見出し画像

ビットコインの利確 エルサルバドルでドルに現金化する方法

ビットコインで含み益が出ても現金化する際に多額の税金がかかります。日本では仮想通貨の利益は雑所得に区分され、給与所得などと合算して累進課税で5%〜45%の所得税がかかります。国民健康保険に入っていたらそちらにも影響が出ますね。
ビットコインが法定通貨になっているエルサルバドルはどうなのでしょうか。知人がビットコインを現金化したのを取材させてもらえたので実際の流れ、税金がどうなるのか、そちらを記事にしたいと思います。


エルサルで換金しても日本に現住所がある人は日本の税制が適用

 エルサルバドルにはビットコイン専用のATMがあり、簡単にドルで引き出すことができます。この後、現金化の流れを書いていきますが日本に住所がある方はエルサルで現金化しても日本の税制が適用されます。海外が居住地であれば居住地の国の税制が適用されます。本人名義でビットコイン口座へのやりとりは利益が確定し所得が生まれているわけではないので課税の対象外だと解釈できます。

海外居住でエルサルバドルの税制が適応される場合

なおエルサルバドルは2024年3月12日に海外からの資本に対する所得税を30%から0%に引き下げることを決定しました。ビットコインを海外からの資本と解釈すると日本の膨大な税金よりかなり安くなりますね。

https://es.cointelegraph.com/news/el-salvador-drops-income-tax-foreign-investments-remittances

現金化の流れ

ここから先は

3,355字 / 19画像

¥ 300

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?