(番外編)一発合格!基本情報技術者試験
昨日2024年8月5日に基本情報技術者試験を受けてきました。
結果は科目Aが630点、科目Bが655点ということで、IT初心者の私が約2ヶ月の勉強で一発合格できました👏
両科目600点以上合格ということで、ギリギリなので自慢も何もないですが、初心者として勉強する過程でネットでの合格者の皆様の書かれている勉強方法を参考にしながら合格できたので、恩返しではないですが私もどなたかのご参考になればと思い合格までの過程を残しておきます。
基本ランニング関連の記事を書いてますが、今回は番外編ということで。。
1.試験を受ける動機、私のステータス
まず試験を受けることになった動機です。
会社でDX資格を取ることが推奨されていて、去年度からDX関連の勉強を始めました。
私の基本情報技術者試験を受ける前のステータスは以下のとおりです。
・金融機関勤務
・ランニングが趣味でほぼ毎日走る
・妻、子供1人の3人家族
・仕事は営業なのでIT経験は一切無し
・理系(なんちゃって数学科)
・2023年8月、ITパスポート合格
・2023年9月、G検定合格
去年2つIT資格を取得して以降は今まで通り一切ITには触れていません。
去年度上記2つの資格を推奨されていたので、2つとも取得し次のレベルに進めたので、今年度は営業系のDX人材やサイバーセキュリティ系のDX人材など、色々コースは選べたのですが、今までの営業関連の知識を付けても知識の拡大、進路の拡大に繋がらないかと考え、今回サイバーセキュリティにチャレンジすることにしました。
そのコースでは基本情報技術者試験か応用情報技術者試験のいずれか一つ、またAWSかGoogleクラウドかMicrosoft Azureのいずれか一つ、を取得するということで、基本情報技術者試験とAWSを取得することに決めて、まずは6月から基本情報技術者試験の勉強を始めました。
2.試験までの勉強スケジュール
基本的な1日の勉強時間は以下のとおりです。
【平日】
朝4時半起床から40-50分(その後7時までランニング)
昼休み40-50分(会社で昼ごはんを急いで食べて勉強)
夜60分(子供の公文を見ながら)
【休日】
朝4時起床から30-40分(その後120-180分ランニング)
日中時間を捻出して60-120分(試験2週間前からの土日はそれぞれ5-6時間ほど)
平日在宅勤務の日にあまりにも暇な日は1-2時間勉強してました(ごめんなさい)
休日は子供の習い事や学校行事が盛りだくさんであまり集中して勉強できませんでしたが、少しでもということで無理矢理時間を捻出してました。
尚、ネットの合格者体験記には◯◯時間勉強必要とか参考の時間が書いてありますが、勉強時間は人それぞれだと思っていて、基本情報技術者試験は3日前まで試験日程を変更できるので、間に合わなそうだったらズラせば良いと思っていたので、総勉強時間は特段意識しなかったです。
これはどの資格でもそうですし、そもそも勉強した時間など日によって違い、いちいち測っておらず、理解が深まって「いける!」と思ったタイミングで受けるので、意識しなくていいと思います。
科目Aと科目Bの勉強スケジュールはざっくり以下の感じです。
6月3日勉強スタート!
6/3-6/28 科目A参考書1周目
6/29-7/14科目A参考書2周目
→とにかく初心者なのでじっくり時間をかけました。途中コロナにかかったりしたので、勉強3日間ほどできなかった時期もあります。。
参考書は以下。A科目を勉強する初心者にはおすすめできます。大体のパートは初心者でも分かるくらい解説が丁寧にされています。
令和06年 イメージ&クレバー方式でよくわかる かやのき先生の基本情報技術者教室
7/15-7/21 科目B参考書1周目
7/22-7/28 科目B参考書2周目
※7/16-18は旅行で無勉強
→科目Bはtheプログラミングです。上記のA科目の参考書にも科目Bの問題が載ってますがそれだけでは太刀打ちできません。
以下参考書が超オススメです。
初心者の私でもスムーズに勉強できました。解き方が丁寧に説明されていて、このメソッドに従えば初心者でも解けるようになります。
情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]第4版
1点だけこの参考書での注意点がありまして、参考書内の問題の問題文に載っているプログラミングには行番号が付記されていますが、本番の問題に載っているプログラミングには行番号は付記されていません。
この参考書に付録でサンプル問題が付いていますので、このサンプル問題には行番号が付記されておらず、本番と同じ書き方の問題文になっていますので、そちらで慣れておくことをお勧めします。
そしていよいよテーパーリング期(ランニングと重ねてしまう)
7/29-31 科目A過去問
→ITパスポートの時もありましたが、基本情報技術者試験にも過去問道場があります。
過去5年分くらいにソートして、400問ほど解きました。(正解率73%くらい)
科目Aの参考書に載ってない内容もあるので分からなかった問題の解説はしっかり読み込みました。とにかく解説も充実しているので無料ですし試験前の対策としてオススメです。
8/1-2 科目B 参考書問題だけ解き直し
8/3 科目B 参考書のサンプル問題
8/4 科目A 過去問道場
科目Bの参考書付録のサンプル問題(内容は一部オリジナル問題を除きほぼ過去問)は本番に近い内容ということで、直前に解きました。
本番20問中4問がセキュリティ関連問題ですが、セキュリティ問題もたくさんありました。
本番同じ問題が1問だけ出たので、解いておいて良かったです。
科目Bは現在の受験形態になって歴史が短いらしく、過去問が少ないのでこの参考書の問題量はなかなかの充実度だと思います。
前日は何の勉強をすべきか悩みましたが、科目Aが暗記系、科目Bは解答テクニック、なので、暗記系をおさらいしておいた方が記憶に残るだろうということで、科目Aの過去問道場の勉強としました。
前日はマラソン本番と同じ勝負飯として、CoCo壱でカレーを食べました笑
ご飯700gにしたらデカ皿で出てきて圧倒されましたが普通に食べ切れました笑
結果的に試験中空腹を感じることが無かったのでたくさん食べて良かったです。
前夜は21時半に就寝し6時半まで寝ました。
当日の朝マラソン本番と同じく体を起こす目的とトイレ対策として15分ほどランニングしましたが、トイレ対策という意味ではあまり意味なかったです笑
3.試験本番
まず試験会場は冷房ガンガンなのでこの点の対策には気をつけましょう。
私はパーカーを持っていき大正解でした。
また科目Bはメモをたくさん使うため、AとBの休憩の時に試験官に多めに紙をもらっておきましょう。私はA4を5枚もらいたまたまピッタリ5枚両面を使い切りました。
5枚しかなかったので少し詰めて書いたりしたので、もう少し多めに貰っても良いかと思います。
【科目A】
見たことない問題もたくさん出てきますが、半分は見たことある問題でした。
過去問を解いていると良く出てくる問題が分かるので、そこを参考書でも読み直しておいたので、その問題を取れたのは大きかったです。
計算問題は少しでしたがとても簡単でした。
2進数や10進数の変換問題は比較的得意だったのですが、ほぼ出なかったです笑
90分の試験時間中30分を残して全問解きおわり、頭から見直してる途中で寒さでトイレに行きたくなり終了にしました。
【科目B】
AとBの間の休憩時間はこまめに2回トイレに行っておきました。
メモ用紙を多めにもらいいざ開始。
まずは17問目から20問目のセキュリティ問題から解きました。
試験時間は100分で全20問ですが、プログラミング系の問題は1問5分で解くのはなかなか至難の技です。セキュリティ系は比較的簡単なのでまずこの4問を12分くらいで終わらせました。
そして1問目のプログラミングへ。
当然初見の問題なので少しテンパりました。1問目でこんなに手こずってたらダメだ、と思いましたが、冷静に見てみるとその問題も簡単に解けそうな内容でした。
16問のプログラミング系問題のうち本当に難しくて解けたとしても時間がかかりそうだ、と思ったのは2問だけでした。
ぱっと見で解けそうな問題から解いていきました。
順調に解いていましたが残り5分で2問残しになってしまいました。(えっと100分ってこんなに短かったでしたっけ。。)
もはやトレースしながら解く時間は無かったので、頭の中で2問無理矢理解きました。
そして試験終了。
AもBも終わったところで、画面に点数が出ます。
科目A 630点
科目B 655点
あぶねー!けど合格!
4.最後に
帰りながらネットで見て知りましたが、大体25%前後の合格率らしく、我ながら初心者でよく合格できたなー、と素直に嬉しい気持ちになりました。
個人的に感じた難易度としては、ITパスポートやG検定よりも勉強時間もかかり、難しかった印象です。
※個人的に感じた難易度:10段階
ITパスポート 3/10
G検定 4/10
基本情報技術者 6/10
今回何となく勉強を始めましたが、これからITの時代が加速していくにあたり、知っておいた方が良い内容もたくさんありました。
これからはAWSにチャレンジしていきます!
今まで営業一筋でしたが、進路の幅を広げておくことも大事だと最近は考えるようになりました。
良い資格があれば積極的に取って行こうかと思います。
以上、これから基本情報技術者試験を受験されるどなたかの参考になれば幸いです。