何も知識がない方に比べるとちょっとだけわかる程度に触れたことがあります
リアルタイムで観ていたのはシューマッハ・フェラーリ黄金期だったと思います
ベテランレーサーを、突如登場したセバスチャン・ベッテルがあっという間に追い抜かしていた頃を境に見られる環境がなくなってしまい、なかなか情報を追えていないうちにF1もいろいろ進化を遂げていたと知りました

わたしが子供ながらにF1に興味を持ち、選手の名前などを鮮明に記憶しているのには、明確なわけがあります
当時、両親の愛読書だった漫画がこちら

作者の村山文夫さんはいまでもF1速報サイトで連載イラストを描かれているようですね
コミカルな絵柄で選手の特徴を掴み、試合の結果や人間関係を面白おかしく紹介した4コマ漫画です
はじめは漫画として楽しんでいたわたしも、次第に両親とともにレースを見るようになり、見ているうちに展開やレースの面白さを知り、試合結果に注目するようになっていきました

ところで、周りの同級生が急にあれこれ興味を持ちだし、洋楽を聞いたり、好きなものを見つけて趣味を持ち出したりする時期ってありますよね
わたしは、そういうときに急にマニアックなことに詳しいんだぜと言い出す同級生を冷ややかな目線でみていた嫌な子供でした
上記のように、漫画や音楽、レースやゲームなど、サブカルに強いオタク家系で育った賜物です
ただ、わたしにとってサブカル趣味は息を吸うように摂取していたもののひとつだったので、詳しいです!と胸をはれるレベルじゃない
だから自分の多くの趣味は「親の影響だから」と自分の中で秘めているのが習慣となっています
でも、実はちょっとつつかれるといろいろ飛び出すんです、わたし(笑)

SNS時代になり、多くの方がひとり、または周りの人間とだけ楽しむものだった趣味は、世界中の人と共有できるようになりましたね
わたしもいくつかの趣味を曝け出し、そこで得た仲間とのつながりを楽しんでいる方ですが、その中でも非常にマニアックな部分を今回つつかれたな、という気分です

だってまさか、わたしが世界で一番好きな俳優が、わたしの触れてきた世界と重なり合うとは思わないじゃないですか
わたしは自分の人生において、ミラクルがいろいろ起こってきたと思っておりますが、今回のミラクルは一体何十年ごしの伏線回収なのかという
連載小説や漫画だと読者にとっくに忘れられているタイプの伏線ですね

ちなみに、本当に詳しくはないので偉そうなことは言えませんし、映画の内容を解説できるほどの知識もないので、そういったnoteはもっとお詳しい方にお任せします。なんなら読みたい。ください


いい機会なので、自分の知識のアップデート目的で、ここのところは公式のハイライトや速報などに目を通しております。わたしが知ってる選手の(多くは息子の)名前も選手一覧にあって驚きました。アロンソまだ走ってるのすごすぎませんか
昔は衛星放送に加入していなければレースを見ることはできませんでしたが、いまはいろいろ方法もあるようですね。実際のレースはやっぱり有料サイトでしたが、YouTubeで関連動画もいろいろあってありがたい。ネットフリックスにも公式映像があったので、映画までに予習が捗りそうです
モナコは一度行ってみたい場所ですよねえ。他のサーキットと比べると本当に狭くて、よく曲がれるなと改めて思いました
当時は曖昧に見ていたルールなども解説を読んで納得したり、タイヤやカートの性能を比べたり、日本人のさがで角田選手が推しになったり

しかし、ここまでブラッド・ピットのピの字の話もしていませんが、わたしはブラッドが出ている映画ならテーマに一ミリの興味がなくても見るという半生を歩んできています(奇跡的に興味のあるテーマのことも多いのは運命だと思っています)(大真面目)
ブラッド自身が映画好きなのを知っているので、そんな彼が選んだ脚本や監督に絶大な信頼をよせています
彼の演技や声、仕草やカメラの前のふるまい、役によって変化する歩き方などが好きです。自分が客寄せパンダになるのも承知で小さな役や汚れ役を引き受ける姿にほれぼれとします
つまり、スクリーンの中で彼と会えれば満足なので、彼にまつわる現実世界の話はさほど興味がありません
でも、映画ニュースってなんかやたら、現実世界の話しますよね……だから映画ニュース苦手……
最近はカスタマイズ広告などのおかげで最新ニュースが自然と目に飛び込んでくる仕組みがあって助かってます。いつも偶然知ります。でもそんなにタイムラグがないのすごいと思います(運命だと思って以下略)

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